2009年12月18日

世界最安かもしんない16セグLED

 7セグメントLEDディスプレイとか16セグメントLEDディスプレイが好きでしょうがねえ拙者なんですけど、ある日、フニャ田さんから「さささ齋藤さん、共立さんに凄い16セグが!!」との連絡が。

 すなわち1個50円の16セグ。ズギャーム!! これ激安!! いやマジで考えられない価格!! 超越的安さ!! ただでさえ手に入りにくい16セグで、海外通販サイトで安いのがあったとしても1個数百円。この販売価格、桁を間違っているのではッ!? とかマジで思った。

 というわけで早速購入。船田さんも購入したらしい。ちなみに、船田さんは「なんでも作っちゃう、かも。」さんことarms22さんから情報をもらったらしい。その情報が拙者に。すニャらしい情報伝達ルート。感謝。

 ちなみに、なんかこの16セグ、在庫限り品のようですな。と言っても、共立電子のようなところが仕入れるんだから、そーとーな数があるとは思う。しかし、価格が価格だけに、狙ってる人は早めに買ったほーがいいのではないだろうか、とか思った。


これが世界最安と思えてしょうがない16セグだッ!! 赤っ!! サイズは外形が70×48mmで文字高が57mmッ!! けっこーデカい!!手に持つとこんなだヨ!! おっきいネ!! 発光している様子はココに。16セグってニャにかしら? LEDらしいよ。Lチカね。Lチカだね。みたいな。

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2009年12月07日

書籍版ブレッドボーダーズ発売

 てゅーか先月もエントリしたんですけど、「武蔵野電波のブレッドボーダーズ 誰でも作れる! 遊べる電子工作」という本が発売されたのダ。

 初心者向けの電子工作本ですな。ブレッドボードという回路試作やテストのためのボードを使い、基本的にはハンダ付けしない方向で電子工作ができるゾ、てな方向性の本ですな。

 書籍中で作るモノを具体的に挙げると、LEDや7セグメントLEDディスプレイを光らせる回路(!?)、LEDを点滅させる回路(無安定マルチバイブレーター)、ヘッドフォンアンプ、AMラジオ、パワードスピーカー、タイマIC555を使ったシンセサイザー、相性診断回路ことラブ・アナライザ、電池をギリギリまで使い倒せるジュール・シーフ、リモコンに反応するLEDライト、残像表示装置(POV)。てな感じ。

 このほとんどをハンダ付けナシで作れるよーになってますけど、初心者にとっては“電子部品を調達する”という点がハードルになりがち。でも今回は書籍中で必要になるパーツがキット(セット)で別売されることになりましたヨ!! Powered by 秋月電子通商!! 書籍自体も秋月電子さんの通販で買えますな。なので、書籍とキットをポチッと注文しちゃえば、本&必要部品がだいたい揃うことに。

 このほか書籍に収録された作例を作るのに必要なモノは、えー、テスターやニッパー、それからピンセットあたりがあるとよろしいかと。てなわけで、ゼヒ!! 買って作って楽しんでおくんニャさい!!

書籍「武蔵野電波のブレッドボーダーズ 誰でも作れる! 遊べる電子工作」(オーム社刊)。B5変形版/212頁のブレッドボード電子工作入門書で、価格は2520円(本体2400円+税)。中身は、な~るべくカンタンに電子工作を体験!! てなポリシーで作られております~。作例として、遊べるもの、試したくなるものを多々用意。

実体配線図もあるので、初めて電子部品に触れる方でも作例を作れちゃうと思われる。みのり先生が作例を使っているページもあるので、初めて電子部品に触れて疲れた方でも息抜きできると思われる。Amazonでも発売中。2009年12月6日未明現在のランキングを見ると……売れてるのかーっ!? 初速だけか?

ニャマゾンってニャにかしら? あのねーカリカリのごはんを売ってるんだよ。ニャ!! ニャニャ。

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2009年11月18日

ブレッドボーダーズ本が出ますヨ!!

書籍「武蔵野電波のブレッドボーダーズ 誰でも作れる! 遊べる電子工作」。2009年11月27日、オーム社から2520円(本体2400円+税)で発売。スタパ齋藤・船田戦闘機共著で、B5変形版/212頁のブレッドボード電子工作入門書なのだ。


 武蔵野電波のブレッドボーダーズという連載記事があったんですけど、これが書籍化されますんで告知をば。

 書籍名は「武蔵野電波のブレッドボーダーズ 誰でも作れる! 遊べる電子工作」で、2009年11月27日っていうか来週金曜日に発売。お値段は2520円(本体2400円+税)。版元はナゼかマサカのオーム社!!

 ……PC Watch(Impress Watch)での連載記事だったんですけど、別にインプレスグループとオーム社の間にイザコザがあったわけじゃないっス。版元からオファーをいただき、インプレスに相談したら、そうしましょう的な。平和的に出版される本ですんで、誤解のないよう。

 この本、内容は上記Web連載記事をなぞったもの。だが、回路図や実体配線図や部品表など、初心者にもよりわかりやすく作っている。作例は全部で11あるが、そのうちいくつかは秋月電子通商からキット発売が予定されているので、書籍とキットを同時に買えば電子部品なんて初めて~☆ という方でも作例をススッと作れるハズ。

 ちなみに、電子工作系の書籍としてはプチ異例なカラーグラビア的なページも。モデルはブレッドボーダーズでもプロトタイパーズでもスタパビジョンでも人気の、みのり先生。ぜひ買っておくんニャさい。

 とにもかくにも、ブレッドボーダーズという連載記事を掲載していただいたPC Watch編集部様、書籍化を実現してくださったオーム社様に感謝。ありがとうございました!!

その内容例。写真と図版をなるべく多くし、初心者でも着実に作例を作っていけるように構成した。作例の一部については秋月電子通商からキット発売される予定。このよーなカラーグラビアページも!!


ムニャシノニェンパのブニェットボーニャーズってニャにかしら? みニョり先生がニャわいいニャ。萌えかしら? 萌え萌えだよ。ニャ。ニャニャニャ。みたいな。

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2009年11月16日

LEDライトセイバーはフリフリして撮影

 武蔵野電波のプロトタイパーズでご紹介した「プロ並み写真をすぐ撮れるLEDライトセイバー」。直後に質問をいただき「あ、そうか」と思った点があるのでココにて追記します~。

 まず、撮影方法について詳しい説明をしてなかったのでソレを。LEDライトセイバー(LEDライトセーバー/LEDライトサーベル)は、被写体に光を当てる照明具なんですけど、固定するモンではない。カメラのシャッター速度を、たとえば10秒とか15秒とかにして、その時間の間に各方向から被写体に光を当てるんですな。

 具体的には10秒とか15秒とかの間、LEDライトセイバーを手に持って振り振りして、被写体に対して“光を塗り重ねる”という感じ。明るくしたい箇所は長めに光を当て、暗くしたい部分は短時間だけ光を当てる。

 なお、撮影時の光源はLEDライトセイバーのみとするのが好ましい(というかイロイロと融通が利く)ので、部屋は真っ暗にするのがいいっス。写り込みや色かぶりを気にするなら、被写体の周囲は黒や白やグレーなどの無彩色で。

 それから、自作するのはタイヘンor無理って件だが、これは記事中にも書いてますけど、発光装置部分は自作のハイパワーLED発光回路とかじゃなくても、たとえば明めに光る懐中電灯の類でも大丈夫ですな。ハンディな蛍光灯を改造(黒いカバーを付けるなど)してもOKだと思われ。

 てな感じで。いろいろな方が興味を持たれるLEDライトセイバー、ホントに凄いモノなのでゼヒ体験してみてチョ!! 発案者の伊藤裕一氏LEDライトセーバーコーナーも超参考にして、みたいな。


プロトタイパーズ版のLEDライトセイバー。撮影時はこれを手に持ち、光を被写体の四方八方から当てるように動かす。フリフリしつつ使う長時間露光撮影用照明なんですな。ニャイトセイバーってニャにかしら? フリフリするらしいよ。尻尾かしら。そうらしい。みたいな。

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2009年11月13日

sanwaのハイブリッドな計測器、PM33

 武蔵野電波のプロトタイパーズでも少しお披露目したsanwaの最新型DMMことPM33を購入した。デジタルマルチメーター(電圧や抵抗値などを計測できるデジタル式テスター)とクランプメーター(安全に電流を測定できる計測器)が合体した製品ですな。

