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地域の最新情報をいち早くチェックできるポータルサイト「まいぷれ」
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「まいぷれ」トップページ
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最近、ウチの近所がちょっとした出店ラッシュになっています。マンションが増えたせいで街に活気が出てきたのか、牛丼屋やラーメン屋、菓子店などが一斉にオープンし始めました。こういう身近な地域のオープン情報というのは、散歩をしていて初めて気付く場合が多いです。タウン情報誌は人気のある繁華街に絞った情報ばかりで、地域に密着した情報はあまり載ってません。身近なニューオープンの情報は、実際に歩いて見つけるしかなかったわけですね。
しかし、ここ数年インターネットが普及したおかげで、このようなローカル情報の配信事情が変わりつつあります。今やさまざまな街で「地域ポータルサイト」が作られて、各地域に密着した情報が得られるようになってきました。
ただし、このような地域ポータルサイトは、規模の小さい企業や個人の集まりなどによって支えられているところが多く、完成度の高いサイトはまだまだ少ないのが現状です。そんな中で、複数のエリアをカバーする地域ポータルサイトとして注目したいのが、「まいぷれ」です。東京・神奈川・埼玉など関東地方の各地域をはじめ、山陰や東北の情報も扱っているこのサイトは、情報量も多くデザインもかなり洗練されていて、クオリティはかなり高いですよ。地域情報に敏感な方は、ぜひ注目あれ!
■ 首都圏に加えて山陰や東北もカバー
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台東・荒川・墨田版
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トップページにアクセスすると、東京の地図上に白丸のマークがいくつか並んでいます。各マークはエリアの場所を示していて、東京の場合は「城北版」「台東・荒川・墨田版」「葛飾・足立版」「世田谷・杉並・狛江版」「新宿・中野版」など、計10エリアをカバーしています。
他にカバーしているエリアは、千葉の「船橋・習志野版」「市川・浦安版」「千葉シティ版」や、神奈川の「横浜版」「町田・相模原版」「川崎版」、埼玉の「さいたまシティ版」「戸田・川口・蕨・鳩ヶ谷版」などです。また、山陰の「出雲版」や「松江版」、「その他」として「那須塩原・大田原版」「仙台版」など、首都圏以外のエリアも扱っています。地域ポータルサイトはインターネット上に数多く存在しますが、このサイトのように複数のエリアにまたがってサービスを提供しているサイトは珍しいです。この先もどんどんエリアを増やしていって、いずれは日本全エリアの情報をカバーしてもらいたいですね。
今度は各エリアの情報を見てみましょう。試しに、「台東・荒川・墨田版」をクリックしてみます。左側には「お店を探す」「地図から探す」「求人情報」「楽しむ」「コミュニティー」と、さまざまなメニューが表示されます。「お店を探す」は、キーワードで店を検索できると同時に、「グルメ」「レジャー」「ショッピング」などいろいろなカテゴリーから店を探せます。店のリストには地図も載っているので、どこにあるかも一目でわかりまね。
スポットのリストの中には、写真入りで詳しい情報を掲載している店もあります。住所や電話番号、アクセス方法に加えて、営業時間や定休日、駐車場の有無なども掲載してあるので、便利ですよ。また、中には口コミ情報やクーポンを掲載している店もあります。クーポンを印刷して店に持っていけばいろいろなサービスが受けられるので、これらの特典を上手に利用しましょう。
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「グルメ」のリスト
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詳細情報
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■ 地図サイトと連動
次に、「地図から探す」を選んでみましょう。ここをクリックすると、「てるジオ」という地図情報サイトが表示されます。ここは住所から場所を探すだけでなく、電話番号からスポットを特定できる便利な地図サイトです。もちろん、店舗名や施設名での検索も可能なので、さまざまな角度からスポットを探せますよ。
また、この地図サイトは業種検索も充実しています。トップページの下半分は業種名がぎっしり並んでいて、どれかをクリックすると絞り込み画面が表示されます。業種とエリアを指定することで、すぐに目的の店を探し出せます。地図画面も、拡大・縮小機能に加えて右・左45度に回転させる機能も持っているので、進行方向を上にしたりすることで見やすくなります。地図帳を回し読みする癖のある人には便利な機能ですね。
ちなみにこのサイトは、「まいぷれ」の店の位置をこちらの地図で確認できたり、地図の中に埋め込まれているスポットから「まいぷれ」の情報を読み出せたりと、相互にリンクされているので、タウン情報と地図情報の両面からスポット情報を探せます。
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「てるジオ」トップページ
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地図画面
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■ 企画記事にも注目
トップページに戻って、今度は「楽しむ」というコーナーを見てみましょう。「イベント情報」や「フリマ情報」、「サークル情報」、「スポーツ大会情報」など、幅広いエンターテインメント情報が得られます。たとえば「イベント情報」では、防災訓練や育児情報など、自治体が開催しているイベントなどの情報も登録されていたりと、多彩な情報が網羅されています。また、「まいぷれロードショー」というコーナーでは、都内の映画上映情報が調べられるとともに、編集部のスタッフが映画の舞台となった場所に実際に行ってみる「ろけぷれ!」という企画コーナーもあります。
さらに、「コラム」コーナーでは、小旅行ガイド「あなたの街の伝説ロマン!小さな旅」や、路地裏を探索する「路地裏のさんぽにん」、月々1,000円をもらってそれを有効に使う「編集長、私に1,000円ください。」など、さまざまな企画記事があります。地域ポータルサイトというと、ただ単に情報を掲載するだけというサイトが多いですが、このサイトのように企画記事を掲載しているのは珍しいです。どれも雑誌顔負けのユニークな企画で、実に読み応えがありますよ。
「わがまち散策」も見逃せませんね。浅草や上野、両国など東京下町を中心のタウンガイドで、写真入りで有名スポットを紹介しています。下町散策の折には、参考にすると良いでしょう。
■ コミュニケーション機能も充実
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クチコミ情報
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このサイトには街情報だけでなく、コミュニケーションのコーナーも用意されています。左メニューの「コミュニティー」を見てみましょう。ここには住民同士で情報を交換するための「誰か教えて」と、情報を投稿するための「クチコミ情報」という2つのコーナーがあります。「誰か教えて」には、店情報に加えて生活情報、出産・育児情報、映画・本・音楽の情報など、さまざまなカテゴリに分かれているので、興味のあるカテゴリをチェックしてみましょう。
「クチコミ情報」の方は、ジャンルフリーでとにかくいろいろな情報がチェックできるコーナーです。ここで情報を探してもいいし、とっておきの情報があれば自分で投稿してもいいですね。掲示板としても使えるので、このコーナーがきっかけで思わぬ出会いがあるかもしれませんよ。同じ地域に関わりのある人同士が集まる場所なので、話も弾みやすいです。
さまざまなエリアの地域情報を、わかりやすいデザインとインターフェイスで提供する「まいぷれ」は、地域ポータルのお手本のようなサイトだといえます。上手に活用して、最新の地域情報をゲットしましょう。
■ URL
まいぷれ
http://www.mptokyo.net/
てるジオ
http://www.telgeo.com/
2006/10/12 10:50
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下柳泰三 自称“書き屋”。ジャンルを選ばず心が揺さぶられればパソコン記事でも映画評でも何でも書く、サスライの原稿執筆人。現在某街歩き雑誌(ヒミツ)をメインに活動中。ホコリをかぶったケーブルモデムを横目に今日も書きまくる! |
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