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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
アイ・オー、「LANDISK Home」でDLNA対応のリモートアクセス機能

 アイ・オー・データ機器は、LAN接続型HDD「LANDISK Home」シリーズ向けに、外出先からインターネット経由でリモートアクセスできる「Remote Link」の提供を11月19日より順次開始する。

 「Remote Link」は、外出先からLANDISK Homeシリーズにリモートアクセスできる機能。ファイルのダウンロードやアップロードが行える「リモートアクセス」と、DLNA対応コンテンツを再生できる「ホームメディアリンク」、ホームページを公開できる「マイウェブサーバー」の3種類で構成。利用にあたっては、アイ・オーの無料ダイナミックDNSサービス「iobb.net」への登録が必要になる。

 リモートアクセスでは、WindowsおよびMac OS双方に対応した専用Javaアプリを採用。エクスプローラ感覚で操作が可能なほか、ファイルの一括ダウンロードやアップロードにも対応する。また、ファイルのリネームや削除操作も行える。


Remote Link リモートアクセス。ファイルの一括アップロード機能などを備える

 ホームメディアリンクは、外出先で利用するPCに対して、専用クライアントソフト(Windows Vista/XP)と無償配布される「DiXiMメディアクライアント2」のインストールが必要。DLNA対応コンテンツの再生時には、独自の中継機能によって自宅内にある他のDLNAサーバーにもアクセスできる。

 また、外出先PCを介して、同一ネットワーク内にあるDLNAクライアントから、自宅内のDLNAサーバーへもアクセスが可能という。なお、著作権保護されたコンテンツの再生には対応しない。

 マイウェブサーバーは、事前に用意したHTMLファイルなどを指定共有フォルダに保存することで、ホームページの公開が可能になる機能。また、ユーザーIDとパスワードによる利用制限も行える。

 対応機種とファームウェアの公開時期は、HDL-GSシリーズが11月19日、HDL2-Gシリーズが12月上旬、HDL4-Gシリーズが12月下旬をそれぞれ予定する。また、今後発売する新モデルでは、「ホームメディアリンク」をPCレスで利用できる機能の実現も検討するという。


ホームメディアリンク専用クライアントソフト 外出先から自宅内にあるDLNA対応コンテンツが楽しめる

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.iodata.jp/news/2008/11/hdl-gs_rl.htm

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(村松健至)
2008/11/19 11:35


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