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「ストレスケア.com」でストレスをよく知り解消しよう
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「ストレスケア.com」トップページ
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いやー夏真っ盛りになってきました。先日暑い日に銀座のど真ん中を歩いてたら、日差しが強くてぶっ倒れそうになりましたよ。この時期に都心を歩くときは、できるだけ日陰を選んで歩かないと駄目ですね。ただでさえ、夏場は歩道の至るところにエアコンの室外機が置いてあります。室外機から吹き付ける熱風のおかげでストレスが溜まって仕方ありません。
こんな風にただ歩いているだけでもストレスを感じるこの時期は、体調管理はもちろん心のケアにも注意を払う必要があります。そこでオススメしたいのが「ストレスケア.com」というサイト。このサイトは、ストレスに関する基本的な知識や、どれくらいストレスを感じているかを測るチェックテスト、ストレス解消方法など、ストレスに関することならなんでもござれのサイトです。これからお盆休みでのんびりできる方もいると思いますが、休みの日はこのサイトでメンタルケアを図ってみてはいかがでしょうか。仕事でストレスが溜まっているとお悩みの方はぜひアクセスしてみてください。
■ 4つのチェックテストで診断
トップページにアクセスすると、さまざまなコンテンツが並んでいます。とりあえず「サイト・ダイジェスト」の中から「自分について知る・無料チェックテスト」のコーナーを見てみましょう。チェックテストには、ストレスの状態をチェックする「ストレス・チェック」と、仕事とプライベートの時間のバランスをチェックする「ワーク/ライフバランス・チェック」、自分の心の状態をチェックする「心の多様性チェック」、性格を診断する「エゴグラム性格チェック」の4種類があります。
まずは「ストレス・チェック」を見てみましょう。このテストは、全国多数の人から集めたデータを基準に算出したストレスレベルの相対的な位置付けがわかるテストです。簡単にいうと、自分のストレスの多さが全国的にどれくらいかがわかるわけですね。判定基準となるデータは、2006年11月に16万7,000人から30万400人に増やしたとのことで、かなり多くのデータを基に算出しています。自分が全体の中でどれくらいの順位になるかを示す「ストレスレベル」は、5段階にわけて表示しています。質問項目は80問で、「体が疲れやすい」「眠れない」など該当する項目にチェックしていきます。
終わったら「判定する」ボタンを押すと、ストレスレベルが示されて判定項目が出ます。アタシの場合はレベル2(やや低い)でした。「ストレスを感じ始めたら、気分転換をしたりするなど、早め早めに対応していきましょう」とアドバイスも付いています。さらにストレスの対処法も紹介されています。レベル2の場合は「気分転換をする」と「ライフスタイルを変える」が提案されていました。単にストレス度を提示するだけでなく、その解消法までも教えてくれる点は助かりますね。
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ストレス・チェック
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判定結果
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■ 性格をエゴグラムで診断
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エゴグラム性格チェック
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次に「エゴグラム性格チェック」を見てみましょう。これは性格を診断するテストです。「アポイントメントの時間は厳守する」「自分は気くばりのできるタイプだと思う」「決断は早いほうだ」など、仕事の場面を想定した25の設問について○、△、×のチェックをしていきます。次にプライベート場面を想定した25の設問に答えます。最後にプライベートでどれくらいのストレスを感じているかを10段階で自己評価して、「判定する」ボタンを押すと結果が出ます。
エゴグラムとは人の性格を「CP(父親的な心)」「NP(母親的な心)」「A(大人の心)」「FC(自由な子どもの心)」「AC(従順な子どもの心)」の5つに分けて、それぞれグラフで示すチェック方法です。総合的なエゴグラム評価のほかに、仕事とプライベートでの性格の違いもわかるので面白いですよ。ちなみにアタシの場合は、プライベートのほうがFCが高いと指摘されました。仕事とプライベートで活動スタイルに差があるが、逆にうまく気分を変えてバランスを取るのに役立っているそうです。
■ 仕事とプライベートのバランスをチェック
今度は「心の多様性チェック」を見てみましょう。心の多様性は「ダイバーシティ」などとも呼ばれていますが、これはストレスを和らげる役割があるそうです。こちらには「いろいろなことに興味を持つほうである」「交友関係は広いほうだ」など20問の項目があり、結果は5段階で表示されます。
最後に「ワーク/ライフバランス・チェック」を見てください。これは仕事と生活のバランスをチェックするテストです。「価値観の明確化」「最近1週間の時間の使い方」「目標とする時間の使い方」の3つのステップに分かれているので、それぞれ入力していきます。このテストが4つの中で最も面倒ですが、自分の現状を知るためにもぜひ試してみてください。結果は、「現実の時間の使い方」と「目標とする時間の使い方」のそれぞれの配分がグラフで表示されます。仕事時間と自分の時間についての価値観も整理して見せてくれます。個人的にはこれが一番参考になりましたね。自分はどこからどこまでを仕事と考えているのかが明確になるので、現状を見つめ直して生活改善を図る際に役に立ちます。
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心の多様性チェック
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ワーク/ライフバランス・チェック
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■ パーソナル・スコアで最適な対処法を探そう
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「対処法を考える」コーナー
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これらのテストを通して自分の状態を知ったら、今度はその対処法を考えましょう。トップページの「サイト・ダイジェスト」の中から「対処法を考える」のコーナーを見てください。ここでは自分のストレス状態に最も近いものを1つ選んで、気分転換の方法を提案しています。たとえば「体が疲れている」を選択すると、気分転換法のType7として「休息系」が提案されます。休息系の気分転換法としては、「昼寝をする」「1時間くらいボーッとしてみる」「お茶でも飲む」など6つの方法が示されています。中には「やるべきことをやめてサボっちゃう」なんて方法もあります。サボるというのは、真面目な人にとっては他人から背中を押されないとなかなかできないものなので、そういう意味では読んでいるだけで気が楽になります。
対処法として掲載されているのは、このほかに250種類以上もあります。ちなみに各項目には、その方法を試してみた結果を点数で評価できるようになっているので、それぞれのパーソナル・スコアを比べて自分に最適なストレス解消方法を探せますよ。
このほか、ストレスの仕組みやマネジメントの方法について解説した「ストレスを知る」コーナーや、ストレスに関するコラム、ストレスチェックテストで得られた結果をまとめた統計レポートなど、さまざまなコンテンツが用意されています。さらに「ストレスのはけ口」と題した投稿コーナーもありますよ。たまったストレスは書いて吐き出してしまうのも1つの手ということで、あなたも自分が感じているストレスを投稿してみてはいかがでしょうか? また、他人の投稿を読んでみるのも一興ですよ。自分だけが辛いわけじゃないんだ、と励まされると思います。このサイトを参考に、ストレスを上手にコントロールしてください。では、また!
■ URL
ストレスケア.com
http://www.stresscare.com/
2007/07/26 11:04
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下柳泰三 自称“書き屋”。ジャンルを選ばず心が揺さぶられればパソコン記事でも映画評でも何でも書く、サスライの原稿執筆人。現在某街歩き雑誌(ヒミツ)をメインに活動中。ホコリをかぶったケーブルモデムを横目に今日も書きまくる! |
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