 小さな携帯可能DMM(デジタルマルチメーター)なんですけど、計測数値表示がスゴく速いんですっ!! これ使うとほかのDMMがかったるくなるかも、くらいに。あと、手軽なクランプメーターとしても機能するんだが、普通はクランプメーターなんて使わないかも。でも必要なら使えるというコトでヒキがありますな。

 ただ、サイズの関係上、クランプメーター以外での電流計測はできない。回路に直結しての電流計測をする場合、DMMなどのなかにヒューズが必要なんだそうだが、安全上、このサイズのDMMにヒューズを入れて市販することは無理なんだそうだ。

 あと外見もイカシてますな、PM33。机上に出しっぱなしでも邪魔にならないサイズなので、けっこー愛用中っス。









三和電気計器のPM33。DMMとクランプメーターが合体したハイブリッド計測器なのだ。

このように折りたたみ式のクランプが使える。

テストリードは本体に巻き取って収納できる。クランプは本体を斜めに置くためのスタンドにもなる。


クニャンプメーターってニャにかしら? 電流らしいよ。眠いわね。眠いよね。みたいな。

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2009年11月09日

エネループ利用が激しい昨今

 エネループが登場してから、自然放電しにくい点と外見がキレイな点から、エネループばかり使っている拙者。最近はその傾向がとくに強くなっているとゆーか、エネループで使える機材の使用頻度が高くなっているっていうか、やはりエネループの出番が増えている。

 具体的には、まず無線マウス、ライト、ICレコーダー、外部フラッシュ、ストロボ用トランスミッタ、汎用USB電源、それからある程度電流を流す電子工作関連など。本来はアルカリ電池で動かすべきモノも、強引にエネループで使っていたりする。

 乾電池(一次電池)と比べると繰り返し使えるという点がメリットだが、それはさておき、使う予定が見えたらいつも“満充電の電池”を揃えられるという点が気持ちいい。

 乾電池だと、まあ新品買ってくれば電気が満タン状態だとは思うが、やや古い買い置きとかだと「コレって自己放電しちゃったりしてない?」的な不安が。その点、エネループは二次電池=充電して再利用できるので、使う前に充電すればそういうモヤモヤがなくなる。

 あと、こないだAVAGOMoonstoneという高出力LEDを使ったが、こういう、電流を多量に流して使うデバイスにもエネループがマッチしますな。

 なんかもうすぐ、よりタフなエネループも発売されるみたいだし、そろそろ備蓄エネループ本数を増やそうかなとか思ってる拙者である。


三洋電機のエネループ各種。左から単4形(AAA)、単3形(AA)、単2形(C)、単1形(D)。006Pタイプのエネループって無理なんですか無理ですか無理スか? でも強引に作って発売しておくんニャさい>三洋。10個以上は買いますんでゼヒ!!AVAGOのMoonstone 1W。チョー明るくかつキレイに光る白色LEDですな。300mA以上の電流を流せる。ちなみに一般的な砲弾型LEDは10~20mA流して使ったりするが、その10倍以上流せる=明るく輝くのだ。ムーンストーンという名もロマンチック。AVAGOのMoonstone 1Wを2個使ってオモシロげな照明器具を作ってみた。電源はエネループ×8本。作り方や使い方はこの先のプロトタイパーズにて紹介予定っス。


エニェニュープってニャにかしら? 電池だよ。じゃあゴニャンをニャめましょう!! ぼくは水でいいです。みたいな。

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2009年09月25日

米Make:にプロトタイパーズ記事

 Make:のWeb版を読んでいたら“Drawdio tutorials and videos from Japan”という記事が!!

 こここ、これはプロトタイパーズ関連のエントリ!! ニャ!! 好意的に紹介されている!! 非常に嬉しいかも!!

 とりあえず「Check out these cool build pictures and video demos」のリンク先に飛んでみると、あら? 英語版のプロトタイパーズ? ……と思ったらGoogle翻訳だった。

 我々が書いた記事なので、どのよーに英文に訳されているのかニャと思いつつ読んでみたら、けっこームチャクチャな英文ですな。機械翻訳だし日本語から英語への翻訳だから、こんなモンなんでしょうか。でも、写真とビデオが多々ある記事なので、壊れた英語でも内容はわかりそうだ。

 ふぅ~ん、Drawdioの記事、ウケたのかぁ。とか思っていろいろとリンクを辿っていったら、我々が買ったDrawdioキットを売ってるAdafruit IndustriesBlogにもプロトタイパーズへのリンクがあった。

 でも、「Incredible Drawdio tutorial and ……」とな。Incredibleって、そ~こまで、は、ねえ。米国人さんは言語的にもオーバーアクションなのかニャ? ともあれ、記事を読んで(見て!?)いただき、ありがたいことです。

Googleにより英文に翻訳されたプロトタイパーズ記事。凄まじい英文なのダ!! でも何となく理解できたりもする。Adafruit Industriesに紹介されたプロトタイパーズ版Drawdio。エントリのタイトルは「日本のスンゴいDrawdioチュートリアルと動画」的な?


ドニョウィーニョってニャにかしら? 猫っぽい音がするんだよ。猫かしら。猫かもよ。みたいな。

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2009年08月05日

日付写し込み基板

 フニャ田さんが「Makeのイベントにこんな人がいたヨ」と写真を見せてくれた。バッグに7セグLEDを取り付けて、数字を表示している。で、これを写真に写り込ませることで、昔懐かし(!?)な“端に日付を焼き込んだ写真”が撮れるというものだ。

 デジカメの日付など写し込み機能を使えばできるコトなんだが、ミョーに共感したので、似たような表示器を作ってみた。16セグによるもので、地名も表示できるようにしてみた。これを、先日の大阪取材の際、使ってみた。

 てか、せっかく大阪行ったのに、妙な基板持ってヘンな写真撮ったり、タリーズで昼食とったり。帰りの新幹線のなかで、あっ、大阪名物とか食うの忘れてた~、みたいな感じに。

 次回はぜひ食い倒れていきたい!! そして食い倒れの後の消化立ち上がり直後にデジットとかシリコンハウスとかで買い物していきたい!!


作成した地名・日付表示ボードを使うと、こんなふうなオバカな写真が撮れる。居酒屋店内で使うと怪しまれる。大阪・日本橋取材時、基本的には東京・秋葉原に居るときと似たような食生活を送っていた我々であった。

ニャリーズってニャにかしら? ニャーヒー(←コーヒーの意)らしいよ。ニャーヒー!! 苦いよね。臭いわよね。

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2009年08月03日

電子部品の新世界、デジット

デジット入り口。一見、普通っぽい電子部品屋さんに見えるが、内部は実質的に“新世界”である。位置はココ


 武蔵野電波のプロトタイパーズの取材で大阪へ行ってきた。大阪・日本橋を中心に数件取材したんですけど、拙者個人的に物凄いインパクトだったのが共立のデジット

 もう店内がアナザーワールドなんですよええ。その様子はプロトタイパーズの7月30日掲載分で見られるが、ゲンブツは写真よりもっと凄まじい。電子部品好き、電子部品を探している趣味人で、とくに東京で探している場合、デジット店舗を一巡した瞬間、大阪に移り住みたくなるかも!?

 デジットの凄さは、フニャ田さんから聞いて、頭では知っていた。「そんなにスゴいんなら、取材した後、買い物しよう!!」と、ふニャ田氏に言っていたんスけど、氏は「……うーん」的に微妙な表情に。

 え? なんで!? 凄いショップなんでしょデジット。なのに買い物しニャいんですか? と不思議に思っていた。……が、実際、店舗に入って細々取材してみたら、ふにゃ田氏の表情の意味がわかった。

 要は、取材後の1時間や2時間で、デジットにおける買い物を満喫できるわけがない、という密度・物量だったのだ。デジットは。

 あのショップは、えー、まあ、大阪・日本橋付近に宿を借り、半月くらい毎日デジット通って、興味深いパーツ(←死ぬほどある)を買って、宿に帰って試して、アッじゃあと思ってまたデジット行って宿に帰って試して考えて翌日またデジット行って……てなコトを何日もやらないと、デジット欲を抑えられない、とマジで思った。

 何しろ、見たことのないパーツ、ネットで半年探したけど見つけられなかったパーツがアッサリとある。また、高いから手を出しにくかったパーツも、アッサリありつつ、ほとんどが安い。

 正直、デジットは世界進出っていうかネット通販始めれば激売れだと思うんだが、同時に、ネット通販なんか始めたら販売~サポートで急激に人手が足りなくなったりするだろうから、きっとデジット全商品の通販なんて現実味が薄いんだろうなぁ、とか思った。

 ぜひ今度デジット休暇を作っていきたい!!

