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参考出展されていたモバイルIP電話端末。カラーはブルーとバイオレットの2種類
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NetWorld+Interop 2004 Tokyoの沖電気工業ブースでは、IEEE 802.11b準拠の無線LANに対応したモバイルIP電話端末が参考出展されていた。
出展されていたのは、IEEE 802.11bに準拠した折りたたみ型のモバイルIP電話端末で、呼制御プロトコルにSIPを、音声コーデックにG.711 a/uとG.729 a/b/abをサポートする。本体にはUSBポートも搭載、電話帳の内容などをPCで編集するといった利用形態が想定されている。
ディスプレイは4,096色のカラー液晶を採用、画面サイズは120×106ドット。待ち受け時間は60時間、連続通話時間は3時間で、充電時間は2時間。電話帳は100件まで登録できる。
無線LANセキュリティは64/128bitのWEPのほかにWPA(TKIP)、IEEE 802.1Xもサポート。本体サイズは折りたたみ時が98.0×47.6×25.6mmで、開いた時が179.2×47.6×21.4mm、重量が98g。
沖電気ではこの端末を法人向けに提供していく予定。また、今回参考出展した端末をベースとして、無線LANを搭載したFOMA端末の開発も予定しているという。
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4.096色のカラー液晶を搭載
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折りたたみ時
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■ URL
NetWorld+Interop 2004 Tokyo
http://www.interop.jp/
沖電気工業
http://www.oki.com/jp/
関連記事:NTTグループ各社、シスコなどがWeb会議システムやIPテレビ電話を出展[INTERNET Watch]
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/05/19/3160.html
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(甲斐祐樹)
2004/06/30 15:16
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