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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
HOTSPOT、アメリカやオーストラリアなどの無線LAN事業者とローミング

 公衆無線LANサービス「HOTSPOT」を運営するNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、同社が参加する「ワイヤレス・ブロードバンド・アライアンス(WBA)」会員各社と協力し、アメリカやオーストラリアなど4カ国でローミングサービス「WBAローミング」を11日より開始する。ローミング料金は12月31日までは無料で、2005年以降は有料化される予定。

 ワイヤレス・ブロードバンド・アライアンスは、公衆無線LANサービスを提供する電気通信事業者の国際アライアンス。今回のローミングでは、Tモバイル(アメリカ)、テレストラ(オーストラリア)、スターハブ(シンガポール)、マキシス(マレーシア)の4社が提供する無線LANスポットの利用が可能になる。また、NTT Comでは今後もWBA会員各社とのローミングを進める予定だという。

 WBAローミングが利用できるのは、HOTSPOTの月額プラン、NTT Comのオンラインストレージサービス「cocoa」がセットになった「OPENプラン」「OPENプラン・ライト」のユーザー。HOTSPOTのIDとパスワードを入力することでローミングが可能だが、事前にHOTSPOTの国際ローミングサービス「グローバルブロードバンドローミングサービス(GBRS)」に登録する必要がある。なお、従量制プランや提携プロバイダー経由でHOTSPOTを利用するユーザーはサービス対象外。

 ローミング料金の初期費用は無料で、通信料は12月31日までが無料、2005年以降は有料化される予定。また、スターハブ、マキシスの2社は米iPASS社とのローミングでも無線LANスポットが利用できるが、iPassローミングを利用した場合はWBAローミングの無料期間中でも通信料は有料となる。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt.com/release/2004NEWS/0011/1111.html

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(村松健至)
2004/11/11 12:02
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