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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
楽天がフュージョン・コミュニケーションズを買収

共同記者会見に出席する各社の代表者
 楽天は子会社の楽天メディア・インベストメントを通じて、フュージョン・コミュニケーションズの普通株式106,527株を東京電力から取得し、連結子会社にすると発表した。フュージョンに対する議決権比率は、これまでの0%から54.27%になる。

 フュージョン・コミュニケーションズは、KDDIとパワードコムの合併を受け、ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)、ファミリーネット・ジャパン、アット東京とともに東京電力へ2005年付で譲渡されている。ただし、KDDIとパワードコムの合併当初は東京電力以外への売却も検討するとの方針が発表されており、実際にイー・アクセスがフュージョンの買収交渉を行なっていたことを明らかにしている。

 楽天では、同社グループが持つWebサービスとフュージョンの音声サービスを組み合わせた「web+voiceサービス」の展開が可能になると説明。これまで、オンラインサービスで取り込めなかったオフラインユーザーとのコミュニケーションを実現することで、楽天経済圏の新たな展開を図るとしている。

 株式の引き渡し期日は、7月31日を予定。普通株式106,527株の取得価額は6億7,300万円で、全株が議決権を持っている。楽天では、フュージョンとの関係強化を図るため、楽天グループによるフュージョン株式の追加取得も検討する考えだという。

 なお、東京電力以外では、日商エレクトロニクスが19.58%、古河電気工業が6.70%のフュージョン株式を保有している。


関連情報

URL
  楽天
  http://www.rakuten.co.jp/
  東京電力
  http://www.tepco.co.jp/
  フュージョン・コミュニケーションズ
  http://www.fusioncom.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.tepco.co.jp/cc/press/07061901-j.html

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(甲斐祐樹)
2007/06/19 16:46
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