フュージョン・コミュニケーションズのブースでは、無線LAN対応IP電話端末を使った050番号によるIP電話サービスのデモンストレーションが行なわれていた。
デモンストレーションではIEEE 802.11bに準拠した日立電線製のIP電話端末「WIP-5000」にフュージョンの050番号を割り当てており、WIP-5000から一般加入電話や携帯電話などへ通話が可能だった。
なお、今回のデモンストレーションはあくまでイベント向けであり、実サービスの提供はまだ先の話だという。フュージョンでは「無線LANで050番号を利用するためには総務省の認可が必要」とコメント、総務省への申請を踏まえて秋頃にサービス提供を目指しているとした。
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WIP-5000を複数台利用したデモンストレーション
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端末には050番号が割り当てられている
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■ URL
NetWorld+Interop 2004 Tokyo
http://www.interop.jp/
フュージョン・コミュニケーションズ
http://www.0038.net/
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(甲斐祐樹)
2004/06/30 16:56
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