ソニーマーケティングは、10BASE-TのLANポートとWebサーバー機能を内蔵し、単体で画像のモニターができるネットワークカメラ「SNC-VL10N」を発表した。発売は2002年8月の予定で、価格は16万5000円となる。
「SNC-VL10N」は、38万画素のCCDを内蔵し、レンズはCSマウントに対応した3.5~8mmの2.3倍ズームレンズを搭載するほかレンズ交換も可能。出力される画像サイズは最大で720×486ピクセルとなる。設置にあたっては、LANケーブルを通してカメラに電源を供給する機能もサポートしている。
10BASE-T側にはDHCPクライアント機能を備えるため、一部のCATVインターネットやADSLサービスなどと直接接続することができる。また、USBポートも装備し、USB接続ではADSLモデムを接続したPPPoE接続も可能とした。
モニター画像の閲覧は、ネットワーク上のパソコンから、Internet ExplorerやNetscape NavigatorなどのWebブラウザで行なう。FTPやSMTPにも対応し、定期的に画像をアップロードしたり、メール送信することもできるという。また、カメラ画像内の動きを感知する「モーションディテクター」機能を内蔵し、カメラ前の物体が動いたときに画像を転送する機能もある。
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□ソニードライブ
http://www.sony.co.jp/sd/
(正田拓也)
2002/03/04 16:32
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