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静止画以外も使えるオンラインアルバム |
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 最近、6年越しで使ってる古いデジカメが調子悪くなりました。たった80万画素しかないデジカメですが、焦点調節もできるし近接撮影も可能なので、仕事用のメインカメラとして重宝していました。
取材のメモ代わりとしてならこの程度の画素数でも十分通用するのでかなり気に入っていたんですが、壊れてしまっては仕方がない。この機会に最新のデジカメを買おうと店に行ってみたんですが、今のデジカメってのはスゴイですねえ。画素数の多さは当然のことなのでさほど驚きませんでしたが、何しろ付加機能が多い。静止画だけでなく、動画や音声まで当たり前のように記録できるから大したもんです。最近はデジカメ並の画素数で静止画が撮れるDVカメラまで登場しているし、これからは動画と静止画との垣根がどんどん低くなっていくんでしょうね。 アタシも仕事でデジカメを使ってると、「動画が撮れたらなあ」と思うときが多々あります。たとえば複数人を同時にインタビューするときに、単に音声だけを記録しただけでは、それぞれのコメントが誰の発言なのかわからなくなってしまいますからね。 あと、街ネタの取材でリサーチするときなんかも、編集者に結果を報告する際に「動画で伝えられれば手っ取り早いのになあ」と思う場合がけっこうあります。さらにインターネット上で共有できればもっと便利ですよね。 そこでハタと気付きました。オンラインアルバムに動画を置けばいいんだ、と。オンラインアルバムは今や百花繚乱で、これまで紹介した以外にもまだまだたくさんあります。で、実は数あるオンラインアルバムの中には、静止画だけでなく動画や音声にも対応したサービスもけっこうあるんですね。というわけで今回は、動画や音声に対応したオンラインアルバムに注目してみましょう。 ■ 対応フォーマットの多さに感動!!
このサービスの特徴は、なんと言っても動画や音声など静止画以外のフォーマットに対応している点です。mpeg、avi、mov、qt、aviなどの動画ファイルに加えて、aif、au、midi、wav、mp3などの音声ファイル、そしてWMVまでもカバーしてるので、色々な用途で使えますよね。アップロードは一度に6ファイルを同時に指定できるので手間もかからないし、対応していないファイルをアップロードしようとすると警告が表示されるのも親切です。 操作方法がとてもわかりやすいのも初心者にウレシイですね。個人的にはこれまで紹介したオンラインアルバムの中で一番のユーザーインターフェイスだと思います。さらに、アップロードしたファイルはサムネイル表示されるんですが、このときに動画や音声などアイコンが種類別に表示されるので見やすくてイイです。 アップロードしたファイルはアイコンをクリックすることで再生画面が表示され、そこで直接再生できます。つまり動画も音声もストリーミング再生できるわけですね。これは便利ですよ。たとえばアタシの場合、ここにインタビューの録音音声ファイルを保管しておいて、出張先のインターネットカフェからデータを再生しつつ原稿を書く、なんて芸当ができてしまうわけです。 もちろん静止画も保存できるので、取材中に撮影した画像も見られます。ビジネス用途だけでなく、旅行中に撮った写真や動画、音声をすべてひっくるめて友人に見せたいときなんかにも便利ですね。動画や音声を、静止画と一緒に管理したい人には最適なサービスと言えるでしょう。 ■ ＵＲＬ NIKON Imaging http://album.nikon-image.com/nk/ ■ 動画も公開してみよう!!  「NIKON Imaging」と似た機能を持つサイトはまだまだ他にもあります。「アイミディアTV」でも、avi、qt、wmvなどの動画ファイルやwavなどの音声ファイルを、静止画と同じようにアルバムで整理できるようになっています。今のところ会員登録は無料なので気軽に試せますよ。登録すると30MBまでのスペースが自由に使えます。
このサイトはアルバムとしての機能もさることながら、コミュニケーション面もなかなか充実しています。画像をアップロードする時点で公開するか否かを選べるようになっているし、掲示板も設けられているので、これなら自分が公開した写真に対するレスポンスがすぐにわかりますよね。 また、アルバムのタイトル画面を選べるようになっているのも面白いです。完成したアルバムは事前にプレビューできるので、仕上がり具合をカンタンにチェックできますね。さらに公開機能は動画にも対応しているので、たとえば自分で撮影したビデオ動画を、手軽に不特定多数に向けて発信できるわけです。 使い勝手も良く、ページ左部のメニューはウインドウズのエクスプローラに似た表示なのでヒジョーにわかりやすいです。感動したのが、アップロード画面での「DROP!」というボタンです。なんとこのボタンの上にローカルPC上のファイルを直接ドラッグ＆ドロップすることでアップロードできちゃうというんだからスゴイ。これなら初心者でもすぐに使えますな。 あと、忘れてはならないのが画像加工ツールです。画像のリサイズやトリミングなどができる「ImageTools」に加えて、特殊効果を使ったアニメーションGIFを作成できる「Transition Tool」、文字を3D化してアニメーションGIFファイルを作れる「3dBanner@Online」など、さまざまなオンラインアプリケーションが備わっています。これなら単に画像を格納するだけでなく、色々遊べるから飽きませんよね。これらのアプリケーションだけでも、このサイトを利用する価値はあります。ぜひお試しあれ!! ■ ＵＲＬ アイミディアTV http://asp.i-mediatv.co.jp/apps/ ■ 動画メインのサービスが登場!! さて、既存の静止画メインのオンラインアルバムが次々と動画に対応していく中で、最初から動画をメインにしたサービスも登場しています。その1つが「ハピショットムービー」です。使い方は静止画のオンラインアルバムと同じで、ローカルPC内にある自分の動画をアップロードするだけ。アップロードするとURLが発行されるので、これを自分のウェブサイトからリンクさせれば動画がストリーミング配信されるというわけです。いわばストリーミングサーバーのレンタルみたいなものですね。さらに、「My Page」という自分専用のページも持てるので、このページを友人に告知して見てもらうことも可能です。日記を書く機能もあるので、blogのようにも使えますね。アルバムには動画の他、静止画もアップロードできます。つまり、動画・静止画・テキストと3つのフォーマットが管理できるわけです。 これらのアルバムは「ハピ広場」という公開スペースで不特定多数に公開できます。このサイトの性質上、動画を公開している人もけっこういるので、ハピ広場を見るだけでもけっこう面白いですよ。料金は月額315円で100MBから。追加料金でさらに容量を増やせるので、これなら容量が大きくなりがちな動画もどんどん保存できますな。個人的には、なかなかリーズナブルな値段設定だと思います。 また、携帯電話に写真を送れたり、共有設定を細かく指定できたりと、静止画のオンラインアルバムとしての機能も充実しています。動画を離れた場所にいる人に頻繁に見せたい人や、動画作品を広く世に公開したい人などにオススメですね。 このようなサービスを見ると、今やオンラインアルバムは静止画だけでなく、総合マルチメディア・コミュニケーションツールとしてどんどん発展しているように見えます。今後オンラインアルバムがどのように進化するのか楽しみですね。では、また!! ■ ＵＲＬ ハピショットムービー http://photo.biglobe.ne.jp/hapi/ 2004/04/12 10:50
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