デジット店舗に入ったところ。店舗の広さは、中型のドラッグストアというイメージ。東京・秋葉原の秋月電子通商リアルショップの5~6倍の広さ、かな!?店舗の奥から入り口方面を見たところ。電子部品店としてはかな~り広く、でも、各棚のパーツの種類はヒッジョーに多い。ジャンルも多岐にわたる。

店員さんはそんなに多くないが、ある種の体育系なノリでガンガン働いている。質問しやすい雰囲気もあり、実は気楽に買えるショップなのでは!? と。店舗案内図。ほぼ同じ案内図がココでも見られる。


デジットってニャにかしら? 部品らしいよ。ニャ、ハンダ付け関係!? そうらしいよ、やだねえ。やーねー。

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2009年07月17日

Digi-Keyにて月長石を

 アバゴのLEDサンプル入りの箱、通称アバゴ箱(とは言われていない)を入手した俺の場合、イカスぜアバゴとか思って即座にDigi-Keyへアクセス。アバゴ製LEDを買ってみた。

 買ったのはMoonstoneという製品群からいくつか。いわゆるハイパワーLEDですな。ハンドライトとか照明とか向けのチョー明るい白色系LED。

 Moonstoneって名前がロマンチック。宝石の名前から取ったのかニャ?

 ともあれ、このMoonstoneシリーズ、イカシてることに専用のレンズがあるんですよ。シリーズ共通で使えると思われるコリメートレンズが。MoonstoneLEDをナニカに適宜実装し、専用レンズを装着すれば、ライト~照明あたりのアプリケーションを容易に作れちゃうのだ。

 ……でも、まだ、買ったばかりで光らしてもいません~。


アバゴのMoonstoneシリーズ。非常に明るく光るハイパワーLEDなのだ。表面実装用のLEDだが、あらかじめ基板(背面は放熱版)に実装されたタイプもある。専用のレンズ。Moonstoneの発光部にカチッとハマって固定されるので扱いは簡単。サードパーティからSMDのMoonstoneを実装するための放熱版付き基板も出ている。……でもMoonstoneシリーズ(っていうかアバゴ製LED)はどれも高級品でチト高い。


ムーンストーンってニャにかしら? あ、ちゃんと言ってる!! ニャ。ニャニャ!! みたいな。

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2009年07月13日

アバゴのLEDサンプル

 アバゴ・テクノロジー(Avago Technologies)のLEDサンプルを入手。非常にキレイ。これ単体でも売れそうって感じのカワイさ&美しさの小箱なり。

 アバゴは世界規模の半導体部品メーカーなんですけど、とくにLED関連品ではヒッジョーに大きなシェアを持つ。キミの使っているケータイとかデジカメとかマウスとかオーディオとか家電とかクルマにもきっとアバゴ謹製LEDが入ってるゼ~!! みたいな。

 聞き慣れないメーカー名だと思うんですけど、2005年末にアジレント・テクノロジー(Agilent Technologies)から分社化した企業なんですな。アジレントも聞き慣れないかも知れないんですけど、アジレントは1999年にヒューレット・パッカード(現HP)から分割・設立された(計測器)メーカーである。

 ヒューレット・パッカードのLED、となると「お!!」とか思う方があるかもしれないんですけど、結局、アバゴはヒューレット・パッカードのLED部門が独立した会社、てな感じ。LED系技術~メーカーとしての歴史は非常に古く、1960年代には初の商用LED製品を市場に出したりしている。

 う~ん、渋い。アバゴ。LEDサンプルと同時に、製品資料も手に入れたんですけど、ななな、なんか!! 7セグLEDにもかなり力を入れているらしい!! イカス!! とか興奮して早速アバゴのLEDをネット通販でポチッとしたりしている拙者であった。


こーんな箱。恐らく大口(!?)顧客へサンプルとして提供されているものだと思われる。箱を開くと……そこにはLEDサンプルがズラリと並び、各LEDの基本的なスペックが表組でまとまっている。

右側のボタンを押すとこんなふうに光る。ききき、キレイ!!こっちも同様に光る。Lチカ野郎としては萌えざるを得ない箱である。


ニャバゴってニャにかしら? LEDらしいよ。LEDってニャにかしら? ピカッと光るらしいよ。猫ピカかしら? 猫ピカーッ、かも。

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2009年07月10日

ストリパックスが便利な件

 電子工作な人に「これ最強」と勧められ、ワイドミュラーのストリパックスという工具を買ってみた。そして使ったら、あら!! 便利!!

 電線の被覆を剥く工具なんですけど、どの程度の長さで電線を剥き出しにするかを手早く設定できる。また、電線の太さについてわりと大雑把に設定しておいても、スルリとキレイに剥ける。

 いわゆるワイヤストリッパーを使っての作業を、だいたいそのままこの工具でデキるようになる。のに加え、ワイヤストリッパーほど神経質に被覆剥き作業を行わなくていいのがラクですな。あと、幅が狭いフラットケーブルとかも一気に剥けちゃったりして快適。

 日本でもフツーに売られていて、どーも定番工具っぽい雰囲気だ。[ワイドミュラー]、[NEWストリパックス]、[SX-1N]あたりのキーワードでググるとショップがヒットしたりする。

 ただ、高いっす。1万円前後。なんですけど、連続して被覆剥きするとか毎日剥き剥きだとかソレが仕事の一部だとかいう場合、恐らく生産性がググッと高まると思われる。


ワイドミュラーのNEWストリパックス(SX-1N)。非常に使いやすいワイヤストリッパー。オススメ。ストリニャックスってニャんですか? ……。ニャんですか? ……えっ、拙者ですか? ニャ。えーと、あのー、猫的には大したメリットがないっていうか……。ニャ。的な。

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2009年07月03日

熱収縮チューブ数年分

購入した熱収縮チューブセット(ケース入り)に手持ちの熱収縮チューブを加えて合体させた状態。……この中の一部は数年でなくなると思うが、それ以外は10年以上残っちゃいそうな予感。


 暇があると電子工作方面の導線の処理をしている拙者。使いそうなパーツから出でいる導線をハンダメッキしたり、導線をピンに接続して挿抜が容易になるように加工したり。

 なかでもけっこーヤルのが熱収縮チューブによる導線の被覆。チューブをですね、導線に被せてですね、熱するとですね、チューブが収縮して導線にピッタリとフィットするんですな。導線と導線のつなぎ目をカバー/保護したり、色分けして分別しやすくしたりできる便利なチューブなのだ。

 でも、使う導線にピッタリの熱収縮チューブって、必要なときに限って手持ちがなかったりする。ので、セット品を買ってみた。ら、よく使いがちな各種太さの熱収縮チューブが入っていて便利。このセット品に手持ちのものを加えたら、拙者が必要とする熱収縮チューブ数年分の量になった!!

 って喜んでもいいのだが、一部は10年くらい経っても残るんだろーなーとか思った。ちょっと量が多いニャ。買いすぎたニャ。みたいな。

 てなコトをほかのモノでもヤッちまっており、何年経ってもなかなか底をつかない在庫により、拙宅空間は徐々に圧迫されております。

あのねえ熱収縮チューブってねえ、ちょっといいニオイなんだよ。カッ(←あくびの音)、アタシは興味がありません。的な。

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2009年06月29日

久々に誤植で脱力

 Sparkfunにてお買い物。アメリカの電子部品屋さんですな。

 いくつか部品を注文し、ツイデ的にピンセットも注文した。コレコレ

 SMD(表面実装部品)をつまむのに良さそうな印象。また、画像にESD(ElectroStatic Discharge)と書いてあるんで、静電気対策も施されているんだろーなー、と。

 で、品物が届いた。両方とも$3.95だったが、意外なほど品質が良い感じ。静電気対策もしてあるし、非常に小さな部品をつまむためのピンセットとして精度も良好。いいかもコレ!! とか思った、が……。

 製品は中国製のようだが、パッケージに封入されていた台紙にですね、日本語が書いてあるんですけどね、久々に誤植だらけで脱力した。「強力型ピソセツト」とか「保護メカネ」とか「着用してくたさい」とか。

 ……最近、アジア製のこういう日本語誤植含みの製品、激減した感じですけど、まだあるんですな。日本人としてはメール出して「正しくはこうですよ」と指摘したい気分だが、オモシロネタとしてずっと残って欲しいような気もする。


届いたピンセット。青い部分は静電対策の絶縁がしてあるもよう。先端は極細で、SMDをつまむのにちょうど良さそう。コストパフォーマンス高いかもっ!!パッケージに含まれていた台紙。細かな誤植がイイ味出してますな。

ピソセツトってニャにかしら? ピンセットのことじゃない? じゃあメカネは? メガネじゃない? ニャ。ニャニャ。的な。

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2009年06月26日

Wave Shield KitでLink

 ニャニャニャッ!! と、ビックリしましたヨ!!

