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FX-DS540-APD
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NET&COM 2004のコンテックブースでは、IEEE 802.11a/b/g準拠の無線LANアクセスポイント「FX-DS540-APD」を出展した。同製品は2月中に発表される予定で、価格は90,000円。
FX-DS540-APDは、5GHz帯を利用するIEEE 802.11aと2.4GHz帯のIEEE 802.11b/gを切り替えて利用できるアクセスポイント。Atheros Communications製の無線LANチップを搭載し、無線LAN高速化技術「Super A/G」にも対応予定。なおコンテックでは、2003年8月にIEEE 802.11a/b/gを同時利用できる無線LANアクセスポイント「FX-DS540-PCD」を発表している。
セキュリティ機能は、64/128/152bitのWEPや128bitのAES、独自暗号方式のWSL、IEEE 802.1xなどをサポートする。また、FX-DS540-APDにはCFカードスロットが搭載され、製品添付のメンテナンス用CFカードを接続することで、本体の設定情報やログ情報などを保存できる。
本体サイズは255×165×37mm(幅×奥行×高)で、重量は700g。
あわせてコンテックブースでは、IEEE 802.11gに準拠した長距離通信用の無線LANアクセスポイント「FX-DS540-LNK」が展示されていた。同製品は3月発表予定で、価格は90,000円。
FX-DS540-LNKは、長距離通信用の指向性アンテナなどを同軸ケーブルを介して接続できる無線LANアクセスポイント。本体機能は、IEEE 802.11a通信が利用できない以外は、FX-DS540-APDとほぼ同等の機能を持つ。
本製品自体は屋内での設置となる。通信距離は接続するアンテナに依存するが、同社の指向性八木アンテナ「FX-ANT-A5」を接続した場合では、通信レート設定が54Mbpsで最大500m、12Mbpsで最大5,000mまでの長距離通信に対応するという。
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FX-DS540-LNK
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「FX-DS540-LNK」製品概要
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■ URL
NET&COM 2004
http://expo.nikkeibp.co.jp/netcom/
コンテック
http://www.contec.co.jp/
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(村松健至)
2004/02/04 19:48
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