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「非統合型メタサーチエンジン」で膨大な検索サイトを使い倒す!!
先日、テレ朝でやっている深夜番組「虎の門」で、インターネットの検索をテーマにした面白いゲームの企画をやっていました。まず最初に芸人の名前で検索して、そのヒット数を見ます。その後、参加者が順にキーワードを1つずつ追加していって、そのたびに検索をやり直してヒット数の下がり具合を見ます。んで、最終的にヒット数がゼロになった人が負け。ヒット数をギリギリまで減らすために、どのようなキーワードを追加するかという駆け引きがこのゲームのポイントとなるわけですね。
かつてロボット型検索エンジンが登場した頃に、「検索の達人」を決める選手権が開かれたことがありましたが、このゲームはその手の企画とは一味違います。「検索能力を競う」のではなく、あくまでも「検索で遊ぶ」というスタンスはとても新鮮で、こういう企画がテレビに登場するほどインターネットの検索ってのは身近になったんだなあ、としみじみ思いました。
そんな風に世の中に浸透してきた検索エンジンは、先週からご紹介している「メタサーチエンジン」の登場で、次の段階に進化しようとしています。数多くの検索エンジンから、仕事や趣味に役立つ情報を効率良く探すためにも、メタサーチエンジンの使い方をしっかり理解しておきましょう!
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非統合型は慣れるが勝ち!
さて、今回は数あるメタサーチエンジンの内、「非統合型」と呼ばれるものについてご紹介しましょう。前回ご説明した通り、非統合型のメタサーチエンジンは検索結果を統合せず、各検索サイトで検索したものをそのまま表示します。その代わり、統合型よりも圧倒的に多くの検索エンジンを1つのサイトから検索できるというメリットがあります。
具体的にどんなサイトかというと、検索サイトのリンク集をイメージしてください。各リンクの横には各検索エンジンの「検索」ボタンが配置されていて、キーワードを入力してからボタンを押すと、その検索結果がポップアップされるという仕組みです。つまり、非統合型のメタサーチエンジンとは、検索窓の設置用タグを公開している検索サイトを集めたものなんですね。
非統合型では、一般的な検索エンジンだけでなくブログ検索や地図検索、ニュース検索、ブロードバンド検索、書籍検索などが使えるサイトも多いです。中にはニュース記事を載せたり、翻訳サービスも利用可能だったりと、ポータルサイトのようなバラエティ豊かなコンテンツを掲載しているサイトもあります。
その反面、あまりに情報量が多いので、デザイン的にはかなりゴチャゴチャして見えます。最初は取っつきにくいかもしれませんが、慣れるとかなり便利なツールとして役立ちますよ。
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膨大な検索サイトをわかりやすく整理
検索デスク
この手のサイトで有名なのは、なんと言っても「検索デスク」でしょう。最初にトップページを見たときはちょっと目がチカチカしてしまいましたが、それもそのはず、このサイトにはWeb検索や画像・動画・音検索に加えて、掲示板検索やソフトの検索、通販サイトの商品検索、電話帳、天気予報など、仕事や生活に役立つあらゆるサイトのリンクが「検索」ボタンとともに並んでいます。
一見するとこのボタンの多さに戸惑ってしまうかもしれませんが、よく見るといろんな検索サイトがカテゴリー別にきちんと整理されていて、なかなかわかりやすいですよ。キーワードをワンタッチで消去できる「消」というボタンや、検索の際に新しいウインドウを開くかどうかを選べる「新」というチェックボックスをキーワード入力欄の横に配置したりと、使い勝手も良いです。ちなみに各検索サイトのタイトルの横に「A」「H」「R」などのマークがありますが、これらはそれぞれ「オプション検索」「ホームページ」「キーワードランキング」などの関連サイトを示しています。
実際に使ってみましょう。使い方はキーワードを入力し、各検索サイトの中から1つを選んで、タイトル横の「検索」ボタンを押すだけです。複数のキーワードで検索する場合は、キーワード間を半角スペースで区切ればOK。また、1回検索してもキーワード入力欄に書いたキーワードはリセットされないので、そのまま他の検索サイトのボタンを押せば、連続して複数のサイトを検索できます。
基本的な使い方はこれだけですが、ヘビーユーザーのために「ナビバー」という機能も用意されています。これはサイドバー上で検索デスクを使えるようにしたものですが、使い心地はかなり良いですよ。Web検索やサイト検索、ニュース検索、辞書検索などの各ジャンルをボタンですぐに呼び出せるようになっています。
さらに、運営者の浅井勇夫さんが書く、検索についての記事「分析力」が読めるのもこのサイトならではの魅力です。「検索」というテーマ自体に興味のある人にも、見逃せないサイトと言えるのではないでしょうか。
ナビバー
分析力
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キーワード登録機能が便利!
検索メタ
非統合型メタサーチエンジンはこれだけではありません。アタシが最近気に入ってるのは、「検索メタ」ですね。このサイトの最大の特徴は、キーワードが登録できる点です。あるキーワードについて定期的に複数の検索サイトで検索をする必要がある人には、かなり強い味方となるでしょう。
たとえばアタシはこのキーワードに好きな野球選手の名前を登録しています。その選手についてインターネット上で新しい情報を得ようと思ったら、すかさずこのサイトにアクセスして、キーワードを呼び出すわけですね。この手軽な操作感は、一度体験すると病みつきになりますよ。
使い方はカンタンです。トップページにアクセスして登録したいキーワードを入力欄に書き込み、横に配置されている「1」から「12」までの数字が書かれた小さなボタンを押します。するとキーワード入力欄の上に並んだ「key」というボタンの1つが、登録キーワードに変わっているはずです。キーワードを呼び出すには、この中からどれかを選んで押せば、再びキーワードが入力欄の中に表示されます。あとは「検索デスク」などの他の非統合型メタサーチエンジンと同じく、利用したい検索サイトのボタンを押せばOKです。
また、Googleの詳細検索機能をボタン化している点もユニークです。キーワード入力欄の左横に配置された「doc」「xls」「ac」などのボタンがそれで、これを押した後に「Google」のボタンを押せば、ファイル制約検索やドメイン制約検索、フレーズ検索などがすばやく行えます。Googleの詳細検索機能をふだんから多用している人は、演算子の入力の手間が省ける分、検索メタを使った方が効率が上がるかもしれませんね。
さらに、電卓機能があったり、翻訳用の大きなテキスト入力欄が用意されていたり、「asahi.com」のヘッドラインニュースが表示されていたりと、単に検索するだけでなく、ポータルサイトとしても使える便利なサイトだと思います。スタートページに登録して使っても便利だと思いますよ。
この他にも、200以上もの検索エンジンを利用できる「WWW Power Search」など、さまざまな非統合型メタサーチエンジンがあります。非統合型は情報量が多いので、それを使いやすくまとめるために各サイトごとに色んな知恵を絞っています。それぞれ個性豊かなので、実際に色々試してみて自分の好みのサイトを見つけましょう。それでは、また!
翻訳用テキスト入力欄
WWW Power Search
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URL
検索デスク
http://www.searchdesk.com/
検索メタ
http://www.saisin.to/top-kensaku.htm
WWW Power Search
http://wwwps.net/
2005/04/04 11:16
下柳泰三
自称“書き屋”。ジャンルを選ばず心が揺さぶられればパソコン記事でも映画評でも何でも書く、サスライの原稿執筆人。現在某街歩き雑誌(ヒミツ)をメインに活動中。ホコリをかぶったケーブルモデムを横目に今日も書きまくる!
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