Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
東芝、DVD Burningに対応したDVD/HDDレコーダ2機種

 東芝は、同社のレコーダ「VARDIA(ヴァルディア)」の新モデルとして、「DVD Burning」に対応したDVD/HDDレコーダ「RD-S502」「RD-S302」を6月中旬に発売する。オープンプライスで、店頭想定価格はRD-S502が11万円前後、RD-S302が9万円前後。


RD-S502 RD-S302

DVD Burningに対応した「DVDBB」機能を搭載
 RD-S502は500GB、RD-S302は300GBのHDDを搭載したDVDレコーダ。HDD容量以外の仕様は同一で、どちらもKDDIのコンテンツ配信サービス「DVD Burning」に対応した「DVDBB」機能を搭載する。

 DVD Burningは、インターネットを通じてコンテンツをダウンロードし、DVDに直接書き込めるサービス。保存できるのはDVD-RW/RAMのみで、HDDやDVD-Rには保存できない。DVD BurningのVARDIA向けサービスは6月下旬の提供を予定し、RD-S502/S302はサービス開始時期に合わせてファームウェアのバージョンアップでDVD Burningに対応する。

 DVD Burningの利用には事前に会員登録が必要。入会金や月額料金などは必要なくコンテンツごと課金する仕組みで、決済にはクレジットカードを使用。コンテンツは映画やアニメ、音楽など3,000本以上が用意されており、1作品につき500円から購入できる。

 メールやiEPG経由で録画できる「ネットdeナビ」、録画した番組を同一ネットワーク内のPCで再生できる「ネットdeモニター」、録画した番組をネットワーク経由でダビングできる「ネットdeダビング」、PCのバーチャルリモコンから本体を操作できる「ネットワークリモコン」といったネットワーク機能も搭載。DLNAおよびDTCP-IPもサポートし、DLNA再生対応機器から録画した番組をネットワーク経由で再生できる。

【お詫びと訂正】
 初出時、DVD BurningのVARDIA向けサービスを6月中旬としておりましたが、正しくは6月下旬です。また、VARDIAで利用する場合専用ソフトのインストールは必要ありません。お詫びして訂正いたします。


「番組ナビ」から「DVDBB」を選択 配信コンテンツは3,000本以上

機能概要
 6月2日から開始が事実上延期されたダビング10にも対応予定。ダビング10が開始されたタイミングでバージョンアップによる対応を行なうという。

 地上デジタルチューナー×2、地上アナログチューナー×1を搭載し、地上デジタルのW録と地上デジタル・地上アナログの同時録画が可能。DVDドライブはDVD-R/R DL/RW/RAMに対応し、カートリッジ付きDVD-RAMは利用できない。

 入力端子はS1映像入力×1、S映像入力×1、映像入力×2、アナログ音声入力×2で、出力端子はD映像出力×1、S1映像出力×1、映像出力×1、アナログ音声出力×2、光デジタル音声出力×1、HDMI出力×1(1080iまで)。本体サイズは2機種とも430×374×69mm(幅×奥行×高)、重量はRD-S502が5.9kg、RD-S302が5.8kg。本体には2種類のリモコンが付属する。


RD-S502(左)とRD-S302(右) DVDBBの画面

 東芝はRD-S502/S302のほか、フラッグシップモデル「Xシリーズ」の最新機種としてMPEG-4 AVCとHD Recに対応した1TB HDD搭載のDVD/HDDレコーダ「RD-X7」を6月中旬に、エントリーモデルとして300GBのHDDを搭載したDVD/HDDレコーダ「RD-E302」を7月上旬に発売する。いずれもオープンプライスで、店頭想定価格はRD-X7が16万円前後、RD-E302が7万円前後。


RD-X7 RD-E302

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.toshiba.co.jp/about/press/2008_05/pr_j1501.htm

関連記事
東芝、「ネットdeナビ」などに対応する「VARDIA」のエントリーモデル
KDDI、DVDへコンテンツを配信する「DVD Burning」。レコーダ対応も予定


(甲斐祐樹)
2008/05/15 11:18


BB Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.