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転職の参考にも!! 多彩な角度で年収を調べられる「年収ラボ」
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トップページ
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世の中不景気だなんだといろいろ騒がれていますが、こういうときこそ地に足を付けて、日々の仕事をコツコツとこなしていきたいものです。ただしそうは言っても気になってしまうのが、一体ほかの人はどれくらいの給料を貰っているかということ。テレビの街頭インタビューを見ると、みなさん口を揃えて「生活が苦しい!」と言っていますが、ホントのところを知りたい方も多いのではないでしょうか。
そこで参考にしたいのが、「年収ラボ」というサイト。このサイトは“年収”をテーマにした総合サイトで、さまざまな人の年収を企業別や職業別、資格別、年代別と多彩な角度から調べられます。就職活動中の学生の方々はもちろん、転職を考えている社会人の人も要注目ですよ。
いろいろな職業の人の懐具合を知ることはマーケティングの参考にもなるので、ビジネスの資料として大変役に立ちます。実際に見てみると、「あの業界ってけっこう給料良いんだなあ」とか、「思っていたよりも良くないんだなあ」とか、意外な事実が明らかになって面白いですよ。
“年収”という観点から世の中を俯瞰することで、今までは気づかなかったさまざまなことが見えてくること請け合いです。不景気と言われる時代の中で、日本の経済状況を冷静に見つめ直すためにも、ぜひ参考にしてみてください。
■ サラリーマンの年収を多彩な角度から考察
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サラリーマンの平均年収
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トップページにアクセスすると、真っ赤な色をした「年収ラボ」のロゴが目に飛び込みます。“年収”というシビアなテーマにかかわらず、葉っぱのイラストが入ったほのぼのとしたデザインで気分が和みますな。
ページ上部には「サラリーマン」「企業別」「公務員」「職業別」「資格別」「年代別」などさまざまなメニューが並んでいます。まずは「サラリーマン」をクリックしてみてください。
ここでは平成19年のサラリーマンの平均年収が調べられます。統計元となっているのは国税庁の「民間給与実態統計調査」と厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」という資料で、年齢別のサラリーマンの平均年収だけでなく、過去13年間の平均給与の推移もグラフで確認できます。
これらの基本的なデータのほかに、年収データを階層別に男女別のグラフでまとめた「年収階層分布図」や、勤続年数ごとの平均年収を男女別にまとめた「勤続年数別 平均年収」、業種・業界ごとの平均年収をグラフに表した「業種別 平均年収」など、多彩な資料が数多く用意されています。
また、近年話題となっている収入格差の問題に関係する資料として、年収300万円以下の人口の割合と推移をまとめたグラフも載っていました。これを見ると、平成14年から16年にかけて年収300万円以下の人の割合が急激に伸びて、その後も18年まで伸びていることがわかります。格差問題を客観的に考察する上で参考になるでしょう。
■ 業種ごとの平均年収ランキングも掲載
次はメニューから「企業別」を見てみましょう。ここではいろいろな企業の年収情報を見比べられます。統計元は各企業の有価証券報告書で、上場企業だけでなく一部の非上場企業の資料も掲載されています。
検索方法は「50音順」と「業種・業界別」の2種類。「50音順」をクリックして探したい企業の頭文字を選ぶと、企業名のリストが表示されます。このリストには業種のほかに平均年収も載っているので、リストの段階で各企業の年収を見比べられます。
さらに企業名をクリックすると詳細情報も表示されます。ここでは年収情報のほかに従業員の平均年齢や平均勤続年数、従業員数などのデータや、大まかな企業のプロフィールも載っています。単に年収情報だけを載せるのではなく、年収と密接な関係のある従業員のデータも詳しく載せているのは親切ですね。
一方、「業種・業界別」では、業界ごとの年収情報を調べられます。業界ごとの平均年収や業界規模に加えて、企業別の平均年収と総資産や売上高ランキングも載っています。これを見ると、総資産や売上高と、年収とは必ずしも比例しているわけではなく、売上高が少なくても給料は飛び抜けて高い企業などもあり、なかなか面白いです。
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企業別 年収図鑑
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企業別ランキング
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■ 公務員の年収情報もチェック
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公務員の給料&年収
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サラリーマンの年収を見ると、その次に気になるのが公務員の給料です。このサイトでは、国家公務員や地方公務員に加えて、一般行政職や警察官、都道府県知事や内閣総理大臣まで、幅広い公務員の収入データを掲載しています。統計元になっているのは人事院や総務省、国税庁などの資料で、かなり多くの統計データを元にまとめています。
掲載されているのは、「公務員の平均年収と民間比較」、「公務員 職種別 年収ランキング」、分類別の年収をまとめた「分類別 公務員 一覧」の3種類で、それぞれ興味深いデータが並んでいます。
ちなみに職種別の推定年収ランキングのトップは内閣総理大臣と最高裁長官で、ともに5141万円でした。次いで衆・参の両議長が4857万円で、以下、国務大臣、事務次官、国会議員と続きます。30位までの詳細なランキングが見られるので、国家公務員から地方公務員に至るまで、どのような給与水準なのかがよくわかりますよ。
また、「分類別 公務員 一覧」では、国家公務員、地方公務員、独立行政法人の職員の平均年収のほか、過去の年収の推移なども詳しくわかります。公務員の給与水準について考える際の資料として、かなり役立つ資料だと思います。
■ 職業別・資格別・年代別の収入情報
このほか、職業別の平均年収とデータを調べた「職業別 年収サーチ」というコーナーもあります。ここでは年収が高い職業のランキング表が載っていて、これを見ると1位がパイロットになっています。2位が大学教授、3位が医師、4位が記者、5位が大学助教授と続いていて、それぞれの平均年収も職種の横に掲載されているのでわかりやすいです。
各職種をクリックすると、その職種の平均年収および平均月収、年間賞与の額、平均年齢、総労働時間、男女比などの詳細データがわかるので便利ですよ。
さらに、資格別に給料をまとめた「資格別 年収サーチ」というコーナーもあり、ここでは資格が必要な職業の年収ランキングが載っています。これを見ると1位は医師で2位が弁護士、3位が公認会計士と税理士でした。これらの資格取得を目指している人には参考になりますね。
最後に、「年代別 年収サーチ」というコーナーを見てください。ここでは20代・30代・40代・50代と各世代の平均年収が載っており、各年代の前半と後半に分けて男女別のデータが載っています。これを見れば、年代ごとに年収がどのように上がっていくのかがよくわかりますよ。
このような充実した年収情報が掲載されている「年収ラボ」ですが、注意すべきなのは、この資料は平成19年のデータだということです。最近になって日本の経済状況も急激に変化しつつありますが、今後も最新の年収情報の掲載をぜひ期待したいですね。では、また!
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年収が高い職業ランキング
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年代別の平均年収
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■ URL
年収ラボ
http://nensyu-labo.com/
2009/01/22 10:52
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下柳泰三 自称“書き屋”。ジャンルを選ばず心が揺さぶられればパソコン記事でも映画評でも何でも書く、サスライの原稿執筆人。現在某街歩き雑誌(ヒミツ)をメインに活動中。ホコリをかぶったケーブルモデムを横目に今日も書きまくる! |
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