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【Web 2.0 Expo San Francisco 2008】
MicrosoftがLive Meshをデモ。Mac OSやTwitterとの連携例など

Live Meshの連携イメージ
 サンフランシスコで開催中の「Web 2.0 Expo」で米Microsoftは、23日(現地時間)のプレゼンテーションに続いて、新たなプラットフォーム「Live Mesh」の概要を説明するセッションを開催した。

 Live Meshは、WindowsおよびMacintoshのパソコン両プラットフォームに加え、携帯電話、デジタルテレビ、ポータブルプレーヤー、フォトフレームなどが連携できるプラットフォームサービス。各機器が持つデータをLive Meshを介して共有できるようになるほか、WebサービスとLive Meshアプリケーションとの連携機能も見据えている。

 24日に同社が開催したスポンサーセッションでは、22日に公開されたテクニカルプレビュー版では未対応となっているMac OSとのファイル共有のデモを披露した。具体的には、MacBookのカメラ機能で撮影した写真が、同一のLive Meshに登録しているWindows Vistaマシンで動作するMedia Center機能のスライドショーに反映できるというもの。同様に、Webブラウザに表示したLive Mesh画面上で、Mac OS側の写真が共有できている例も紹介された。


Windows Live IDでサービスにログイン Live Meshに登録した端末一覧が表示される 端末ごとに同期時の設定が可能

Macのデモではカメラ機能を使った写真の同期例を紹介 MCEを稼働中のWindowsマシンに画像が反映 Live Mesh Web Desktopでの共有イメージ。Macで追加撮影した写真は、デモ時には同マシンへ上手く反映されなかった

 また、Live Meshの対応アプリケーションとしては、クライアントソフトウェアとWebサービスの2つに分類できるという。Webサービスの連携例では、Twitterの利用シーンが取り上げられ、Live Meshのクライアントから書き込んだメッセージがTwitterに反映できる点をアピール。逆にTwitterに書き込んだメッセージもLive Mesh側で取得することが可能だった。

 同様の例としては、写真共有サービスのコメント投稿などもLive Mesh側から可能だという。加えて、Windows Presentation Foundationで作成した「family.show」による英国王室の家系図情報をLive Meshから画像を編集すると、Web上に反映できる点も紹介し、オンラインサービスを含めてシームレスな連携ができる点を強調した。


Twitterとの連携も Live Meshからの投稿や、コメント取得も可能とした family.showで家系図の画像をローカルPCで編集

Live Meshの主要要素
 このほか、Live Meshのオブジェクトが各データのエントリーからなるフィードで構成される点などを取り上げるとともに、開発用ツールやサービスの概要図を紹介。登壇したLive Meshの担当者は、開発者が多くを占める聴講者に対してテクニカルプレビューへの参加を呼びかけていた。


アプリケーションの分類 リソースモデル概要 デベロッパーツールとサービス

関連情報

URL
  Web 2.0 Expo San Francisco 2008
  http://sf.web2expo.com/
  Live Mesh
  https://www.mesh.com/

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(村松健至)
2008/04/25 14:10
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