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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ソニー、無線LAN搭載でYouTube再生も可能な新型ウォークマン

ウォークマン Xシリーズ。ブラックとレッドの2色を用意
 ソニーは、IEEE 802.11b/gの無線LAN機能を備え、インターネット接続が可能な「ウォークマン Xシリーズ」を4月25日に発売する。オープンプライスで、店頭予想価格は32GBモデル「NW-X1060」が5万円前後、16GBモデル「NW-X1050」が4万円前後の見込み。

 「ウォークマン Xシリーズ」は、WQVGA(432×240ドット)表示が可能な3.0型ワイド有機ELディスプレイを搭載。タッチ操作に対応し、アルバムのジャケット写真をスクロールできる「アルバムスクロール」などの機能が利用できる。

 ネットワーク機能では、ACCESS社製のWebブラウザ「NetFront Browser for Walkman」を搭載し、無線LANを経由してWebサイトの閲覧が可能。Webブラウザ上でのFlashコンテンツや動画の再生には非対応だが、「YouTube」コンテンツをストリーミング再生できるクライアントを備えた。

 YouTubeクライアントでは、キーワード検索や関連動画の表示に対応。また、ウォークマンで再生する楽曲の曲名やアーティスト名に関連するYouTubeコンテンツを表示する「おまかせリンク」機能を備えた。加えて、マイクロソフトの検索サービス「Live Search」を使った関連コンテンツへのリンクも用意する。

 また、PCレスでPodcastコンテンツをダウンロードできる。本体単体でPodcast番組の購読・消去操作が可能なほか、J-WAVEやKISS-FM、TOKYO-FMなどを登録した「ポッドキャストリンク集」も収録する。

 無線LANセキュリティは、WEPとWPA/WPA2をサポート。また、WPSによる無線LAN設定にも対応する。なお、本製品が公式サポートする公衆無線LANサービスは、「BBモバイルポイント」と「フレッツ・スポット」になる。


タッチ操作に対応 動画の見たいシーンを探せる「シーンスクロール」モードなどを用意

 音質面では、ソニーのAVアンプやホームシアター関連製品に搭載するフルデジタルアンプ「S-Master」を搭載。また、デジタルノイズキャンセリング機能や高音域補完技術「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」なども備えた。また、大口経13.5mmのドライバユニットを採用した密閉型ヘッドフォンも付属する。

 ワンセグTVチューナーやFMラジオチューナーを装備。加えて、ソニーのBlu-ray Discレコーダに保存した番組を転送できる「おでかけ転送」にも対応する。このほか、著作権保護されていない音楽や動画、写真コンテンツを、ドラッグ&ドロップ操作で本製品に登録できる。

 再生可能なフォーマットは、音声がMP3/WMA/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/リニアPCM/AAC/HE-AACで、映像がH.264/MPEG-4/WMV、写真がJPEG。ただし、著作権保護されたWMAやAAC、WMVの再生には対応しない。

 本体サイズは約52.5×10.5×97.4mm(幅×奥行×高、最大外寸)で、重量は約98g。対応OSはWindows Vista SP1以降/XP SP2以降で、音楽管理ソフト「Sonic Stage V」などが同梱する。なお、電源はリチウムイオン充電池を再生し、連続動作時間は音楽再生時が最大33時間、動画が最大9時間、ワンセグが最大4.5時間、無線LANが最大5.5時間になる。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200904/09-0414/
  ウォークマン製品情報ページ
  http://www.sony.jp/walkman/

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(村松健至)
2009/04/14 12:57


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