【2009 International CES】Sharp、「Sidekick」新モデルで「手裏剣少女」第2話を上映

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【2009 International CES】
Sharp、「Sidekick」新モデルで「手裏剣少女」第2話を上映

　2009 International CESの米Sharpブースでは、2008年7月に発売した携帯情報端末「Sidekick」をテーマにしたショートアニメを上映している。2008年に続く、第2作目。

■ 外装パネル交換に対応した「Sidekick」新モデル

T-Mobile向け端末「Sidekick」

　「Sidekick」は、T-Mobileが提供している音声通話も可能な携帯情報端末。液晶ディスプレイを回転させるギミックを備え、回転時にはQWERTYキーボードの利用が可能になる。

　また、インターネット機能も充実しており、Webブラウジング機能に加えて、Windows Live MessengerやYahoo! IM、AIMといったIMソフトの利用が可能。また、サーバー連携によるプッシュメールサービスも用意する。

　2008年7月に発表した新モデルは、外装パネルの交換に対応したのが特徴。T-MobileのWebサイトから自由にデザインしたパネルの申し込みが可能で、手元に届いたパネルはユーザー自身で交換可能という。

　端末価格はT-Mobileとの2年契約の場合で、149ドル。また、外装パネルは14.9ドルとなっている。なお、端末自体の開発は「WILLCOM D4」などと同じく、シャープが拠点を構える奈良県大和郡山市で行われた。


交換パネルはオンラインで注文可能	パネルの中には、立体感のある印刷処理を施したものもあるという	パネル交換はユーザーで行える

■ ガイナックス制作アニメ「手裏剣少女」第2弾も制作

昨年に続いて制作された「手裏剣少女 Shuriken girls」

　2008 International CESでは「Sidekick」をモチーフにしたガイナックス制作のショートアニメ「手裏剣少女 Shuriken girls」が上映されていたが、今回のCESでも同様に上映を実施。新たにキャラクターを追加した第2話として制作されたようだ。

　時間は約2分程度と前作から30秒程度短くなったが、筆者が見た限り、製品紹介とアニメーションパートが分かれていた前作と比べて、アニメ部分が充実した印象を受けた。

　シャープの担当者によれば、新端末のコードネームが「月光」とのことから、新キャラクターとしてメガネ男子学生“月宮君”を追加。また、女子キャラクターも2人から3人へと増え、それぞれ「くノ一（くのいち）」から、“くりこ”“のりこ”“いちこ”と命名されている。

　それぞれSidekickを使った変身シーンも用意されており、必殺技のシーンも見所と言えるだろう。台詞など声はあてられていないが、見た目でキャラクターの性格も判断できそうだ。


製品紹介とともにアニメーションが展開。（左から）のりこ、くりこ	いちこ	メガネ男子学生の月宮君も新登場


今回からタイトルが追加された	敵役は前回と同様の模様。いずれも“ウサミミ”だ	劇中にはシャープが得意とするソーラーパネルが登場する場面も

多種多様のパネルデザインに紛れて「手裏剣少女」のパネルも

　展示コーナーには、カスタマイズした外装パネルが多数展示。和風デザインなど多様なパネルが展示される中で、「手裏剣少女」の外装パネルも展示されていた。

　「手裏剣少女 Shuriken girls」はInternational CESに合わせてシャープが独自に用意したプロモーション映像。今回、担当者より許可が得られたため、以下に撮影した映像をご紹介する。

　なお、実際に端末を販売するT-MobileのWebサイトでの公開は今のところ予定していない。また、サーバー連携機能を持つため、日本向けに投入することは現時点で難しいという。


のりこパネル	いちこパネル	月宮君のパネルは見つからなかったが……

■ 手裏剣少女 Shuriken girls「月光少年参上」

*会場騒音のため、音声は収録していません

■ ＵＲＬ
　 2009 International CES（英文）
　 http://www.cesweb.org/
　 T-Mobile Sidekick（英文）
　 http://www.sidekick.com/
　 Sharp Electronics（英文）
　 http://www.sharpusa.com/

（村松健至）
2009/01/10 23:46

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