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有意義なアンケートを募ることができるアンケートサイト
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今年の春は、統一地方選挙のおかげでうるさい日が続きました。アタシは家で仕事しているもんで、選挙の広報カーには辟易します。選挙演説はインターネットで動画を流して、各自が勝手に見ることにしてほしいくらいですが、一方でこういう演説は選挙そのものをアピールする効果もあります。結果として投票率のアップにいくらか貢献しているかもしれないので、一概に否定はできないのかもしれません。
選挙の平均投票率というのは年々下がる一方だそうで、今回もかなり低迷したようです。政府もなにか対策を立てた方がいいと思うんですけどね。たとえばPCや携帯電話から投票できるようになれば、若い人の投票率も上がるのではないでしょうか。忙しいご時世ですから、できるだけ国民が気軽に投票できる仕組みを作ってもらいたいですな。
さて、現実の投票率が低迷している一方で、インターネット上の「投票サイト」は人気を呼んでいます。誰もが簡単にアンケートを募って、それに対して不特定多数の人が投票するというサイトですね。このサイトでも数年前に「リアルタイム世論調査@インターネット」というサイトをご紹介したことがありますが、これ以降にもさまざまなサイトが登場してきました。そこで今回は、オススメの投票サイトをご紹介しましょう。
■ 投票サイトには珍しいカジュアルさが魅力
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「here we Gong!」トップページ
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最初にご紹介するのは「here we Gong!」です。このサイトの特徴は、なんといっても投票結果の表示にFlashを利用しているところですね。グラフのデザインも色とりどりで見ていて楽しいし、BGMまで用意されています。トップページに新着のアンケート結果が表示されますが、注目すべき点はグラフ下段にある3つのボタンです。左からサウンドのオン/オフ、グラフ表示の切り替え、投票理由の閲覧となっています。サウンドをオンにすると、ノリのいい音楽がBGMとして流れます。投票サイトというと堅苦しい雰囲気のサイトが多いのですが、ここはカジュアルな雰囲気が魅力ですね。
グラフ表示の切り替えボタンを押すと、棒グラフが円グラフに切り替わります。ほとんどの投票サイトは棒グラフだけで、このようにグラフの表示スタイルを選べるサイトはかなり珍しいですね。たとえば「好きな俳優」とか「支持する政治家」など、多くの選択肢の中から人気投票するような場合は棒グラフが見やすいですが、ある話題について賛成か反対かを調べるような場合は、円グラフの方が回答の割合が直感的にわかりやすいと思います。質問の内容によって、2種類のグラフを使いわけてみましょう。
投票理由の閲覧ボタンを押すと、アンケートの回答者が投票のときに書いた理由が見られます。デフォルトではすべての選択肢に対する回答理由が表示されますが、上部のプルダウンメニューを操作することで、選択肢ごとの回答理由が見られます。
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円グラフ表示
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投票理由閲覧
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■ 企業によるゴング作成もOK
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ゴング作成画面
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このサイトではアンケート投票を「ゴング」と呼んでいますが、自分で新たにゴングを作成するのも簡単です。左上部にある「ゴング作成」ボタンを押せば作成画面が表示されるので、ここで必要事項を書いて「送信」ボタンを押せば作成完了です。会員登録などは必要ないので、気軽に作れますよ。
選択肢の数は12まで設定できます。複数回答票の設定や終了日時の設定もできるし、期限を設けなくても構いません。また、集票数で締め切ることができるのも便利ですね。できるだけ早く投票結果を知りたいけど、ある程度の数のサンプルは必要だという場合には、この機能を使うといいでしょう。
なお、「ゴング作成(法人の方)」のボタンをクリックすれば、法人によるゴングも作成できます。企業が特定の商品について意見を求めたいときや、市場調査を行ないたい場合などはここを利用するといいでしょう。出題者名の公開・非公開なども設定できるので、企業であっても気軽に使えますよ。用途を限定せずに幅広い人が利用できる点はイイですね。
■ フリーワードでの回答も可能
次にご紹介するのは、「アンケート100人に聞きました!」です。「here we Gong!」はすべて単発質問のアンケートですが、このサイトの場合は複数の質問をまとめて設定できます。また、それぞれの質問に対してフリーワードで回答するようにも設定できるので、一言コメントではなく長文の回答を募集できます。これらの機能を使えば、企業主催のアンケートのようなしっかりとしたアンケートをWeb上で開催することができるわけですね。
まずはどんなアンケートがあるのかを見てみましょう。トップページから「アンケートにこたえる」というボタンをクリックしてみてください。たとえば「カラオケについて」というアンケートを見ると、「カラオケは好きですか?」という選択式の問題ある一方で、「どんなときにカラオケに行きますか?」といったフリーワードで回答する質問があります。
また、「問8で『ない』と答えた方はどうしてですか?」と、選択式とフリーワード式を組み合わせることもできます。これによって多彩な質問を投げかけることができるわけですね。さらに、性別や年齢、職業を答える欄もあるので、回答者にどういう人が多いのかもわかります。
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「アンケート100人に聞きました!」トップページ
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集計結果
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■ アンケート作成には登録が必要
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調査票の作成画面
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リストの中の「集計結果」をクリックすると、アンケートに対する回答の数々を見られます。グラフは棒グラフで、回答件数に加えて割合がパーセントで表示されます。回答内訳や年齢、職業などもグラフ表示されるだけでなく、フリーワードで回答した結果もリスト表示されます。フリーワードの回答結果にも性別・年齢・職業が記載されているので、どんな人がどんな回答をしたかが一覧できますよ。
なお、アンケートを回答するだけなら登録の必要はありませんが、主催者としてアンケートを作成する場合は会員登録が必要です。会員登録にあたっては、住んでいる都道府県や年齢、性別、職業などを入力して、登録ボタンをクリックします。すると登録完了メールが送られてくるので、そこに書いてあるURLをクリックすれば、調査票の新規作成画面が表示されます。アンケートのタイトルや主旨を書いて「NEXT」ボタンを押すと質問作成画面が表示されるので、ここで質問を作りましょう。
「質問形態」は「単数回答」「複数回答」「数量回答」「自由回答」の4種類を設定できます。作成した内容は「PREVIEW」ボタンを押せばWebブラウザが立ち上がっていつでも確認可能なので、慣れないうちはこまめに確認しながら作るといいでしょう。作成が完了したら、左下の「REGISTER」ボタンを押せば公開されます。「here we Gong!」に比べると質問の作成方法などは少し面倒くさいですが、その分だけ詳しいアンケートが可能になります。2つのサイトを上手く使いわけて、ぜひ有意義なアンケートを開催してくださいね。では、また!
■ URL
here we Gong!
http://www.here-we-gong.com/
アンケート100人に聞きました!
http://www.enquete.ne.jp/hundred/
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・ 自分の手で世論調査ができる「リアルタイム世論調査@インターネット」
2007/05/17 11:00
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下柳泰三 自称“書き屋”。ジャンルを選ばず心が揺さぶられればパソコン記事でも映画評でも何でも書く、サスライの原稿執筆人。現在某街歩き雑誌(ヒミツ)をメインに活動中。ホコリをかぶったケーブルモデムを横目に今日も書きまくる! |
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