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美しい日の出、日の入を見られる「朝日・夕陽の放送局」
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「朝日・夕陽の放送局」トップページ
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先日、久しぶりに旅行で千葉の鴨川に行ったんですが、いやー太平洋から昇る朝日がものすごくキレイでしたね。海から昇る朝日というのは、まるで荘厳な儀式を見ているようで、心が洗われるような気分になります。ビルに囲まれた都内に住んでいると、なかなかこのような光景は見られません。ただ、だからこそ念願叶って見られたときには大きな感動を味わえます。
なかなか美しい日の出を見るチャンスのない人は、インターネットに投稿されている日の出の写真を見て楽しむのも1つの手です。とくにオススメなのが、「朝日・夕陽の放送局」というサイトです。ここでは全国のさまざまな日の出・日の入の写真が投稿されているほか、各地のライブ画像も閲覧可能です。また、朝日と夕陽が見える宿やレストランのリストもありますよ。美しい日の出と日の入を見て、気分をリフレッシュしたいと思っている人はぜひお見逃しなく!
■ 朝日と夕陽の写真を投稿可能
トップページにアクセスしたら、まずは上部にあるメニュー一覧を見てみましょう。「朝日・夕陽WEB写真集」というコーナーがあり、ここには全国から寄せられた朝日と夕陽の写真が掲載されています。7月上旬にアクセスしたところ、写真の総数は180枚以上もありました。写真点数としては夕陽のほうが多く、朝日はまだ少ししかありませんが、これから充実していくものと思われます。いずれの写真も日の出の決定的瞬間を捉えた美しい写真ばかりで、見ているだけで飽きません。写真だけでなく、撮影時間などの細かいデータやコメントも掲載されていますよ。
このほか、夕陽に合う音楽やおすすめの夕陽スポット、夕陽が見える店、夕陽に関する思い出などを投稿できる「夕陽データ」というコーナーや、さまざまな人の夕陽に対する思いを集めた「夕陽を語る」というコーナーもあります。ユーザーが投稿できるコーナーが数多く用意されているのが、このサイトの最大の魅力ですね。また、夕陽に関する知識を学べる「夕陽の不思議」や、このサイトを運営するNPO法人「日本列島夕陽と朝日の郷づくり協会」によるイベント案内のコーナーもあります。さらに、「朝日・夕陽の壁紙」というコーナーもあり、ここでは各地の朝日・夕陽の壁紙画像をダウンロード可能です。
■ ライブカメラによる鮮明画像
このサイトでは、写真の投稿だけでなく、ライブカメラによる画像も掲載しています。画面右にある「朝日・夕陽チャンネル」というバナーをクリックしてください。ここでは「朝日チャンネル」が3チャンネル、「夕陽のチャンネル」が7チャンネル用意されていて、全国各地のライブカメラ映像が見られるようになっています。各チャンネルの月ごとの日の出・日の入時刻の表も掲載されているので、この時間に合わせて見ればいいわけですね。試しにどれか1つチャンネルを選んでクリックしてみましょう。
アクセスした時点での最新画像が右側に、メニューが左側に表示されます。ライブカメラといっても動画ではなく静止画なので、鮮明な画像が楽しめます。最新の画像のほか、過去の画像もストックされていて、1日の推移や1カ月の推移、5年の推移がスライド表示で見られるほか、日付を指定して画像をピックアップすることも可能です。また、各スポットの関連情報や周辺の地図、施設の利用案内などのデータも載っているので、実際にその場所を訪れる際に役立ちます。
■ 朝日百選と夕陽百選
全国各地の宿やレストラン情報を集めた「朝日夕陽の見える宿とレストラン」というコーナーも要注目です。「北海道」「東北」「関東・甲信越」など地域別に分けられているので、身近なエリアをクリックしてみましょう。その地域の宿やレストランのリストが見られます。スポット名には住所と電話番号に加えて、施設の写真も掲載されています。
また、詳細ページが用意されているスポットもあり、施設名をクリックすると詳細情報を見ることができます。宿やレストランの魅力や名物料理、オススメのお土産などの情報が自己アピールとして簡単にまとめられているほか、そのスポットから撮影された朝日や夕陽の写真なども掲載されています。さらに、レストランだったら席数、宿だったら部屋の設備など、細かいデータも掲載されているので、とても便利ですよ。なお、掲載されている宿に、「朝日・夕陽の放送局を見た」というと特典が付く宿もあるので、特典マークの有無もしっかりチェックしておきましょう。
ところで、リストの各スポット名の横には「朝」「夕」とアイコンがありますが、これは同サイトが選んだ「朝日百選」の宿や「夕陽百選」の宿を示すマークです。「朝日百選」と「夕陽百選」は、ページ上部のメニューからもアクセス可能で、プルダウンメニューから市町村名を選ぶと、そのエリアに含まれる百選のスポットが表示されます。朝日と夕陽の写真はもちろん、その景色を楽しめる宿や観光スポットの情報も掲載されていますよ。「百選」といっても、まだリストに掲載されているスポットの数は100に満たない状況ですが、今後少しずつ発表されていくことでしょう。どんな街のどんなスポットが選ばれるのか楽しみですね。
■ ほかにもいろいろなコーナーを用意
このほか、夕陽に関する思い出を集めた「夕陽の思い出銀行」というコーナーもあります。さまざまな人の夕陽に対する思いが伝わってきて、なかなか味わい深いですよ。エッセイのほか、短歌や俳句、川柳も投稿されています。
「旅のコラム~藤嶽彰英~」というコーナーも見逃せません。旅行作家の藤嶽彰英氏によるコラムを集めたコーナーで、温泉や旅館、料理、鉄道に関することなど、いろいろな話題を取り上げています。朝日や夕陽に直接関係する話題ばかりではないですが、このサイトを訪れるような人は旅行が好きな人が少なくないでしょうから、このような旅情たっぷりのコラムが掲載されているのはウレシイですね。
また、和歌山市の雑賀崎で起こる自然現象「雑賀崎のハナフリ」というコーナーも面白いです。春と秋の彼岸の中日の夕陽はハナが降るように見えるといい伝えられてきたそうで、この現象に関する情報提供を呼びかけています。なんらかの情報を持っている人は、投稿してみてはいかがでしょうか。
このほかにも、同協会は夕陽と朝日の情報を記したパンフレットやポスターなどを販売していて、それらの媒体の情報も掲載されています。さらに、夕陽の写真集作りや写真展示も呼びかけていたりと、さまざまな活動を行っています。運営スタッフの朝日と夕陽に対する思いが伝わってくるサイトで、今後の充実が期待されますね。では、また!
■ URL
朝日・夕陽の放送局
http://www.area-best.com/yuhi/
2008/07/17 11:03
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下柳泰三 自称“書き屋”。ジャンルを選ばず心が揺さぶられればパソコン記事でも映画評でも何でも書く、サスライの原稿執筆人。現在某街歩き雑誌(ヒミツ)をメインに活動中。ホコリをかぶったケーブルモデムを横目に今日も書きまくる! |
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