 こないだ、Arduino関連の記事で『ArduinoをShieldで遊ぼう』ってのを書きましたけど、海外サイトさんがその記事へリンクを張ってくださいましたヨ!! Arduino方面ではよく知られ、またWave Shieldの生みの親であるLimor Fried (a.k.a Ladyada)さんのBlogから。

 具体的にはこちら。「Cool projects with the Adafruit Wave Shield for Arduino from Japan」とニャ!! な~んか嬉しいですのう。

 ……しかし、そのエントリの中に「スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」 ArduinoをShieldで遊ぼう cool projects with ……」ってあるけど、adafruit industries blog読者的に日本語はどーなのかーッ!? 拙者とかが中国のサイトにアクセスして、ほぼ読めない単語の間に見え隠れする英単語から内容を察する感じ? 

 あ、でもアレか、写真と動画とスケッチ(ソースコード)でだいたい想像つくのかニャ!? ともあれ、有り難いこってす。


adafruits industriesはLimorさんのショップサイトですな。そこのBlogからケータイWatchの記事へリンクされた。あら日本語。不思議な気分。





リンクってニャにかしら? ……あっ、とろ!! いニャい!! おまえはおまえは!! みたいな。

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2009年06月24日

ニキシー管の光にハマる

 PC Watchの連載記事『武蔵野電波のプロトタイパーズ』の第1回目で、ニキシー管が出てるじゃないスか。ていうか出てますよね。てゅーか出しましたけど、味がありますな、ニキシー管。

 ニキシー管は、ガラス管の中に数字などのカタチをした導体を封じ込めた放電管で、百数十ボルトの電圧をかけると(わずかな電流で)その数字などが発光するという表示用の部品。見れば「ああアレね」と多くの人が思うんではなかろーか、ってほど、ナゼかよく知られる独特の表示ですな。

 コレ、間近で見るとホントにキレイ。真空管の親戚みたいなモンだと思うんですけど、視覚的癒し効果はニキシー管のほーが高いんではないだろーか。

 手元のニキシー管は時計になっていて、コレ、そのうち武蔵野電波のプロトタイパーズでナンかして遊ぼう!! という方向。なので、とりあえずしまっちゃってイイという状態。だが、ミョーに見ちゃう。無闇に電源入れて鑑賞しちゃう。

 なんつーか、焚き火の炎に近い良さがあるんですけど~。

見たことあるでしょ、ニキシー管!! 単なるノスタルジーでは説明しきれない味を持っているような気がしまくりなんですが!!細部を見ると、作るのにいかにも手間がかかりそうなデバイスですな。手作り感アリアリだけど緻密でキレイ。


ニャキシーニャーブってニャにかしら? 高電圧らしいよ。ヒゲがピリピリするかしら? ピリリとくるかもね。てゅーか猫が近くにいる場合は絶対電源OFFですニキシー管。しっかり感電を体感できる電圧があると思われるので。

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2009年06月19日

日本語化されつつあるArduino IDE

 身近なマイコン環境ことArduinoの開発環境であるArduino IDEが、スイッチサイエンスさんにより日本語化が進められているもよう!! ニャ!! 有り難や!!

 メニュー類や一部メッセージが日本語化されているわけなんですけど、やっぱり日本人における日本語文字列の視認性~速読性の良さは最高ですな。機能的には変わっていないArduino IDEだが、なーんか急激に使いやすくなったように感じたりして。

 みんなで使える環境を誰でも改良していける。こういう点にはオープンソースの良さを特に強く感じますな。

 ちなみに日本語対応Arduino IDEの導入は、このページから「pde.jar」をダウンロードして、使用中のArduino IDEの一連のプログラムが入っているフォルダ内にある「lib」というフォルダの中に入れれば(既存のpde.jarを上書きすれば)いいようだ。拙者も即試してみましたけど、問題ナッシングで日本語Arduino IDEが使えるようになった。

 スイッチサイエンスさんに感謝!!


日本語化が進行中のArduino IDE。メニューが日本語化されている。こんな感じ。ユーザーがヤルことはほとんど変わらないものの、何だか安心感がありますな。

ニャルドゥイーノってニャにかしら? あ、それは、いいニオイのだよ!! ニャ? ニャニャニャ!! 的な。

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2009年06月08日

第三の手、プチ大がかりバージョン

 第三の手とかヘルピングハンズとか呼ばれるツールがある。工作などの対象物を一時的に保持しておくためのもので、例えばハンダ付けの対象となる基板を保持させ、両手を使ってハンダ付けを行えるという便利グッズだ。

 ハンダ付け回数増加中の拙者は、もーちょっと便利な第三の手的ツールはないかニャと考えていた。そこで見つけたのがエンジニア基板保持具SV-01。様々なサイズ・形状の基板をクイックに保持でき、基板の向きも容易に変えられるというソルダリング向けツールだ。

 単純な道具なので、使い方は写真にて。ちなみに、まだ使ってません~。


エンジニアの基板保持具SV-01。手前のコードは静電防止のためのもの。こんなふうに基板を挟める。バネ式なのでワンタッチ。ちなみにこの基板は製品に付属していた紙のダミー。

保持アームは角度を変えることができる。基板は机上と水平の状態から垂直、さらに最大100度まで可動する。最大100度じゃなくて0度~180度まで動いたら良かったのにニャ、とか思ったりした。

ヘニュピングハンズってニャにかしら? ニャんだろう? ニャ。ニャニャ。みたいな。

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2009年05月29日

Arduinoのニオイ

 Arduinoというマイコンボード各種を机上に出しっぱなしにしている最近。それらマイコンボード以外はわりとキレイな状態なのだが、仕事でも使うので何枚かのArduinoボードが出ている状態なのだ。

 で、ですね、これは小さな発見てな感じなんですけど、拙宅猫がArduinoのニオイをちょー嗅ぐんですよ。もちろん、猫にとって初物があれば、どの猫もその対象のニオイを嗅ぐと思う。

 のだが、拙宅猫(とりわけとろ様)におかれましては、机上にニャンプして上がるたびに、この出しっぱなしArduinoボードのニオイを嗅ぐんである。一昨日も昨日も今朝もニオイ嗅いだじゃん、それなのにまた嗅ぐのかーッ!? みたいな。

 こういう電子基板って、猫的に、なんか特殊なニオイがしてるんでしょうか?

 あ。そう言えば、拙宅猫とろ様は、カーペットなどの掃除用品ことコロコロの粘着紙のニオイも超好きみたいっス。粘着紙をペロペロと。粘着ローラーごと噛もうとしたりも。

 電子基板と粘着紙に共通する「何度も嗅いじゃうニオイ」について、とろ様に詳しく伺ってみたいものである。


ニャ!! おまえはおまえは。またこの良き香りのなんかを机の上に出しているな。いい人間だいい人間だ。拙宅猫うか様もハードウェアのニオイを嗅ぎまくりな感じ。

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2009年05月22日

Limorねえさん商売上手

 Lady AdaことLimorさんのイカシた電子工作キットを売ってるAdafruit Industriesにて、最近ポチポチと買い物を。

 で、Limorさんの代表作(!?)的キットにMintyBoostってのがあるんですよ。ミント缶に単3形電池と昇圧ICを仕込むキットで、USB充電対応の機器を充電できるというもの。キットに含まれるのはパーツや基板のみなので“ガワ”は自分で用意する必要がある。「基板やパーツや作り方は供給するから、入れ物は自分で探してネ」というわけだ。

 でも、やっぱ、MintyBoostで画像検索すると、例のあの缶が多々登場するわけですよ。ALTOIDSのチューインガム缶。するってぇと、やはりこの缶に入れたいじゃないですか!! この缶も欲しいじゃないですか!!

