東京ゲームショウ2006では、各社からPC向けのオンラインゲームが数多く出展されていた。
■ 国内提供予定のMMRPG「ロード・オブ・ザ・リング・オンライン」が出展
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さくらインターネットのブース
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さくらインターネットは、日本国内提供予定のMMORPG「ロード・オブ・ザ・リング・オンライン(仮称)」を出展。同タイトルは、小説「指輪物語」を原作とした映画「ロード・オブ・ザ・リング」をモチーフとした米ターバイン社のMMORPG「The Lord of the Rings Online:Shadows of Angmar」を日本国内向けに提供するものだ。
プレーヤーは人間・エルフ・ドワーフ・ホビットの中からキャラクターを選択し、作中の「中つ国(Middle-Earth)」を舞台に悪の化身のサウロンと戦う。米国内ではクローズドベータテストを展開しており、ユーザー登録者数は10万人を超えているという。
今回の提供は、さくらインターネットがターバイン社から同タイトルの日本向けの販売と運営のライセンスを取得したことによるもの。今後は、さくらインターネットがターバイン社と共同で日本語版の開発を行うほか、日本での販売と運営を担当する。また、同ライセンスはPCのほかプレイステーション 3とXbox 360での提供も含まれている。提供開始時期や、日本版の仕様などは不明だが、東京ゲームショウ2006のブースでは動画が公開されている。
また、さくらインターネットのブースではすでに正式サービスを開始しているMMORPG「Dungeons&Dragons Online:Stormreach(ダンジョンズ&ドラゴンズ・オンライン・ストームリーチ)」の試遊台などが出展されている。
国内で提供予定の「ロード・オブ・ザ・リング・オンライン(仮称)」
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「Dungeons&Dragons Online:Stormreach」もプレイアブル出展
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■ NHNはオンラインアクション「SPECIAL FORCE」やファミスタを展示
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NHN Japanのブース
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NHN Japanは、近日よりクローズドベータテストの開始を予定しているオンライン3Dアクションシューティングゲーム「SPECIAL FORCE」を公開している。同タイトルは韓国Dragonfly社が開発したオンライン3Dアクションシューティングゲームを日本国内向けに提供するもので、最大16人での対戦が可能なほか、実在する兵器や装備が使用できる特徴を持つタイトルだ。
また、現在プレオープンサービスを展開しているNHN Japanとバンダイナムコゲームスが共同開発したタイトル「プロ野球 ファミスタ オンライン(ファミスタ オンライン)」を出展している。同タイトルはバンダイナムコゲームスの野球ゲーム「ファミスタ」シリーズをオンラインゲーム化したもので、NHN Japanがサービス運営とサーバー開発を、バンダイナムコゲームスがゲーム企画とゲームクライアント開発を担当している。
このほか、6月にクローズドベータテストを実施した、2Dグラフィックを採用した横スクロールタイプのオンラインアクションRPG「アラド戦記」を出展している。
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オンライン3Dアクションシューティングゲーム「SPECIAL FORCE」を公開
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プロ野球 ファミスタ オンライン
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■ ELEVEN-UPは近日プレオープンの「真・三國無双BB」を出展
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ELEVEN-UPのブース
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ELEVEN-UP(イレブンアップ)は、9月27日にサービスをプレオープンする予定のMMOアクション「真・三國無双BB」を出展している。同タイトルはイレブンアップが販売や運営を、コーエーが企画と開発を担当する作品で、プレオープンに先駆けて9月25日よりパッケージ販売も開始する。正式サービスは10月下旬から開始する予定だ。このほか、イレブンアップのブースでは5月より正式サービスを開始したMMORPG「ベルアイル」も展示している。
9月27日にプレオープン予定の「真・三國無双BB」
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■ URL
さくらインターネット
http://www.sakura.ad.jp/
NHN Japan
http://www.nhncorp.jp/
ELEVEN-UP
http://11up.co.jp/
東京ゲームショウ2006
http://tgs.cesa.or.jp/
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(大久保有規彦)
2006/09/22 19:28
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