プラネックスコミュニケーションズは、BRL-04FAの新ファームウェアをWebサイトで無償公開した。Universal Plug and Play(UPnP)に対応し、ステートフル・パケットインスペクション型のファイアウォール機能を搭載して高機能化した。
新しいファームウェアのバージョンは「Ver.3.04 22 20020524」で、UPnPへの対応、ステートフル・パケットインスペクション型のファイアウォール機能の搭載、複数グローバルIP接続、Windows Messengerによるビデオチャット、音声チャットへの対応、VPNパススルー対応などの機能が追加された。
不具合の修正では、PPPoE接続時のWANからLANへパケットのMSS値の変換が正しく行なわれないこと、WAN側ポートを10BASE-Tで接続したときにハングアップや転送速度が低下すること、ローカルサーバー機能の設定によっては正常にパケットが転送されなかったこと、IPフラグメントパケット受信時にパケットを破棄していたことなどを修正している。
なお、新ファームウェアの高機能化にともない、具体的な数値は明らかにされていないが、実効スループットが低下してしまっているという。
□BRL-04FA ファームウェアダウンロード
http://www.planex.co.jp/brl-01/download.htm#brl014fa
□関連記事:プラネックス、BRL-04FAの動作を安定させるファームウェア
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/02/22/planex.htm
□関連記事:プラネックス、コンシューマ製品では最速となる低価格ルータ「BRL-04FA」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/12/20/planex.htm
□プラネックス
http://www.planex.co.jp/
(正田拓也)
2002/05/24 19:29
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