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レポート数827件! 調査レポートのデータベースサイト「レポセン」


トップイメージ
 最近、インターネットのニュースでよく目にするのが、リサーチ会社の調査レポートです。オリンピックなどのイベントに関する意識調査や、旅行や読書など趣味に関するアンケートなど、さまざまなジャンルの調査レポートを読んでいると、世間の人の考え方がわかって面白いですね。

 知的好奇心が満たされるのはもちろん、企画書やプレゼンテーションの資料に使ったりと、仕事にも色々と役立ちます。最近は消費者ニーズが多様化してきているので、細かい調査結果をまとめた調査レポートの役割は、今後ますます重要になっていくだろうと思われます。

 このような調査レポートを集めたデータベースサイトが「レポセン」です。このサイトでは、数多くのマーケティングリサーチ会社が提供する調査レポートがわかりやすく分類整理されているので、自分が必要とする調査レポートをすぐに探し出せますよ。上手に活用して、ビジネスや生活にぜひ役立ててください。





幅広いジャンルを網羅

 トップページにアクセスすると、いろいろなカテゴリ別に調査レポートのタイトルが並んでいます。カテゴリは「時事・ニュース」「旅行・レジャー」「金融」「クルマ・乗り物」「食べる・飲む」「趣味・スポーツ」「美容・健康・医療」「ショッピング」など、計14種類。趣味についての素朴なレポートから、ビジネスに役立つものまで、幅広いジャンルのレポートが揃っています。レポートは新しいものが日々追加されていますが、9月24日時点でのレポート掲載件数は827件でした。これだけ収録数が豊富なら、多くの人のニーズを満たせるのではないでしょうか。

 カテゴリのジャンルごとに見ていくと、「時事・ニュース」では「北京オリンピックについてのアンケート」といったタイムリーな話題や、「血液型による性格の違いあると思う!?」といった素朴な疑問についてのレポートがありました。

 「家電・通信」では「カーボンオフセット、エコポイント、カーボン・フットプリントに関する調査」、「美容・健康・医療」では「メタボについてのアンケート」といった注目の話題についてのレポートもあります。このように旬のレポートが数多く揃っているので、こまめにチェックしておけば世の中のトレンドがよくわかりますよ。

 なお、各カテゴリの「一覧」を見ると、そのカテゴリの調査レポートのタイトル一覧が表示されます。このリスト画面では、レポートの簡単な説明文も掲載されているので、どのような内容なのかが一目でわかります。忙しいときは、リスト画面を斜め読みするだけでも大体の内容を把握できると思います。

 なお、このサイトではカテゴリ検索のほかにキーワード検索も用意されています。ページ右上の「レポート検索」にキーワードを入れて「検索」ボタンをクリックすると、そのキーワードが含まれるレポートのリストの一覧が表示されます。さらに「絞り込みオプション」も用意されており、ファイル形式や作成日付で絞り込めます。また、「表示オプション」を使えば、検索語の出現頻度順や更新日付順に並べ替えることも可能です。


カテゴリ一覧 フリーワード検索




各社の調査レポートを見やすく掲載

レポート詳細(データ提供:ナビリサーチ)
 リストの中で興味のある調査レポートを見つけたら、タイトルをクリックしてみましょう。詳細ページが表示されます。はじめに調査方法、調査時期、有効回答数、調査項目、調査会社などの詳細内容が載っています。調査レポートというのは、いつ、誰に、どのように調査したのかがわからないと説得力を欠くので、このように詳細な調査内容がきちんと明示されているのはありがたいですね。

 レポート本文は段落ごとに見やすくまとめられていて、グラフや表なども掲載されています。グラフの画像はクリックすると別ウインドウが開いて拡大表示できるようになっています。レポートの文章と画像を別々に保存できるので、資料に流用する際にも使いやすいですね。

 マーケティングリサーチ会社が自社サイトで公開しているオリジナルの調査レポートは、HTMLで提供されている場合もあればPDFの場合もあります。中には内容が少ないにもかかわらず、何ページにも渡ってダラダラと分量を多くしているようなレポートもあったりと、まとめ方はリサーチ会社によってさまざまです。一方、このサイトの調査レポートはどれも同じHTML形式でまとめられているので、これなら提供元のサイトに行ってオリジナルの資料を見るよりも、このサイト上で見たほうがかえってわかりやすいかもしれないですね。





有料レポートも用意

有料レポート(データ提供:ネットマイル)
 なお、カテゴリリストを見ると、タイトルの横に「販売」という表記が付いているものがいくつかあります。実はこのサイトに掲載されている調査レポートは、すべてが無料で閲覧できるわけではなく、有料のものがいくつかあり、この「販売」という表記は有料レポートであることを意味します。

 ただ、有料レポートと言ってもレポート本文は読めるようになっているものが多く、その場合は詳細データのみを有料化しています。あらかじめレポートの分析記事を読んでから購入できるので、買ってから後悔するようなことはありません。

 なお、購入するには会員登録が必要です。会員登録自体は無料なので、このサイトを継続的に使う人は登録しておくことをオススメします。登録すると、調査レポートによっては回答データや集計表などの生データを無料でダウンロードできます。また、調査会社への一括見積もりや問い合わせサービスなども受け付けています。メールマガジンも受け取れるので、最新情報をチェックしたい人は申し込んでおきましょう。





調査会社ごとのレポートリストもチェック可能



 トップページ右側を見ると、最新レポートのリストがRSSフィードで提供されているので、RSSリーダーに登録しておけば、追加された調査レポートをいち早くキャッチできます。また、販売レポートの一覧や調査会社のリストも載っています。会社名をクリックすれば、会社ごとのレポートのリストも表示されます。

 ちなみにこのサイトで扱っているマーケティングリサーチ会社は、ネットマイルやネットエイジア、gooリサーチ、NTTナビスペース、楽天リサーチ、マクロミル、日本能率協会総合研究所、ライブドア、日経リサーチ、サーベイリサーチセンター、ヤフーバリューインサイトなどです。いずれもインターネット上で名の知られた会社ばかりで、充実したラインナップと言えます。

 このサイトは調査レポートの収録数も多く、検索などの使い勝手も必要十分で、かなり使いやすいと思います。ビジネスの資料作りに役立つデータベースサイトとして、ブックマークに入れておいて損はないですよ。では、また!


調査会社の一覧 調査会社ごとのリスト(データ提供:gooリサーチ)

関連情報

URL
  レポセン
  http://reposen.jp/

2008/09/25 11:21

下柳泰三
自称“書き屋”。ジャンルを選ばず心が揺さぶられればパソコン記事でも映画評でも何でも書く、サスライの原稿執筆人。現在某街歩き雑誌(ヒミツ)をメインに活動中。ホコリをかぶったケーブルモデムを横目に今日も書きまくる!
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