NTT-MEは、同社が運営する無線LANサービス「ネオモバイル」について、無線LANの国際ローミング規格である「Wi-Fi ZONE」に世界で初めて参加したと発表した。
Wi-Fi ZONEは、Wi-Fi Alliance(旧WECA、Wireless Ethernet Compatibility Alliance)が策定した公衆無線LANサービスの通信方式や品質などに関する国際標準規格。NTT-MEでは、プロバイダーに依存せず利用できるというネオモバイルのコンセプトと、Wi-Fi ZONEが目的とする無線機器間の相互接続性、アクセスポイントのローミングに関する標準規定という方向性が合致したため、Wi-Fi Allianceに参加したとしている。同時にこの規格に準拠したネットワークを構築、世界で初めてWi-Fi ZONEに参加したという。
ネオモバイルでは、現在設置しているアクセスポイント41カ所にWi-Fi ZONEのロゴを用意、Wi-Fi ZONEの認知を広く高めていく。また、公衆無線LANサービス事業者同士や国際間での無線LANローミングの実現を推進するとしている。
□ニュースリリース
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2002/nws021008.htm
□関連記事:NTT-MEなど18社、利用ISPを限定しない無線LANサービス
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/07/01/nttme.htm
□関連記事:WECA、IEEE 802.11aのWi-Fi認定について説明
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/07/04/weca.htm
□NTT-ME
http://www.ntt-me.co.jp/
(甲斐祐樹)
2002/10/08 18:18
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