 というわけで、Adafruitsで買い物をすると、ついついコレも買っちゃう拙者。商品名は「Altoids Gum (includes tin!)」であり、むむむ~やるな、Limorねえさん商売上手~、とか思ったりして。







ALTOIDS(アルトイズ)の缶入りガム。日本では売ってないもよう。MintyBoost作るなら、まずはこの缶に入れてみたいというのが人情ですな。でも約500円は……むむ~。

中身はこういう丸いガム。ちなみに、Adafruits、最近は発送も早いようで、送料もフツーな感じで、ショップとしては好印象っス。


ニャ、缶の音だ!! 缶の音ね!! 猫缶をくれるつもりだニャ!! くれるつもりね!! しばらく様子を見よう。様子を見ましょう。みたいな。

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2009年05月20日

フレキシブルで八ヶ岳な基板

 シリコンハウスブログこのエントリを読んで急激に欲しくなったので、八ヶ岳クラブのフレキシブル基板(#42257)を買ってみた。

 曲がる基板なのだ。両面スルーホールのユニバーサル基板で、サイズは300×50mm。薄く軽く、ハサミでも切れちゃうらしい。てか、まだ開封すらしていない。なんかもったいなくて。てか、この基板の上にナニを作ろうかも考えてないのであった!! 単純に、どのくらい曲がるのか、を、実感したかったから買ったのであった!!

 ちなみに、メーカー(!?)の八ヶ岳クラブさんについては不明。ウェブサイトも見あたらない。なんかわりとマニアックなキットなどを多々作られているようで。

 ついでに、このフレキシブル基板、共立エレショップ通販サイトにはリストアップされていない。ま、けっこー特殊な基板なんで、定番商品としていないのかも!?

 でも、カートにダミーの商品コード(999999)を入れて「これこれこういうモノ」と指定すれば通販で買えるもよう。詳しくはココにあるが、拙者が実際に通販サイト未登録品をアレコレ10品ほど、ダミー商品コード方式で注文したところ、ぜぜぜ全部できた!! このあたり、サスガ老舗!! とか思った。

八ヶ岳クラブの「曲がる万能両面基板 両面スルーホール 中」というユニバーサル基板。2205円だった。このくらい余裕で曲がっちゃう。さて、ナニに使おうかニャ!?

八ヶ岳ってニャにかしら? なんか寒そうだよね。寒そうね。寒いから丸まっていよう!! そうしましょう!! みたいな。てか、ここニャ!!

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2009年04月15日

共立電子のブログとシンクロ!?

自作したジャンプワイヤとブレッドボード用の電源ケーブル。少しの材料と工夫で、より便利&快適に。こういう点も電子工作の楽しさですな。


 ほぼ毎日チェックする記事に、大阪・日本橋のシリコンハウステクノベースのブログがある。様々なパーツの具体的な使い方なんかがエントリされていてヒジョーに興味深く読めるのだ。

 さておき、先日、ブレッドボードに挿すジャンプワイヤを自作していた。市販のジャンプワイヤってチョイ高価だし、もっと自由度の高い長さのものが欲しいこともあり、手持ちの被覆導線とコンタクトピン、それから熱収縮チューブを使って作った。

 でも、も~ちょっとシッカリと美しく、また使い勝手のよい自作ジャンプワイヤが作れそうだよなぁ、と微妙に不完全燃焼感覚。また、これとは別に容易に挿抜できるLEDモジュールを作ると便利に違ぇねえ!! と思ったりも。そんなわけで、ケーブル自作後の未明に共立エレショップで部品をポチッとして爆睡。

 翌日もまた工作。で、その夜、あー疲れたニャと上記のブログを読んだら、あ!! 拙者の工作とブログのコンテンツがシンクロ!? シリコンハウスのブログでは、まさに先ほどさんざん使った熱収縮チューブの話題が。う~、ソレ、ヒートガン欲しいニャ~と思ってたんですよ~。

 次にテクノベースのブログを見たら、プレシディップ基板用ソケットの話。う。ソレってピン部分を取り出したらジャンプワイヤの先端の部品として使えるかも!? と、またもやプチシンクロ!?

 んむ~。何となく不思議な気分。でも、電子部品は楽しいですのう。


おまえはおまえは、またハンダ付けとかして臭い煙を出しているな。じゃあ猫ちぐらに避難しましょう!! ぼくは入れません。みたいな。

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2009年03月30日

Arduino本で始めたら、Make:06で追求する

 オライリー・ジャパンから献本ゲット!! てゅーか献本は「ゲット」という感じじゃナイですな。さておき、いただいたのは『Arduinoをはじめよう』『Make:06日本語版』

 まず『Arduinoをはじめよう』なんですけど、Arduino(アルドゥイーノ/アーデュイノ)開発者が書いたArduino入門書、の日本語訳書。翻訳は、ニャんと!! フニャ田さんだヨ!! すげー200ページ近く訳しまくり!! で、内容も非常に良く、Arduino入門の決定版てな感じ。てかほかにArduinoの日本語書籍ナイし。

 これからArduinoイジってみようという人は、この本からスタートするとスムーズかも。あ。Arduinoについてはこちらを。Arduinoを買う前に、この本から読み始めて「Arduinoにしようかほかのにしようか」を吟味するのにも大いに役立つと思う。

 それと『Make:06日本語版』。相変わらず何でもアリで時々掟破りな感じの電気系DIYが多々紹介されているが、なんか、今号から密度がギュギュッと高まった感じ。凄いコンテンツ量かも。

 上記のフニャ田さんによるArduino記事もあるんですけど、Arduinoを少し使い始めた後、ステップアップするには楽しい&実践的なプロジェクトが紹介されている。『Arduinoをはじめよう』で3~4日Arduinoをイジって、それから『Make:06日本語版』のArduino特集記事のプロジェクトにトライすると、短時間でかな~りのArduino野郎になれそう。

 あと『Make:06日本語版』、今後は年に4回刊行するらしいけど、この密度で年に4回は嬉しいですな。と思う一方で、だだだ大丈夫なのか編集部サイド!! 密度的に続くのかーッ!? とか思ったり思わなかったり。






オライリー・ジャパンの『Arduinoをはじめよう』。イチからArduinoを始めたい、理解したい、という人にうってつけの入門書。Arduinoは手軽に電子工作とか独自の装置を作るのに向きつつ容易に扱えるオープンソースハードウェアなので、この機会にゼヒArduinoで独自のハードウェアを作っちまっておくんニャさい!!

圧巻はArduino公式リファレンス(日本語版)が含まれている点。Arduinoでプログラミングする際、Arduino言語で使えるコマンドを理解する必要があるんですけど、この公式リファレンスならラクにコマンドを調べていける。






オライリー・ジャパンの『Make:06日本語版』。読み物としても「あっコレ作ってみよう」のきっかけとしても楽しめる。従来の号からコンテンツ密度&量が急激に増しております~。

Arduino特集も。Ubuntu LinuxにArduino IDEをインストールしたり、TI(テキサス・インスツルメンツの)のTLC5940NT(LED用ドライバIC)の使い方を説明したり、Arduino野郎には非常に興味深い内容だ。




ニャんだって~!! Arduino関連本が出たって~!! ていうかそういうものには興味ニャいですからササミをおくんニャさい、みたいな。

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2009年02月16日

Duemilanoveは2009という意味らしい

Arduino Duemilanove全10色。下の列の真ん中にあるブルーの基板が一般に売られているタイプだが、人気があるのか、ほかのカラーも(限定的に!?)発売されたんダ!!

