下柳泰三の「今週のヨカッタ!!」

　先日、炊飯器を買いました。今までは電気式の炊飯器だったんですが、今回はちょっと奮発してガス炊飯器を買いました。ガスで炊いた飯ってのは旨いですね。ふっくらとしていて、それでいて柔らかすぎない絶妙な堅さに炊きあがります。

　ただし、1つ困ったことがあります。それは、あまりにも美味しすぎるせいで、ついついご飯を食べ過ぎてしまうこと。不思議なもので、人はご飯が美味しいと、それにつられてオカズも旨いものを食べたくなるものです。その挙げ句に、ますます箸が進んで摂取カロリーがぐんぐん増えていくわけですね。これはいけないということで、ある日いきなり思い立って、食事のカロリー計算をすることにしました。でも、これがなかなか面倒なんですね。食べたものを本と照らし合わせながらカロリーを書き出していくという作業が、かなり手間がかかります。しかも単にカロリーを足していくだけでなく、栄養のバランスも考えなくてはなりません。

　そこでなんとかカロリー計算を簡単にやれるWebサイトがないかといろいろ探してみたところ、素晴らしいサイトを発見しました。健康管理サイト「Go!健康」というサイトです。健康についてのさまざまな情報を提供しているこのサイトでは、カロリー計算を簡単にできる「健康くん」というツールを用意しています。これを使えば、栄養の知識に乏しい人でも手軽に摂取カロリーや栄養バランスを調べられますよ。忙しいビジネスマンのみなさん、これを見て生活改善を図ってみませんか？

■ 使いやすいカロリー計算ツール

「健康くん」食事カロリー

　トップページにアクセスすると、左側にメニュー、右側にはこのサイトの内容が大まかに紹介されています。step1として「まずは触ってみよう！」、step2に「健康の正しい知識を身に付けよう！」、step3に「実践しよう、健康コミュニティ！」、step4で「知って得する健康レポート」と4つのstepに分けているので、これらを順に見ていけば、このサイトの内容がわかるようになっています。

　まずはstep1を見てみましょう。ここではカロリーと栄養バランスを計算できる「健康くん」というツールがあります。「サンプルサイト」のボタンをクリックするとトップページが表示されて、「スタート」をクリックするとメイン画面に移ります。このツールは「食事カロリー」と「運動カロリー」の2種類が計算できます。「食事カロリー」の使い方は、まず左で「主食」「おかず」「汁物」などのカテゴリを選択してから、さらに「米」「パン」「そば・うどん」など食品の種類を選びます。すると右側に「ご飯（丼）」「ご飯（茶碗）」「ご飯（小）」「玄米（茶碗）」など、いろいろな食品が写真入りで表示されます。

　これらの中から自分の食べたものを選んで、画像を右側の「朝食」「昼食」などの欄にドラッグ＆ドロップすると、下に摂取カロリーの合計が数値と棒グラフで表示されます。総カロリーだけでなく、「タンパク質」「炭水化物」「脂質」など栄養素ごとの摂取量もわかるので便利ですよ。また、平均値を示す線も書かれているので、どの項目が不足しているか、あるいは過剰に摂取しているかを一目でチェックできます。面倒なカロリー計算をわかりやすいインターフェイスにまとめているので、これならPCに不慣れな人でも簡単に使いこなせるでしょう。

■ 運動カロリーも計算可能

「健康くん」運動カロリー

　今度は上部のタブから「運動カロリー」を選んでみましょう。こちらも使い方は簡単です。「日常生活」「運動」と2種類のカテゴリの中から、自分が行なっている運動を選んで、それに費やす時間を指定するだけで、下のメーターの目盛りが動いて消費カロリーの値を示します。「日常生活」には「徒歩で移動」「自転車でいこう」「階段の昇降」「洗濯物を干す」「掃除」の5項目、「運動」カテゴリには「ウォーキング」「ジョギング」「エアロバイク」「水泳」「ボクササイズ」など、計7種類の項目が用意されています。

　各項目を指定すると、それに連動してすぐに消費カロリーが表示されるので、とてもわかりやすいですね。ここで得た消費カロリー値と、「食事カロリー」のコーナーで調べた摂取カロリーの値を比較すれば、自分は運動不足なのかどうかをすぐに判断できます。栄養バランスが不安な人や、運動不足に悩んでいる人は、ここで具体的な数値を調べることで、ぜひ自分の健康を見つめ直すきっかけにしてください。

■ 健康関連の知識やニュースをゲット

「健康の正しい知識を身に付けよう！」

　次はstep2を見てみましょう。ここは健康に関する基本的な知識を身に付けられるコーナーです。とくにダイエット関連の話題は、「歩いてもヤセない不思議を考える」「部分ヤセの奥義」「長風呂のすすめ」「リバウンドが心配」など、かなり充実しています。また、サウナスーツやマイクロダイエットなど、ダイエット関連のグッズも紹介しています。さらに、美容関連のカテゴリとして「ボディーライン」というコーナーがあり、ここでは「プルプル二の腕」や「目指せ小尻」「キレイの基本姿勢をなおす」など、女性が気になる話題を取り上げています。

　これとは別に、健康に関するいろいろな情報を集めたstep4の「知って得する健康レポート」というコーナーもあります。ここでは、「入眠姿勢で性格が判る！！」「飲み物で損していませんか？」など、いろいろな健康関連のニュースが紹介されています。各記事の末尾には「健康SNSでの反応・コメント」というリンクがあり、こちらを見ると、同サイトが運営している「健康SNS」の会員によるコメントが読めます。たとえばある食品が健康を害する恐れがある、というニュースが発表されたときなどに他の会員の意見を読むと、自分が判断する上でかなり参考になりますよ。


「ダイエットの知識」	「健康レポート」

■ SNSに参加してみよう

「健康SNS」トップページ

　このようなコンテンツを見て「健康SNS」の会員になりたいと思ったら、step3で会員登録しましょう。左メニューの「新規登録」ボタンを押すと、メンバーの登録画面になります。登録する際には年齢や住んでいる都道府県などを入力する必要がありますが、項目によっては非公開にできるものもあります。自己紹介や「私の健康法」など、アピール文を書く欄もありますよ。登録すると、各メンバーごとに専用のページが与えられます。ここでは日記を書いたり、お気に入りのコンテンツを登録したりもできます。また、アクセス数の多いユーザーのランキングや、メンバー検索なども利用できます。

　また、このサイトにはメンバー有志によるさまざまなコミュニティーが作られています。血圧が高い人たちで情報交換するコミュニティーや、病院について語るコミュニティー、ウォーキングを楽しむためのコミュニティー、冷え性を克服するためのコミュニティーなど、ラインナップはかなり豊富ですよ。この中から自分の興味のあるコミュニティーを見つけて参加してみてはいかがでしょうか。「健康」が縁で知り合った人同士なら、きっと仲良くなれると思いますよ。では、また！

■ ＵＲＬ
　 Go!健康
　 http://www.gokenko.com/

2007/04/12 11:02

下柳泰三
自称“書き屋”。ジャンルを選ばず心が揺さぶられればパソコン記事でも映画評でも何でも書く、サスライの原稿執筆人。現在某街歩き雑誌（ヒミツ）をメインに活動中。ホコリをかぶったケーブルモデムを横目に今日も書きまくる！

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