【WIRELESS JAPAN 2006】 NTTドコモ、台湾HTC製Windows Mobile 5.0端末「hTc Z」の実機を出展
NTTドコモブース
WIRELESS JAPAN 2006のNTTドコモブースでは、IEEE802.11b/g準拠の無線LAN機能を搭載したWindows Mobile 5.0端末「hTc Z」の実機を出展している。
hTc Zは、台湾High Tech Computer Corporation(HTC)製のWindows Mobile 5.0を採用した端末。本体CPUの周波数は400MHzで、メモリは128MBのフラッシュメモリと64MBのSDRAMを採用し、IEEE802.11b/gに準拠した無線LAN機能のほか、Bluetooth、赤外線通信機能を搭載。本体にはスライド式のQWERTYキーボードや、QVGA表示が可能なタッチパネル機能付き2.8型TFT透反射型液晶、200万画素のCMOSイメージセンサー搭載カメラ、microSDスロットやminiUSBポートなどを装備する。
ソフトウェア面では、Internet Explorer MobileやWindows Media Player 10 Mobileを内蔵するほか、Windows ServerやMicrosoft Exchange Server 2003 SP2と連携したスケジュール同期やプッシュメールが利用できる。また、POP3/IMAP4メールへの対応、WordとExcelのファイル閲覧・編集、PowerPointとPDFファイルの閲覧なども可能だ。
hTc Zは、法人モバイルソリューション向けに開発された製品で、7月30日よりNTTドコモの法人営業部門で法人向けのシステム販売を開始するとしている。このため、hTc Z単体での販売価格は未定だ。NTTドコモブースで出展されているhTc Zの実機はインターネット接続が可能で、Internet Explorer Mobileによるブラウジングが快適に行なえる状態であった。