 パソコンとUSB接続して比較的に容易なプログラミングを楽しめるマイコンボードことArduino。その最新版、とは言い切れないけど、新しいモデルはArduino Duemilanove。アルデュイーノ、デュエ? 読めねー。

 スイッチサイエンスによれば

『Duemilanoveって、読めません。発音できません。意味は「2009」。Due=2、mila=1000、nove=9だそうです。「デュエミラノーヴェ」って感じでしょうか。あ、「デュエミラ」とか略しちゃだめですよ。それじゃ、2000って意味になっちゃいます』

 とのことで、なるほど、Arduino 2009年版って感じですな。Arduino Duemilanoveの読み方を調べてみたら、こんなふうに発音するらしい。

 そして年末年始に仕事ばかりしていた拙者はストレス発散のためというよりも2008年末の真夜中狼狽によってコレを購入。最近になってジックリ眺めたり何を作ろうか画策したりしている。

 Arduinoもずいぶん流行りつつあるようですな。日本で。Arduinoに関する書籍もいくつか出てきそう。現在円高継続中なんで、海外のパーツショップからオモシロ便利パーツ買ったりするのも楽しげ。

 ナゼかまだ忙しい拙者(気分は2008年12月末)なんですけど、このヤマを乗り越えたら、またゆっくりArduinoしたいニャと考えております。

わしらにもそのカラフルな基板のニオイを嗅がせておくんニャさい、みたいな。

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2008年12月12日

Gainer mini

 久しぶりにGainer関連を調べたら、Gainer miniというのが登場していたので購入。共立エレショップソチラ方面のカテゴリができていた点に驚きつつ買いましたヨ。

 Gainerは、パソコンと外部デバイスの架け橋となるI/Oモジュールですな。Processing(Proce55ing)とかを使ってパソコン上にコードを書くと、Gainerに接続されているデバイスを制御することができる。

 例えば、マウスを動かすと、それに応じてLEDが光るとかモーターが動くとか。Gainerにセンサをつないで、センサの反応をパソコンの画面上に表現することも可能だ。

 GainerとパソコンはUSB接続。プログラミング環境としてProcessing(Proce55ing)を使うなら、HTMLを書いたことがあるような人ならサクッと使えちゃうと思うし、昔BASICをカジったことがあるなら同様にすぐ理解できると思われ。

 Gainerに外部のデバイスをつなぐ部分がいちばんハードルが高いかも!? でも、Gainerの場合、既に多数の作例/作品が公開されているので、それを参考にすればすぐ実践できると思う。ブレッドボードをベースに作っていけるしネ。

 って、あれ? ナンの話でしたっけ。そうそう、Gainer mini。カワイイGainerなのだ。共立エレショップで買ったGainerは、丸いピンがハンダ付けされていた。丸ピンってトコがイイですな。てか、Gainerな文化ではフツーに丸ピンがデフォルト? ともかく、ブレッドボードに挿抜しやすく扱いやすいのが良い。

 さぁ、何からイジろうかニャ!!


小さくてカワイイGainer mini。足は丸ピン。共立エレショップで4200円であった。従来のGainer(と同等品)と比べるとこんなサイズ。この大きい方の従来品は、共立エレショップ価格5500円であった。モノはSparkfun製のようで、日本で流通していた従来品Gainerより色が薄め(赤というよりオレンジ)。

拙宅猫うか様、棚の上を行くの図。うか様の横にある引き出しにはGainerやArduinoやWIRINGがしまってある。基板を机上に出しておくと猫が頬でグヒグヒスリスリしてしまうためだ。

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2008年10月01日

アウトドアでブレッドボーディング

 屋外でブレッドボードを使ってみた!! ていうかPC Watchの連載記事『武蔵野電波のブレッドボーダーズ』の撮影を外で行ってきた。

 いいですな、この季節。眩しすぎない日差しと、まだ残る緑。風もわりと乾いていて、撮影日よりが多いかも。すなわちですね、程良い日光と木々と、そしてさわやかな風がですね、我々の撮影魂を燃え上がらせる……ってほどじゃないけど、撮影意欲を多少かき立ててくれますな。

 撮影場所は都内某所の公園だが、都内の公園って整備されててキレイっすね。やるな東京都とか思った。

 ちなみに、写真はブレッドボード上に組んだヘッドホンアンプ。オペアンプのデータシート上にあるアプリケーション回路図通りに組んだものだが、けっこー力強く鳴ってくれて愉快ナリ。

 実はコレ、わりと簡単に作れるヨ!! 詳細は上記リンクの『武蔵野電波のブレッドボーダーズ』にて。って記事宣伝かよ>俺。


ブレッドボーダーズ謹製ヘッドホンアンプ。ふニャ田さんによる組み立てであり、キレイなコンデンサがポイントだったりする。インドア大好きな拙宅猫とろ様。アウトドアに興味なしであり、外に連れ出すとビビって困って疲れちゃう猫ちゃんなんダ!!

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2008年09月29日

表面実装部品をハンダ付け

 久々にハンダ付け。いや~、なんか忙しくてハンダ付けの時間が取れなくて~。とか言う俺は、ハンダ付けを一日中やりたい派であり、本日はハンダ付けの日!! とか言って終日ハンダ付けをしたいヤツなのである。

 あ。秋葉原の日も設定しております。これも最近敢行していないんスけど、秋葉原(の部品ばっかり売ってるルート)を歩き回って気の向くままに電子部品買って休憩してまた買って休憩して世間話してまた買って日が暮れるという“だけの日”なのだ。

 さて、本日はSMDのハンダ付けだッ!! と意気込んだわし。SMD(Surface Mount Device)は表面実装部品ですな。ホントは機械でハンダ付けする、非常に細かな(ホントに鼻息で飛ぶような)電子部品。

 久しぶりにSMDハンダ付けしたんで、要領を得ず、巧くいかず。そこで、SMDハンダ付けド初心者の頃に自作した治具を使用。動きやすいSMDを基板上に押さえておくプチ工具である。

 が、こういう治具使ってもダメなときゃダメですな。なーんでハンダ付けに失敗するのかニャ? と思ったら、ニャんと間違えて鉛フリーハンダを共晶ハンダの温度でハンダ付けしようとしてるからだった!! くわわッ!! 根本的にダメな拙者!! ORZ!! え? その3文字の使い方が間違ってるってか。

 ブランクっていろいろ忘れさせてくれちゃうんですのう。カッフン。じゃあやっぱり本日はブレッドボーディングの日にしようかしら、とか思った。


以前に自作したSMD押さえ治具。ピアノ線を曲げて熱収縮チューブを装着しただけっス。このようにSMDを押さえることができる。基板のランドとICのピンを正確に合わせた状態で固定できてプチ便利。チップ抵抗器を押さえることもできる……が、この状態で実際にハンダ付けすると、熱収縮チューブが溶けてチップ抵抗にくっついちゃったりする。チップ抵抗などを押さえる場合は、熱収縮チューブなしの治具がいいと思……ったが、実は治具ナシがいちばんハンダ付けしやすかったりする。


そのハリガネで遊びたいけどハンダの煙が臭いからヤなのだ、とか思っているかもしれない拙宅猫うか様。

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2008年08月27日

iPhoneで抵抗値を調べる

これが電子工作マガジン謹製(復刻)の抵抗器カラーコード早見表だ!! 原始的な感じだがとても便利なグッズだヨ。


 電子工作マガジンのWebサイトを見たら、『復刻版 抵抗器カラーコード早見表』というのを発見!! 早速、プリントアウトして作ってみた。

 そしたら、アラ便利!! 抵抗器のカラーコード(←色の並び順により抵抗の値を示す)をサクッと数値に変換できますヨ!! とか喜んでいた。

 のだが、さらに便利なモン発見!! 電子工作マニアのフニャ田さんが教えてくれたんですけど、AppStore上にiResistというアプリがあって、コレを使うとさらに快適に抵抗器のカラーコードを抵抗値に変換できるのであった。

 メチャ便利。しかも無料(現在のところ!?)。iPod TouchでもiPhoneでも動くようなので、それらを使っている電子工作な人はゼヒ!!



これがiResist表示例だッ!! 色の付いたドラムのような部分をクルリと回せば、そのカラーコードが意味する抵抗値が表示されるゾ!!抵抗値を数値で入力すると、その抵抗値がカラーコードとなって表示されたりもする。


拙宅猫とろ様は、黒白黒白黒……もしくは、白黒白黒白……なので、9Ω(±10%)もしくは0.9Ω(±1%)と表示されたけど、iResistの使い方を間違っている俺だなぁと思った。

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2008年08月11日

サンハヤトの新型電源キット DK-911

 前にサンハヤトの『安定化電源 DK-816』の件をエントリしたんですけど、その後継機っぽい新型が登場した。『実験用直流電源キット DK-911』である。

 外見的にカワイイのであり、かつ、小型であり、かつ、なんか電圧調整が手っ取り早そうなので早速購入してみた。まだ製作過程なのだが、非常にシンプルで使いやすそうな予感。

 特に、ダイヤル操作により、カチッカチッと段階的に電圧を切り替えられるのが良さそう。電圧は、1.5V、3V、3.3V、5V、6V、9V、12V、15Vに切り替えられて、最大出力電流は0.8A。電池を電源とした電子工作の製作過程において、かな~り実用的に使えるんじゃないか、と。

 ちなみに、拙者的観点からは、前のDK-816キットより各所が洗練されたという印象。まあ、内容的にモノが違うのだが、キットとしてより作りやすくなったし、出来上がりもキレイ(な予感)。

