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リサイクル知識も学べるリサイクルショップ情報サイト「うるハピ.com」


「うるハピ.com」トップページ
 先日、家中の不要品を集めてリサイクルショップにごっそり売りに行きました。取材用のMDレコーダーとか自動車用のスーパーウーハーとかキッチン用品とかいろいろなものを持っていたのですが、思ったよりも値が高く付いて嬉しかったです。オークションサイトに出品する手もありますが、いろいろと手続きが面倒だし、取引が終わってからクレームなどで悩まされる可能性もないとはいえません。手っ取り早く処分したい場合は、リサイクルショップなどプロ相手の方が後腐れがなくて気が楽ですね。

 ただし、実際に利用するとわかりますが、リサイクルショップにはけっこうピンからキリまでいろいろあります。どうせなら売るのも買うのもできるだけ良心的な店を利用したいところですが、そういう店を短期間で探すのはけっこう大変です。そこで頼りになるのがインターネット上のリサイクルショップ検索サイト。これらを活用すれば、全国各地のリサイクルショップの中から自分の好みの店を探しだせますよ。

 今回はその中でもとくにオススメのサイト「うるハピ.com」をご紹介しましょう。「不要品買取ポータルサイト」と銘打ったこのサイトには、まさにリサイクルショップのポータルサイトとして質の高い情報がぎっしり詰まっています。近所に良いリサイクルショップがないか探している人は要注目!





ショップの検索方法は3種類

エリア選択画面
 まずは近所のリサイクルショップを検索してみましょう。検索方法は郵便番号検索と電話番号検索、フリーワードによる検索の3つの方法が用意されています。フリーワード検索は、店名や住所など好きなキーワードで検索できますよ。また、地図上からエリアを絞っていくことで、特定エリア内のリサイクルショップのリストも見られます。

 検索結果はリストと同時に地図でも表示されます。この地図はGoogle Maps APIを利用したもので、地図上に配置された虫眼鏡のアイコンをクリックすると、ショップの詳細情報が見られるようになっています。詳細情報ページには、店名や住所、電話番号、Webサイトへのリンクなどが載っています。また、営業時間や定休日、交通アクセスなどの詳しい情報や、その店のアピールポイントなどが記載されている場合もあります。

 アピールポイントとしては「出張費無料」とか「宅配買い取りサービスあります」「査定だけでもOK」など、お得な情報が満載しているので要チェックです。アピール文が書かれている店の方が、やる気がありそうな感じがしますよね。中には店舗やスタッフの写真を掲載している店もあるので、そのお店の雰囲気もわかります。このほか、NTTドコモとAUに対応したQRコードも載っており、携帯電話でも情報を見られるようになっています。ページ上部には「案内図を印刷する」ボタンなども用意されており、案内図もワンタッチでプリントできますよ。


地図画面 ショップ詳細情報




事前の問い合わせは忘れずに

訂正依頼フォーム
 ただし、この情報だけでは完全とはいえないので、実際に店に行く前には店のWebサイトを見たり、電話で問い合わせたりした方が無難だと思います。いくつかの店を見てみたのですが、なぜかリサイクルショップではないものも含まれている場合もあったので注意が必要です。また、一口にリサイクルショップといっても、家具や家電を扱う店もあれば、古着屋や古本屋など限定されたジャンルしか扱っていない店もあったりと、店の形態はさまざまです。中古品の販売はしていても、買い取りは行なっていない店もあるなど、店によって運営方針が違う場合もあるので、事前に問い合わせることをオススメします。

 なお、各店についての情報が間違っていることに気付いたときのために、「ショップ情報訂正の依頼」というリンクも用意されています。住所や営業時間などが事実と異なっていたら、ここで修正情報を投稿してみるのもいいでしょう。

 さらにトップページ右側メニューの下部にはアクセスランキングも載っているので、こちらにも注目です。ランキングを見れば注目されている店がわかるので、どの店に行ったらいいのかわからない人は、とりあえずランキング上位の店を検討してみてはいかがでしょうか?





口コミ情報が投稿可能

口コミ情報
 このサイトのもう1つの特長は、各店についての口コミ情報が投稿できる点です。口コミ情報はショップの詳細ページの下部にまとめて載っています。各店に対しての好意的な投稿だけでなく、クレームが書き込まれていることも多く、これらを見れば店の対応の良し悪しが一目瞭然ですよ。たとえばある商品について、Webサイト上では取り扱いアイテムとして載っていたのに、連絡してみたら買い取りを断られたりと、実際に利用してみなければわからない情報も多いです。ユーザー側としては、このようなクレーム情報こそ参考になるので、口コミ情報は定期的にチェックしておくことをおすすめします。

 また、もし自分がどこかの店を利用した場合は、その店の情報を投稿してみるのもいいでしょう。投稿する場合はショップ詳細ページの「口コミ投稿する」ボタンを押せば入力フォームが表示されます。氏名は匿名でもOKで、必要な個人情報はメールアドレスだけなので、気軽に投稿できますよ。もちろん会員登録などの必要もありません。登録不要で気軽に使えるのが、このサイトの魅力の1つでもあります。





Q&Aコーナーも用意

教えて!リサイクルのこと
 このほか、リサイクルショップを利用する上での注意点を学べるコンテンツもあります。サイト側が用意した「トラブル防止対策」というコーナーでは、買い取り依頼をする前に確認すべきポイントとして、品物の購入日の確認や破損・不良の状態確認、査定のみか買い取りも依頼するのかを伝えること、身分証明書の準備の4点を挙げています。この手の店を利用するのに慣れていない人にとって、こういう情報はありがたいですね。

 また、「教えて!リサイクルのこと」というQ&Aコーナーも用意されていて、ここではさまざまな件について質問と回答を投稿できます。上手に活用すれば、リサイクルショップを利用する上でのコツなど、有益な情報が得られますよ。一方で、リサイクルショップに関すること以外の質問もあります。中にはサイトの趣旨とはまったく関係のない質問もありますが、「飲食店では廃油をどのように処理するのか?」とか「ペットボトルのフタを集めてどこかに送ると、海外の恵まれない子が助かると聞いたけど、どういう団体でどこに送ればいいのか」といったリサイクルに関する総合的な情報もあり、役に立ちます。このサイトがきっかけで、ゴミ問題や環境問題に目覚める人もいるかもしれませんね。単にリサイクルショップの情報をチェックするだけでなく、こういうコーナーを見ることで新たな発見があるかもしれませんよ。では、また!


関連情報

URL
  うるハピ.com
  http://www.uruhapi.com/

2008/02/21 11:11

下柳泰三
自称“書き屋”。ジャンルを選ばず心が揺さぶられればパソコン記事でも映画評でも何でも書く、サスライの原稿執筆人。現在某街歩き雑誌(ヒミツ)をメインに活動中。ホコリをかぶったケーブルモデムを横目に今日も書きまくる!
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