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さまざまなカタログを閲覧できる「デジタルカタログライブラリ」
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「デジタルカタログライブラリ」トップページ
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先日、部屋を大掃除したらいろいろなカタログが山のように出てきて大変でした。紙のカタログというのは見ていて楽しいものですが、場所を取るという欠点があります。その点、インターネットで配布されている電子カタログなら保存が容易だし、紙と違って写真の画質が劣化しないのもイイですね。
このような電子カタログは今やどこのメーカーでも提供していますが、たとえば特定の商品についてメーカーごとに比較検討しようと思うと、いちいち各メーカーのサイトからダウンロードしなくてはならず、けっこう面倒です。紙のカタログは店に行くとジャンルごとに分けて置いてありますが、あれのネット版があると便利だと思いませんか?
そこでオススメしたいのが、「デジタルカタログライブラリ」というサイト。これはさまざまなジャンルの商品のカタログデータを集めた総合カタログサイトです。家電やコンピュータはもちろん、ファッションやアクセサリ、ホビー関連、スポーツ用品、美容用品など、幅広いジャンルのカタログを自由に閲覧できますよ。カタログを見るのが好きな人は、ぜひお見逃しなく!
■ 家電から旅行ガイドまで幅広くカバー
トップページを見ると、実にいろいろなカタログの表紙が並んでいます。「新着情報」のコーナーに最近追加されたカタログのリストが並んでいますが、毎日のように次々とカタログが追加されているのがわかりますね。左のカテゴリリストには、「懸賞・プレゼント」「ファッション・アクセサリ・メガネ」「フード・ドリンク」「家具・インテリア・雑貨・ギフト」「コンピューター・家電・カメラ」「美容・健康・ヘルスケア」など、計17種類ものカテゴリが用意されています。
中には「観光・旅行ガイド・宿泊施設」といったジャンルもあり、ここでは各地の観光ガイドや、各国の政府観光局が発行しているパンフレットが見られます。また、海外のカタログやカタログショップのパンフレットもあります。これだけの種類が用意されていれば、幅広い世代が楽しめるのではないでしょうか。
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「コンピューター・家電・カメラ」カテゴリ
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「観光・旅行ガイド・宿泊施設」カテゴリ
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■ ビジネス向けのカタログも用意
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ビジネスカタログ
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これら個人向けのカタログとは別に、ビジネス関連のカタログも用意されています。メニュー下の「ビジネスカタログ専用サイトへ」をクリックすると飛べるようになっているのですが、実はビジネスカタログを見るにはユーザー登録が必要です。登録にあたっては氏名やメールアドレスのほか、住所や電話番号を入力する項目もありますが、資料やカタログの郵送を申し込むのでなければ入力を省略することもできるので、まずは氏名とメールアドレスだけでも登録してみてはいかがでしょうか?
ビジネスサイトでは、「販売店向け」「販促品」「オフィス用品」「繊維・衣料・ユニフォーム」「食品素材・厨房機器」「産業用機器・機械」「環境・エネルギー」など17種類のカテゴリがあります。こちらにも「海外カタログ」や「代理店」といった項目が用意されています。
なお、パーソナルサイトもビジネスサイトも、トップページに「人気カタログTOP10」というランキングが掲載されています。これを見れば注目されているカタログがどれなのか、一目でわかりますよ。
■ メモ書きやテキスト検索も可能
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カタログ閲覧画面
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各ジャンルをクリックすると、そのジャンルのカタログのリストが表示されるので、興味のあるカタログの表紙をクリックしてみましょう。別ウインドウが立ち上がり、カタログ閲覧画面になります。紙面をクリックするとページがめくられて次ページへと表示が切り替わるようになっており、まるで実際に冊子を手にしているような感覚で読めます。また、ページ下部には操作ボタンを集めたメニューバーも用意されており、ここではページの拡大や縮小、自動めくり、ページの早送り、目次の閲覧ボタンなどが利用できます。
また、「メモ・検索・印刷」というボタンもあり、これを使うとさまざまな機能が使えます。メモを書く場合は、ポップアップメニューの中から「メモを貼ります」をクリックしましょう。メモパレットが表示されるので、付箋の色を3色から選びます。あとはメモを置きたい箇所をクリックで指定すれば、貼り付けが完了です。ここに文章を書いておけば、あとから見返すときの目印になります。貼り付けたメモは、「メモ一覧」でリストとして確認することもできます。
また、ポップアップメニューから「検索」を選ぶとフリーワードによる検索が可能になり、「印刷」を選ぶと、カタログのPDFファイルが別ウインドウで開いて印刷できるようになります。これならプリントアウトして買い物に行くとき持っていったりと、いろいろな使い方ができますよね。ただし、「検索」と「印刷」については機能を使えないカタログもあるので注意しましょう。
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メモパレット
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検索画面
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■ 好きなカタログはマイカタログに登録
ユーザー登録している場合は、「マイカタログ」という機能も使えます。これは自分の好きなカタログを登録しておいて、あとから簡単に呼び出せる機能です。カタログリスト画面で好きなカタログにチェックを入れて、「チェックしたカタログをマイカタログに追加」というボタンを押すと、そのカタログがマイカタログに保存されます。マイカタログに追加したカタログは、ログインした状態でページ右に表示が並びます。「カタログを見る」というボタンをクリックすればいつでもそのカタログを閲覧可能で、削除もワンクリックで可能です。このあたりの使い勝手はかなり良好ですよ。
さまざまなジャンルの商品のカタログを店に行かなくても自由に見られるというのは、実際に使ってみるとかなり便利です。ふだんは興味のないジャンルのカタログも見られるので、「こんな商品があったのか!」と新たな発見をすることもありました。
ちなみに6月12日現在、登録されているカタログの数はパーソナルカタログが696で、ビジネスカタログは971でした。けっしてすべてのカタログを網羅しているというわけではなく、たとえば「コンピューター・家電・カメラ」などを見ると、主要なメーカーのカタログがすべて置いてなくて物足りない面があるのも事実です。ただ、このような試みはほかではあまり例がなく、そういう意味では貴重なサイトといえるでしょう。今後のカタログ数の充実に期待したいですね。また、こういうサイトにカタログがあると宣伝効果はかなりあると思うので、メーカーさんの方も柔軟に考えて、どんどんカタログを公開していただきたいものです。では、また!
■ URL
デジタルカタログライブラリ
http://catalog.vc/
2008/07/03 11:05
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下柳泰三 自称“書き屋”。ジャンルを選ばず心が揺さぶられればパソコン記事でも映画評でも何でも書く、サスライの原稿執筆人。現在某街歩き雑誌(ヒミツ)をメインに活動中。ホコリをかぶったケーブルモデムを横目に今日も書きまくる! |
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