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情報収集にフル活用！ インターネットのデータベース（3） |
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 うーむ。忠臣蔵の討ち入りの日が過ぎると、「師走」という雰囲気がプンプン漂ってきますなー。あとはクリスマスが終わり、歳末助け合い募金の箱にチャリーンと100円玉でも入れればもう大晦日ですか。早いもんです。
それにしてもアレですな、年賀状を書くってのは毎年毎年けっこうシンドイもんです。12月ってのは1年の中でもとくに忙しい時期なのに、その合間を縫ってシコシコ書かなきゃーならん。まあ、最近は宛名書きとかもプリンタを使えばすぐに終わりますけど、そういうときに限ってマシンの調子がおかしくなって位置がズレたりとかね。でも一昔前までは、郵便番号だっていちいち「ぽすたるガイド」をペラペラめくらないといけなかったのが、最近はWebサイトで番号検索できますからね。それだけでも楽ちんですわ。 この郵便番号検索サイトって、郵便局のサイトだけじゃなくて、検索ポータルサイトとかにもけっこうあるんですね。考えてみれば、これもいわゆる1つの「データベースサイト」です。郵便番号が5ケタから7ケタになるときだって、すでにネットがある程度普及していたから良いようなものの、もしそうでなかったら「こんなのいちいち調べてられるかー!!」という人ばかりで全国的に不満が噴出したんじゃないですかねー。いやはや、データベースサイト様々です、ホント。 ■ CMから曲を検索
テレビを見てて「この曲良いなー」なんてちょっと感動したことありませんか？ まあ、ドラマやアニメならクレジットでわかるけど、CMだと表記されていないときもありますよね。そんなときでもこのサイトを使えば、すぐに目当ての曲名と歌手名がわかるというワケ。たとえば「初めてのアコム～ラララ～」という曲だって、「アコム」というキーワードを入力すれば誰のどんな曲なんかがすぐにわかります。残念ながら、あまりにも古い曲の場合は検索しても出てこないときがありますけど、最新の曲をかかさずチェックしたいという人にはうってつけでしょう。近頃はCMで流れたことがきっかけではやる曲ってのが結構多いですからね。見逃せませんよ!! ■ ＵＲＬ Neowing http://www.neowing.co.jp/ ■ CMの動画がぎっしり
今やCMってのは一つの文化と言えるし、誰かがこういうサイトで情報を蓄積していかないと、後になってみんなが困ってしまいますから、とても意義のある活動だと思うんですね。まだ動画として見られるのは最近のCMに限られていますが、このまま大いに頑張っていただいて、日本最大のCM動画データベースに成長して欲しいと思います。あと、地味だけど見逃せないのがメニューの中にある「CM用語辞典」というもの。これは広告業界で使われている用語の意味を調べられる辞典なんですが、なかなか便利ですよ。アタシみたいな人間にとってギョーカイ用語ってのは縁遠いもんですから、辞典形式で色々と説明してるというのはウレシイ。これもまた、ミニ・データベースと言えるでしょうね。 ■ ＵＲＬ CM Japan http://www.cmjapan.com/ ■ 新車のことなら何でもわかる
この中でも注目したいのが、「webCG Database」のコーナー。なんと、国内外の新車のスペックを検索できるというスグレモノです。なにしろクルマってのはメーカーの数が多い。種類も多い。だからいざその中から選ぼうとすると、頭がこんがらがってしまいそうになる。そんなときにこのスペック検索を活用すると、どこのメーカーがどんなクルマを出しているかが、すぐにわかるというワケです。 検索の仕方も「車種名」「車型」「価格帯」と3つの方法から選べるし、ヒジョーに便利。結果の表示画面にはもちろんスペックの説明文が出てきますが、そのほかにインプレション記事へのリンクも貼られています。やっぱりクルマは数字だけじゃわかりませんから、こういう記事まで掲載してくれると、とても助かります。願わくば過去に発売されたクルマのデータも調べられるともっとイイのですが、それはこれからに期待することにしましょう。とにかく、これだけの情報をデータベース化したことには、大いに拍手を送りたいと思います。 ■ ＵＲＬ webCG http://www.webcg.net/WEBCG/ webCG Database http://www.webcg.net/cgi-bin/webcg/dbtop.cgi ■ 世界中の料理レシピが大集合!! では最後にちょっと変わり種のデータベースサイトを。「世界の料理レシピデータベース」というサイトです。その名の通り、世界中の料理のレシピデータが検索できるというスグレモノ。アタシも料理を作ることがたまにあるんですが、最近はネットでレシピや作り方が調べられるので、カンタンな料理ならわざわざ書店に料理雑誌を買いに行かなくても済みますよね。このサイトは園田学園女子大学の生活文化学科調理研究室というところが運営しているんですけど、情報量がけっこう多くて便利。たとえば「カレー」で検索すると、基本的な日本風カレーの他にも「キーマカレー」とか「ゲーン キャオ ワン ガイ（鶏肉のグリーンカレー）」とか、色々なカレーが出てきます。検索手段も「分類検索」「食材検索」「料理名検索」「自由検索」と豊富だし、作り方だけでなく食材リストと量の目安、出来上がり写真まできちんと掲載されています。しかもその説明文がアタシみたいな料理の素人にも、すごくわかりやすいんですね。これなら「ちょっと料理してみようかなー」という気になります。良いデータベースサイトってのは、素人をその気にさせる力もあるということですな、きっと。 アタシみたいに影響されやすい人間はクルマのデータベースを見ればクルマが欲しくなっちゃうし、音楽データベースを見るとCDを買いたくなるわけで、いやはや、データベースサイトは消費を刺激するのにも良いんじゃないですかね？ ここはいっちょ景気回復のために、もっと色々な分野でデータベースサイトを充実させていってほしいなーと思います。とかなんとか言ってる間に、今年最後の「ヨカッタ!」も終わりに近付きました。ちょっと気が早いけど、みなさん良いお年を!! また来年、お会いしましょう。 ■ ＵＲＬ 世界の料理レシピデータベース http://recipe.sonoda-u.ac.jp/sekai/ 2002/12/16 11:24
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