 このあたりの安定化電源、そのうち一通りどこかで紹介してみたいと思う。ヒトツ持ってると案外便利なので。

サンハヤトの実験用直流電源キットDK-911はこんなパッケージで売られているッ!! ていうか単なる段ボール箱+シールですな。ツクモにて7,980円で購入した。現在制作中。ハンダ付け欲を満たし、かつ、実用的な直流安定化電源(大電流は出ないけど)が欲しいという要望も満たすキットですな。ホントは教育用のキットらしい。


そんニャことより暑いんですけど、電源とかハンダごてとか、熱源やめて欲しいんですけど、みたいな。だがキミ、とろ君、電気がないと室温は毎日34度とかだぞ。キミはそれに耐えられるのかーッ!? ていうか拙者も耐えられません。

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2008年08月04日

ICのピンがまっすぐに揃う

サンハヤトの『ピンそろった ICS-01』はこんなパッケージで売られているッ!! 見た瞬間「イマイチそーな予感」とか思いつつ、890円出して購入した拙者であった。


 何となく勢いで買ったサンハヤト『ピンそろった ICS-01』。購入した時は、失礼な話ですけど、「まぁテキトーなアイデア商品であろ~」とか眉唾モードであった。

 が!! 使ってみたらナイス!! ICの足がまっすぐに揃いますヨこれ!! ホレ、ICの足って、左右の列がそれぞれ外側に向いちゃってるじゃないスか。ソケットに挿す時、それをイチイチ、ソケットと同じ幅にしないと挿せなかったりするんだが、このグッズを使うと一発でICの足をソケットに挿せる幅に修正できる。使い方はカンタンで、ICを本体に置き、グイッと握るだけ。

 サンハヤトってヤルなぁと思った。あと、実はこれも半分勢いで買った『リードベンダー RB-5』というグッズがあるんですけど、これも便利。電子部品の足を直角とか同じ幅とかに加工できるグッズなんだが、失敗がなくて使いやすい。特にトランジスターの3本足のフォーミングを快適に行える。

 にしても、こういう工具類はおもしろいですな。今後も、何となく勢いで買ったりしていきたい!!

本体の溝にICの足をセットして握るだけでOK。で、実際、ホントにそれだけでICの足広がってる問題が解消されるから驚く。マジすげー便利っす。こちらはサンハヤトの『リードベンダー RB-5』。パッケージは捨てちゃった!! キット等の基板にリード部品を多々挿す場合、足をキレイに整えられて便利だヨ。


拙宅猫とろ様の場合、前足を折り曲げてカワイイ!! 後ろ足はダラリ。

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2008年07月30日

Arduino IDEがVistaでも快適に

 最近、嬉しかったことは、WILLCOM D4に触れたこととかiPhone買えたこととかあるんですけど、Arduino IDEがVista上で快適に動くようになったことが、かな~り、嬉しい。

 Arduinoに関してはココに書きましたけど、Arduinoというマイコンボードの開発環境=Arduino IDEが、これまで拙宅Vista環境ではキッチリ動かなかったんですな。テーマをWindows Classicにしないとダメだったりして。

 ところが、ある日、スイッチサイエンスからメルマガ的なメールが。そこに、VistaでArduino IDEが動かない(エラーになって起動しない)人のためのTipsが。その原因はどうやらArduino IDEに含まれているJavaランタイムが古いから、ということらしい。具体的にはココに詳しくありますが。

 うぞぉ~。とか思って早速そのとおり試したら、以降、Arduino IDEがVista上でサクサク動きまくるように!! やたッ!! 嬉しい!! てか、ありがとうございます>スイッチサイエンスさんっ!! とか思いました。

 こういう情報、モノがArduinoというマイナー方面の事柄だけに、重要っスよね。特に日本語で伝わってくるというのは我々にとって激有り難いコトだと思う。ともあれ、VistaでArduinoしようかなと思っている方は上記Tips要チェック!! みたいな。


Vista上で動作中のArduino IDE。比較的に簡単な言語でマイコン(Arduino)をプログラミングできるのダ。右上がArduino(のDiecimila)。ブレッドボードと組み合わせて、フルカラーLEDをPWMにより発光させようとしているところ。


なんだってーっ!? Arduino IDEがVistaで問題なく動いた!! ていうか、そんなことよりアソコにいるスズメを噛みたいニャ、みたいな。

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2008年07月16日

またルーペ買っちゃったヨ!!

 またルーペ買ってる俺。しかも2個。

 今度もエッシェンバッハ製で、ひとつはLEDワイドライトルーペ3.5倍というもので、ちょっと小さくて見えにくい対象を見るのに適した、照明内蔵の汎用性が高いルーペだ。

 より高倍率なルーペの方が、超細かい部分を激拡大して見られるわけだが、この程度の倍率のルーペならある意味万能。小さな活字から指先のささくれ、小さい部品の刻印あたりまでを見ることができる。倍率的に、対象とルーペの距離、ルーペから目の距離をやや長く取れるので、使うのもラクですな。レンズ面も大きくて扱いやすい。

 もうひとつは、精密フォールディングルーペ9倍(3倍+6倍)。携帯用の小さなルーペで、2枚のレンズが組み込まれており、それぞれ3倍・6倍で使用可能。両方のレンズを合わせて9倍のルーペとしても使える。樹脂製カバーがレンズを守っており、軽量で持ち運びに良い。けど最近外出してないぃ~。

 てなわけで、ミクロ方面の世界を凝視しまくっている拙者。最近は猫の眉毛(ナイけど)周辺が意外にも毛が少ないことを発見した。あと肉球が意外にカサカサしているのも見つけた。また、これら発見は実生活にさほど役立たないことも発見した。


ESCHENBACHのLEDワイドライトルーペ3.5倍。レンズサイズも倍率も日常に使うにちょうど良い感じ。白色LEDの照明で対象を明るく照らせるのも便利だESCHENBACHの精密フォールディングルーペ。2枚のレンズを持ち、3倍、6倍、9倍のルーペとして使える。レンズはガラス製で、外部は樹脂


猫ちゃんをルーペで観察する時は、爆睡中が好機!! ていうか起きてる時はルーペのニオイを嗅いじゃうので観察にならんス

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2008年07月11日

注文品を間違えたァ~!!

 SparkFun Electronicsで買い物をしがちな拙者。米国の電子パーツ系通販ショップですな。珍しいパーツや愉快なキットがあるもんで、ついつい夜中に衝動買い。

 こないだ、gootのステーションタイプのハンダごてを買い、その利便から「俺はゼヒ!! 表面実装部品のハンダ付けをしまくっていきたい!!」と思った。するとちょうど良く、SFE(SparkFun Electronicsの略)に、表面実装部品(SMD)ハンダ付け向きのキットがあった。

 SIMONっていうゲームのキットですな。ランプが光ったとおりに、ボタンを押していくと、正解、という例のあのゲーム。このキットは表面実装部品多々で、作るのも遊ぶのも楽しそう~、とか思って注文した。

 のだが!! しかし!! 送られてきたのは“完成品”のSIMONゲーム!! ガッ○ムSFE!! 送るモノを間違……えたのは俺だったのかーッ!? 完成品のSIMONを間違って注文しちゃったガ○デム拙者サノバビ○チ!!

 あー。もー。じゃあキットのほうを再注文しますよええ。はぁ。てな気分になったなぁと思った。


SFEのSimon Game。遙かアメリカはコロラド州から送られてきたのは、俺が間違って注文した完成品であり、ホントはキットを買いたかったのであり、おマヌな拙者。でもこのSIMONゲームって今やってもオモシロいネ!!注文間違いしてもヤなコトがあっても、猫を見ていると「ま、いっか」な気分になるので、キミもぜひ猫を飼おう!!

