アッカ・ネットワークスは、従来と比較してセッションタイマ値を延長したADSLモデム用のファームウェアを公開した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
公開されたファームウェアのバージョンはR2.10.b11a1。以前のバージョンであるR2.10.b11との違いはセッションタイマ値のみで、この値が5分から2時間に変更されている。
セッションタイマとは、特定のポートに一定時間データが流れないと自動的にセッションを切断する機能。以前のファームウェアではこの値が5分に設定されていたため、たとえばチャットソフトでログインした後、5分以上メッセージのやりとりを行なわないとセッションが切断されてしまい、再度ログインを要求される場合があった。
□8Mサービス用Fujitsu製ルータタイプモデム新ファームウェア(R2.10.b11)リリースのお知らせ(アッカ)
http://www.acca.ne.jp/support/user_support/20020227.html
□関連記事「アッカ、8M対応ADSLモデムのハングアップを解消したファームウェア」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/02/28/acca.htm
□関連記事「アッカ、8M対応ADSLモデムの不具合について報告」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/02/14/accafj.htm
□アッカ・ネットワークス
http://www.acca.ne.jp/
(笠井 康伸)
2002/04/05 11:50
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