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情報収集に役立つソーシャルブックマーク「ECナビ人気ニュース」
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「ECナビ人気ニュース」トップページ
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突然ですが、みなさんは自分のブックマークを人に見せたことはありますか? よく、「本棚を見ればその人がわかる」といわれますが、ブックマークも同じようなもので、そこには人の趣味や嗜好がすべて表われてしまうものです。アタシも自分のブックマークを全部見せてみろ、といわれたら、恥ずかしくてとてもできないですね。本を購入するのと違って、ブックマークにお気に入りのサイトを登録する行為には、お金が一切かかりません。だからこそ、ブックマークには自分の心のありようがもっとも如実に表われてしまうともいえます。
その一方で、最近は「ソーシャルブックマーク」というサービスが人気を集めています。自分のブックマークをインターネット上に登録して、それを複数の人と共有できるこのサービスは、「タグ」と呼ばれるキーワードを付加できるものが多く、自由度の高い検索が可能です。自分のブックマークをあえて公開することで、それを有益な情報として他人に活用してもらえる可能性があるわけです。今や数多くのソーシャルブックマークサービスがありますが、最近は単にブックマークを公開するだけでないユニークなものも増えてきました。
この春に始まったばかりのサイト「ECナビ人気ニュース」も、そんな中の1つです。ニュースに特化したソーシャルブックマークということで、これを利用すれば役立つニュースや面白いトピックをいち早く読めますよ!
■ カテゴリ別にニュースをリストアップ
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記事概要
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このサービスはまだベータ版ですが、使用にあたっては価格比較サイトの「ECナビ」の会員登録の必要があります。ログインしたら、まずはトップページを見てみましょう。ここにはカテゴリ別に分けられたニュースのリストが並んでいます。カテゴリは「インターネット・IT・サイエンス」「商品・新サービス」「エンターテイメント・スポーツ」「社会・政治・経済」「その他」「未分類」の6ジャンル。それぞれのニュースには登録日時と登録者の名前、ニュースのタイトル、ニュースサイトのURLが表示されています。さらに、その横には「5 Users」「3 Users」と、ユーザー数が掲載されています。実はこのユーザー数は、この記事を何人のユーザーが登録しているかを示しています。
ニュースのタイトルをクリックすると、記事の概要や、登録しているユーザーのコメントが表示されます。コメントの横には記事に対するキーワードがタグとして付けられており、これらのタグをクリックすると同じキーワードが付いた記事のリストが表示されます。また、関連するキーワードを含む記事や、同時期にリリースされた記事のリストの★マークを「関連記事」の欄にドラッグ&ドロップすれば、自分で関連記事を登録することも可能です。
さらに、最下段には同じニュース記事を含む他のソーシャルブックマークサイトのリストもあり、クリックすれば各サイトに飛べます。今まで他のソーシャルブックマークを使っていた人も、これを使えばスムーズに連携できますよ。
■ 自分と似た嗜好の記者を見つけよう
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各記者のキーワードトップ100
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ちなみにこのサイトでは、ニュースの登録者を「記者」と呼び、記事の登録を「スクープ」と位置付けています。記者の名前をクリックすると、その記者のニュースが登録されている「マイニュース」の画面に飛びます。上部には記者が登録したキーワードのトップ100が表示されていて、これがなかなか面白いです。よく使われるキーワードほど大きい文字で表示されるので、目立つキーワードを見ると、その人のニュースに対する興味の方向性がよくわかります。いわば、その人の「本棚」を覗いているようなものですね。キーワードを単にリストとして見せるのではなく、文字の大きさで重要性を示すのは、直感的でヒジョーにわかりやすいと思います。
このキーワードのトップ100を見て、もし自分と似た嗜好の記者を見つけたら、左メニュー下の「読者になる」をクリックしましょう。自分の「マイニュース」ページにおいて、「お気に入り」として登録できます。こうしておけば、気に入った記者の記事リストをいつでもチェックできるので、最新のニュースを迅速に把握できますよ。自分と似た嗜好を持つ人が、どのような記事に興味あるかを見ることで、思わぬ役に立つ情報が得られることがあります。実際に試してみるとわかりますが、これはけっこう便利ですよ。
■ 記者としてニュースを登録
さて、今度は自らが記者となってニュースを登録してみましょう。まずはトップページ右上にある「今すぐニュース登録をしてみる!」をクリックします。最初に自分の登録ページ「マイニュース」のアドレスを決めて、そのマイニュースを公開するか否かが選択できます。「非公開」にしておけば、あくまでも個人的なブックマークとしても使えるわけですね。この2項目を設定したら「ECナビ人気ニュースを使用する」ボタンをクリックすれば設定は終了です。「登録が完了しました」という表示が出るので、まずは「あなたの人気ニュース」をクリックしてみましょう。「記事登録」「スクープ記事」「関連記事」「役立ち得票」「役立ち投票」と5つのメニューが表示されます。
記事を登録するには、上部メニューから「ニュースを登録」をクリックしましょう。入力欄にURLを入れて、「次へ」ボタンを押すと、詳細登録画面が表示されるので、ここでコメントやキーワードを入力します。コメントとキーワードは省略も可能ですが、コメントを付けた方が読者の目は惹けるかもしれませんね。また、タグとなるキーワードを設定しておくことで、関連した記事も見つけやすくなります。これらの項目を書き込んだら、「追加」ボタンを押せば、記事が登録されます。登録した記事は、「マイニュース」をクリックすれば、いつでもリストを見られます。
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ニュース登録画面
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コメント・キーワード入力画面
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■ 記者とキーワードの人気ランキングにも注目
このようにニュースや関連記事を登録していくと、いずれはトップページ上部にある「人気ユーザーランキング」に名を連ねることができるかもしれませんよ。このランキングは、人気の高い記者を探すときの参考にもなるので要チェックです。
また、このサイト全体の「人気キーワード」もトップページに表示されていますが、これも見逃せません。各記者のキーワードのトップ100と同じように、登場頻度の高いキーワードほど大きな文字で表示されているので、世間が今どんなキーワードに興味を持っているかが一目でわかりますよ。気になるキーワードを見つけたら、クリックすればそのキーワードを含む新着記事のリストが表示されるので、同じキーワードについてさまざまな切り口の記事を一覧できます。
このように、このサイトは単なるブックマークの共有だけでなく、情報収集ツールとしても使えるわけです。ぜひ使いこなして、仕事や趣味に役立ててみてください。では、また!
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記者ランキングトップ50
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人気キーワード
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■ URL
ECナビ人気ニュース
http://news.ecnavi.jp/
ECナビ
http://ecnavi.jp/
関連記事:ECナビ、ニュースに特化したソーシャルブックマークサービス[INTERNET Watch]
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/04/28/11843.html
2006/05/29 11:20
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下柳泰三 自称“書き屋”。ジャンルを選ばず心が揺さぶられればパソコン記事でも映画評でも何でも書く、サスライの原稿執筆人。現在某街歩き雑誌(ヒミツ)をメインに活動中。ホコリをかぶったケーブルモデムを横目に今日も書きまくる! |
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