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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| IPA、2002年上半期と6月度のウイルスおよび不正アクセス情報 |
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情報処理振興事業協会（IPA）は、2002年上半期と6月度のウイルスおよび不正アクセス届出状況を発表した。上半期のウイルス届出件数は1万1569件で、前年同時期の届出件数9569件の約1.2倍、不正アクセス届出件数は前年同時期の237件に比べ、約1.7倍の409件となっている。 2002年上半期のウイルス届出状況は、W32/Klezが5005件で1位。次いで2位のW32/Badtransが2973件、W32/Hybrisが615件であり、W32/Klezの感染力の強さがうかがえる。IPAではメールに自身を添付して送信する機能を利用するウイルスの届出が多く、上位2種についてはセキュリティホールを利用するウイルスである点を指摘している。 同上半期の不正アクセス届出件数409件のうち、実被害があったという届出は128件。被害原因の30％近くがアプリケーションのバージョンが古い、パッチを導入していない、設定に不備があったというもので、ユーザーやシステム管理者のセキュリティに対する認識の低さが被害を招いているといえる。 6月度で見ると、ウイルス届出数は前月の2410件から1965件に減少、実害率も7.8％から6.4％に下がっている。6月度の不正アクセス届出数も同様に65件から43件と減少しているが、ウイルス届出数の8割をW32/Klezが占めており、不正アクセスについてもサーバーソフトのApacheで脆弱性が見つかっているため、IPAでは注意を払うよう呼びかけている。 □2002年上半期および6月のウイルス届出状況
（甲斐祐樹） |
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