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【2006 International CES】
東芝、イーサネット対応のHD DVDプレーヤーやgigashot新モデルを発表

gigashot新モデルを手にするToshiba America Consumer Products, LLCのYoshi Uchiyama氏(左)とDigital AV Group VP, MarketingのJodi Sally氏
 東芝は4日(米国時間)、2006 International CESのプレスカンファレンスにおいて、北米市場での新製品投入スケジュールを発表した。イーサネットを標準搭載したHD DVDプレーヤー2機種を3月に発売するほか、gigashotの新モデル2機種を2006年2月に発売する。

 HD DVDプレーヤーは、799.99ドルの「HD-XA1」に加え、499.99ドルの低価格モデル「HD-A1」の2機種を発表。詳細な仕様についてはプレスカンファレンスでは明らかにされなかったものの、基本的な機能面はほぼ共通しており、HD DVD/DVD/CDの再生、HDMI出力、720p/1080i映像出力、DVDの720p/1080iアップコンバート出力機能などを搭載する。

 イーサネットも1ポートを標準搭載し、インターネットを利用したコンテンツのインタラクティブ機能などが利用できる。このほかHD DVD関連では、HD DVDドライブ搭載のHD表示対応ノートPC「Qosmio」も披露された。

 gigashotは、HDD内蔵型のデジタルビデオカメラで、すでに4GB容量の0.85型HDDを搭載した「gigashot V10」が日本でも発売されている。今回発表された製品は1.8型のHDDを採用した新モデルで、容量も30GBの「GSC-R30」、60GBの「GSC-R60」と大幅に拡張された。価格はGSC-R30が799ドル、GSC-R60が999ドル。

 HDD容量以外の仕様はほぼ同一で、2メガピクセルのCCDを搭載し、MPEG-2で動画を記録する。ビットレートが最高画質の9.6Mbpsの場合、GSC-R30が6.8時間、GSC-R60が13.6時間まで撮影可能。2Mbpsの低ビットレートモードであれば、GSC-R30で27.7時間、GSC-R60で55.4時間まで撮影できる。1,600×1,200ピクセルの静止画撮影機能もサポートする。

 東芝が「gigastyle」と呼ぶ同社製品との連携もgigashotの特徴の1つ。DVDレコーダとネットワークやAVケーブル経由と連動し、gigashotで撮影した動画をレコーダに転送できる。また、USB 2.0経由でPCへも動画を転送でき、撮影した動画をPCやレコーダ経由でDVDに書き出せる。


HD-XA1(左)とHD-A1(右) HD-XA1の本体背面。HD-A1はモックアップ展示のみ

HD DVDドライブ搭載のQosmio Qosmioの背面

容量を大幅に拡張したgigashot新モデル 会場で披露されたgigashot新モデルの実機

関連情報

URL
  2006 International CES(英文)
  http://www.cesweb.org/
  東芝
  http://www.toshiba.co.jp/

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(甲斐祐樹)
2006/01/05 17:08
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