Broadband Watch logo

結婚式や宴会に!! 余興アイデアを紹介する「余興ドットコム」


トップページ
 先日、友人の結婚式の二次会に出席したんですが、これがまたすごく盛り上がってビックリしました。とにかく芸達者な友人の多い夫婦で、歌はもちろん一発芸のオンパレードですごく面白かったですね。大した宴会芸を持ち合わせていないアタシは、そのような得意技を持っている人を見ると尊敬してしまいます。

 まあこれは素人の芸で盛り上がった例ですが、最近は結婚式の披露宴や二次会にプロの芸人を呼ぶケースも増えてきているようですね。なんたって人を楽しませるプロを呼ぶわけですから、盛り上がり方もひと味違うでしょう。不景気なご時世ですが、だからこそ結婚式くらいはこだわりたいという人が増えているのかもしれませんね。

 そんな結婚式の披露宴や二次会の余興に関する情報サイトがあるのをご存じでしょうか? 「余興ドットコム」というサイトがコレ。このサイトでは結婚披露宴で使える余興のネタ集のほか、結婚式の演出のハウツーや余興タレントの呼び方など、さまざまな情報が掲載されています。

 結婚式の2次会だけでなく、忘年会や新年会、送別会や歓迎会などいろいろなパーティーにも使えるヒントがぎっしり詰まっていますよ。宴会を盛り上げたいと思っている人は要注目です。





オーソドックスな余興について解説

余興アイディア集の初級編
 トップページにアクセスしたら、左メニューの中から「余興アイディア集」のコーナーを見てみましょう。結婚式余興の上級編、中級編、初級編と並んでいますが、まずは初級編です。

 ここではほとんど練習のいらない簡単な余興のネタが紹介されています。万歳三唱の10倍も祝ってしまう「万歳30唱」とか、新郎新婦に同じ質問をして、どれだけ同じ答えが出てくるかを見る「相性ぴったり!?クエスチョン」、新婦さんに目隠しをして本物の新郎を手探りで当ててもらう「本物は誰だ!?(新郎or新婦当てクイズ)」、友人複数名でリレー形式でスピーチする「スピーチリレー」など、さまざまなアイディアが紹介されています。このほか、「くじ引き大会」や「カラオケ」、「ビンゴゲーム」などのオーソドックスなイベントを行う上でのアドバイスも載っています。

 また、ページ下部では「特技があれば余興に活用すべし!」というコラムも載っており、ここでは披露宴の余興に悩んでいる人へのアドバイスが掲載されています。これを読むと、思わぬ特技が余興のネタにつながるということがよくわかりますね。





ワンランク上の余興ネタがぎっしり

 次は中級編です。こちらは初級編よりももう少し凝った余興のネタが紹介されています。「ただ歌を歌うだけではありきたりなので、もう少しなにか工夫したい!」とワンランク上の余興を検討している人にはぜひオススメですよ。

 たとえば新郎新婦について面白おかしく解説する「新婦(新郎)取扱説明書」とか、新婦がお色直しでどんなドレスを着てくるかを当てる「新婦ドレス当てクイズ」、電飾を体中に巻き付けて宴席をパレードする「祝!エレクトリカルパレード」、出席者の名前でビンゴを行う「人名ビンゴ」、産まれてくる2人の赤ちゃんの顔をイラストで作成する「BABY モンタージュ」など、目からウロコのアイディアが満載されています。

 とくに「新婦(新郎)取扱説明書」については、通信販売風にアレンジした「ジャパ●ット タ●タ(愛の通信販売)」なんてネタも載っていました。余興ネタに困っている人には、かなり参考になるとおもいます。

 ちなみに「上級編」はプロの芸人を呼んで盛り上げるやり方を紹介しています。このサイトで紹介されているのはものまね芸人やマジシャンなどで、中にはテレビで見たことのある人もいますよ。

 タレントは全部で7人。結婚式の余興専門のショーができて、なおかつ結婚披露宴の会場のような場所でも気持ちよく演じてくれる人ということで絞った結果、このメンバーに落ち着いたそうです。予算的にもお手頃だそうなので、興味のある人は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか?


余興アイディア集の中級編 余興アイディア集の上級編




演出方法の解説や例文も掲載

 これらの余興アイディアを形にする際のアドバイスとして、「結婚式演出」というコーナーも用意されています。ここでは「結婚式演出等の知識」というコーナーがあり、余興の注意点やブライダル用語集などが載っています。

 とくに「余興の注意点」では、「披露宴での困った余興」として、時間の長すぎるものや下品なもの、ただひたすら騒ぎまくるだけのもの、過去の暴露、花嫁の胴上げなどが挙げられています。まあ結婚式というのは友人関係だけでなく親族などもいますから、やり過ぎるのは良くないでしょうね。

 また、「余興アイディア集」の中級編で紹介されていた「新婦(新郎)取扱説明書」の例文なども載っています。これは主役の2人について取扱説明書風に紹介する文章で、いざ自分で書こうとするとけっこう苦労するものですが、例文が載っていれば、これをベースにアレンジするだけなので助かりますね。

 文書作成のポイントなども解説しているし、アレンジの例も「処方箋バージョン」「旅行規約バージョン」「新車(納車)説明」「表彰状バージョン」「寿アナウンス」などさまざまなバージョンが載っていますよ。

 さらに、結婚披露宴の余興として定番の「両親への手紙」の作成法も解説しています。単に例文を載せているだけでなく、作成の仕方を丁寧に説明しているので、これに沿って書いていけば、心のこもったオリジナルの手紙をすぐ書けます。


余興の注意点 「新婦(新郎)取扱説明書」の例文




新たなアイディアが満載の掲示板

厳選余興ネタ
 このほか、ユーザー同士で情報交換するための「結婚式余興掲示板」というコーナーも用意されています。ここでは主に「どんな余興をやったらいいのか悩んでいます」といった相談が多く、それに対してほかのユーザーがいろいろとアドバイスしています。

 さらに、これらの質問やアドバイスをブログ形式で紹介する「余興まにあ」のコーナーや、過去に掲示板によって生まれた余興ネタをまとめた「厳選余興ネタ」というコーナーもあります。ここで紹介されているネタは、「余興アイディア集」に負けず劣らず面白いものばかりですよ。

 また、「About us」の中の「結婚式余興体験談」というコーナーも面白いです。実際に結婚式にプロのタレントを呼んだ人の体験談が詳しく書かれており、タレントを呼ぼうと計画している人にはぜひオススメですよ。

 このように、結婚式の余興という非日常的なテーマについて、このサイトはかなりマニアックに掘り下げています。掲示板への書き込みもけっこう活発で、そこから日々新たな余興アイディアが生まれているので、宴会好きの方はぜひ定期的にチェックしてみてください。では、また!


関連情報

URL
  余興ドットコム
  http://www.ne.jp/asahi/yokyou/v-0-v/index.html

2009/02/19 11:00

下柳泰三
自称“書き屋”。ジャンルを選ばず心が揺さぶられればパソコン記事でも映画評でも何でも書く、サスライの原稿執筆人。現在某街歩き雑誌(ヒミツ)をメインに活動中。ホコリをかぶったケーブルモデムを横目に今日も書きまくる!
BB Watch ホームページ
Copyright (c) 2009 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.