伊藤忠ケーブルシステムは、ケーブルテレビ2004において、IEEE 802.11g準拠の無線LANルータ内蔵ケーブルモデム「DPR2320」とVoIP機能を内蔵したケーブルモデム「DPX2203」を参考出展した。
両機種とも具体的な仕様は公開されていないが、同社が既にCATV事業者向けに提供しているケーブルモデム「DPC2100」と同様にScientific-Atlanta社製のケーブルモデムとなる。
DPX2203は、VoIP機能を搭載したケーブルモデムでDOCSIS 2.0に準拠するほかPacketCable 1.0の認定を取得済みだという。音声コーデックはG.711とG.728をサポート。また、外付けのリチウムイオンバッテリーを接続することで、停電時でもIP電話での通話が可能になるという。本来インターフェイスは、同軸ケーブルコネクター×1、RJ11×2、10BASE-T/100BASE-TX×1、USB×1を装備し、10BASE-T/100BASE-TXはAuto MDI/MDI-Xに対応する。
また、DPR2320は、IEEE 802.11b/gに準拠した無線LANルータを内蔵するケーブルモデム。本体インターフェイスは、同軸ケーブルコネクター×1、10BASE-T/100BASE-TX×1、USB×1を装備し、DPX2203と同様に10BASE-T/100BASE-TXはAuto MDI/MDI-Xに対応する。
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DPX2203
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DPX2203の背面
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DPR2320
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DPR2320の背面
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公開されていた両機種の仕様
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■ URL
伊藤忠ケーブルシステム
http://www.itochu-cable.co.jp/
ケーブルテレビ2004
http://www.catv-f.com/
(大久保有規彦)
2004/06/23 19:19
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