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【WIRELESS JAPAN 2008】
京セラ、iBurst/WiMAX/次世代PHSへの取り組みをアピール

3つの無線技術への取り組みを紹介
 京セラはWIRELESS JAPAN 2008において、iBurstやWiMAX、次世代PHSといった同社が取り組む無線LAN通信技術を紹介している。

 iBurstは、京セラと米ArrayCommが開発した無線通信技術で、下り最大2Mbpsの通信が可能となっている。京セラでは7月9日に開催した説明会において、2GHz帯の再割当候補に向けた検討を進めると明らかにした。

 また、6月の「ケーブルテレビ ショー2008」では、古河電気工業と共同でCATV事業者向けソリューションとして製品デモンストレーションを実施。今回のWIRELESS JAPAN 2008では、デモは実施されていなかったが、ジオラマを用いたiBurstの活用イメージを紹介。加えて、PCに直結できるUSB型端末も参考出品していた。


iBurstを活用イメージを紹介するジオラマ (左から)iBurst端末とWiMAX端末

 WiMAX関連では、2008年秋にKYOCERA Wireless社が海外で発売を予定するUSB型端末を参考出展。下り最大30Mbps、上り最大6Mbpsの通信が可能な端末で、Windows Vista/XPに加え、Mac OS 10.3.8以降やLeopardにも対応する。

 また、CDMAとWiMAXを利用できるデュアルモード端末の試作機「TWX01」を展示。市販の予定はないが、WiMAX機器との相互接続やデュアルモードなどの技術検証において良好な結果が得られたとしている。なお、試作機自体はPCとUSB接続した場合にWiMAXモデムとしても利用できるという。

 このほか、次世代PHS関連では基地局のモックアップが参考出展されていた。


WiMAX端末のスペック 次世代PHS関連では基地局イメージモックを展示

関連情報

URL
  WIRELESS JAPAN 2008
  http://www8.ric.co.jp/expo/wj/
  京セラ
  http://www.kyocera.co.jp/

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(村松健至)
2008/07/22 20:24
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