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2008年07月09日

Arduino Skinny

 メカロボショップArduino Skinnyを買ってみた。

 その存在は、最初、Sparkfunで知った。「赤いArduino!!」という外見的ステキさに惹かれ、速攻で注文しようとしたが、Sparkfunでは既に売り切れ。んもー。欲しいニャぁ。とか諦めたが、メカロボショップにも入荷したので即座に購入した。

 Arduino方面のマイコンボードとしては、SkinnyはLilypad互換だと思うんですけど、低クロック・省電力・薄くて小さめってトコロがイイ感じ。複雑なコトしない(てゅーかデキない)俺の場合、マイコンの処理速度が遅くても電池の保ちとか良くて小さくてカワイイほーが好ましいってコトで。ちなみに、SkinnyもLilypadも3.3Vで駆動しますヨ。

 でも、海外でも日本でも、もうちょっと安くなるといいですな。そうすれば、何枚も買って、ひとつのモノに1枚のSkinnyなりを組み込みっぱなしにしちゃえるし。

 と、まだSkinnyにピンヘッダさえもハンダ付けせず、赤い基板を眺めている拙者でした。


Arduino Skinny本体。AVRマイコンを搭載したマイコンボードで、Arduino IDEを使って比較的に容易にプログラミングを行える。こちらはLilypad Arduino。コンダクティブスレッドと呼ばれる電導性の糸を使い、衣服等に縫い付けることで配線するマイコンボードだ。カワイイですな。


むむむ!! SkinnyもしくはLilypadなら、小さい電池や回路とともに猫ちゃんに実装できるかも!! 実装しニャいでくニャさい、と思うと思うが。

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2008年07月07日

gootのRX-802で問題解決

 こりゃついてねぇ!! ちっとも濡れてねぇ!! と鉛フリーハンダにおける絶望感を味わって何度か滅亡した俺。同時に、0.65mmピッチの手ハンダ付けにも四苦八苦していた拙者。

 そんな俺に朗報かもしんない予感!! とか思って、gootの鉛フリーはんだ対応温調はんだこてRX-802ASを買ってみた……ら、すげッ!! いわゆるステーションタイプのハンダごてって、えれぇ快適ですな!! と痛感した。

 あ。あの。超シロート目線での印象なんですけど、てゅーか他のステーションタイプとか使ったコト無しの拙者なんですけど、このRX-802ASを使ったら(温度設定をしっかり行ったら)、共晶ハンダだろうが鉛フリーハンダだろうが、ジュッ、トロッ、フッと付きますな。

 試しにFT232RL(ピン間隔0.65mm)というチップをハンダ付けしてみたら、サクッと。鉛フリーハンダでラジオのキット(ランドがけっこーデカいの)を組んでみたら、これもススッと。感動モンですよこの快適さ!!

 とか思った次第なんですけど、プロな人にとっては温調ハンダごてとかアタリマエなんでしょうな。でも、シロートにとっては、けっこー夢のような性能だなぁと思った。


goot謹製の温調はんだこてRX-802AS。こて先の温度を50~450℃に設定できる。共晶ハンダなら370℃とかで、鉛フリーハンダなら400℃くらいで使っております。電源投入後10秒経たないくらいでハンダ付けを始められたりするのもナイス。本体は146×115×98mmでコンパクトだヨ!!RX-802ASのコテ先部。グリップ部分からコテの先端までが短いので、細かな作業もラク。コテ先は容易に交換可能。ハンダ付け中にコテ先交換もOK。コテ先が熱くてもコテ先のソケット部は手で持てるのダ!!

寝ている猫の近くでハンダ付けをすると、時々このよーな顔で目を覚ます。そして、どっかへ行っちゃう。やっぱりハンダ付けの時のニオイが嫌いニャのかしら?

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2008年07月04日

サンハヤトの安定化電源キット

 サンハヤトの安定化電源キットDK-816を買ってみた。マルツパーツ館Yahoo!Shopで1万5246円だった。

 安定化電源は持ってんですけど、デカくて邪魔な感じ。出力電圧だけ調整できればいいから、小さいのが欲しいニャ!! ということと、ハンダ付けしたいニャ!! という欲望が結びつき、深夜の衝動的なDK-816ネット通販購入に至った。

 ソッコーで作ってみたら、なんか部分的に作りにくいキットだニャ~とか思った。基板とパーツの位置関係が微妙にチグハグ。説明書も若干大雑把? でも、作るオモシロみ、コンパクトさ、ライトな電子工作用途には十分なスペックで、外見も素朴でステキなので、まあいいか、とか思った。

 でも、このタイプの安定化電源って、ツマミをチョッとイジるだけで電圧がバババッと変わって調整しにくいですな。ANDの安価・小型な安定化電源でもそうだった。そーゆーモンなんでしょうか。

サンハヤトの安定化電源キットDK-816、の、出来上がりの姿。すすす、すいません、キット状態を写真に撮るのを忘れてソッコーで組み上げてしまいました~。「臭いと思ったら、オマエはまだハンダ付けをしたニャ!! くさ~」……みたいな。

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2008年06月27日

ピーバンドットコム

 オリジナルの基板なんか作れたらオモシロいなー、と考えた。あ。電子パーツを実装する電子基板ですな。

 最近では比較的に安価・少数量でオリジナル基板を作ってくれるサービスがあり、例えばP板.COM(ピーバンドットコム)がそうですよ、と電子工作マニアのフニャ田さんが教えてくれた。

 ので早速、P板.COMにアクセス!! なんか各所に“無料”って書いてある!! ので早速、無料回路図CADをダウンロード!! ニャニャニャ!! サンプル基板も無料ニャ!! ので早速、無料サンプル基板請求!!

 で、届いたのがコレでした。両面ガラスエポキシ基板のようだが、専門業者が作るだけあって、キレイなモンですな。自作じゃこーは行かないんだろーなー、そのうち何か作りたいなー、イイ匂いだニャ~とか思ったりした。

 いや、ホント、楽しそうですな、基板を自分で作るのって。


送られてきた無料サンプル基板。PICマイコン学習キットかなんかの基板のようだ。キレイな仕上がりですな。板状のモノの角に体をスリスリする拙宅猫のうか様。基板を鼻先に出したら、基板の角を口角でグヒグヒしていた。

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2008年06月25日

ルーペ2個

大きい方がESCHENBACHの、小さい方がENGINEERの。前者は一応ポケッタブルなサイズで、後者は本格的にポケッタブルなサイズ。

 ルーペを購入。ふたつ購入。

 ひとつは、ESCHENBACHモビラックスと思わしきもの。倍率10倍。白色LEDで対象を照らして精査でき、レンズ部にカバー付き。

 もうひとつは、ENGINEERSL-13という折りたたみ式ルーペ。倍率6倍。ジッポーライターより一回り小さいくらいの携帯用ルーペですな。

 てゅーか、も~ルーペ無しじゃ見えないっス。電子部品状に印刷されている超細かな字とか。SMD(Surface Mount Device/表面実装部品)の文字とか、肉眼じゃ読めニャい!! ので、ルーペを、と。

 ESCHENBACHのほーは室内使用に超便利。倍率も、LEDで照らせる点も、レンズカバー付きである点も良い。ちょっと高価だが、よくできたルーペだと思う。

 ENGINEERのほーは、出先で使うのに便利であろーと思って買ったんですけど、あんまり使ってません。主にパーツショップで、例えばICの型番読むのに便利でしょ!! とか思ったんだが、ショップでは、ケースや袋に型番を大きく書いてあるんですな。なので、使用頻度は高くない。でも、6倍くらいの倍率で、ミントのケースより小さいルーペなので、そのうちきっと役立つハズ!!

 あ。両方とも、汎用ですけど、倍率的には、電子基板とか電子パーツとか見るのにも適してるように思う。


ESCHENBACHのモビラックス10倍。開閉式レンズカバーにより、未使用時はレンズ面が汚れにくい。スイッチにより対象を白色LEDで照らすことができる。ENGINEERのSL-13。使用時はこのように開いて使う。レンズ部のみを伸ばして使う個とも出来る。倍率は6倍。


猫の目の美しさは肉眼でもハッキリわかる。が、ルーペで超拡大して観察してもみたい。

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2008年06月20日

電子部品購入ガール

 定期的に秋葉原に行きがちな俺、とフニャ田さん。電子部品とかを買いに行ったりするのダ。

 が、電子部品を物色する時は、人混みの中であり、パーツ棚の下方面も要チェックなので、非常に疲れる。かがんでパーツ見たりしてるんで、腰も痛くなりますな。

 じゃあチョイと一休みしましょう、てな頃にいつも見かけるのが、電子部品店にはそぐわない女性客。高校生~大学生あたりの、フツー的で今時的でヤングなガールが、電子部品を買っているのだ。秋月電子とかで。

 非常によく見かける光景であり、思わず「どんな部品を探してるんですか?」と訊いてみたくなるが、訊いたコトないんだが、買ってんですよパーツ。電子部品購入ガールは実在するッ!! 秋葉原ラジオセンターなんかでもよく見かける。

 学校とかで使うんでしょうか? ハンダ付けとか苦手な男性が激増するなか、まことに結構なことだと思った。


駐車場も広くてナニカと便利な秋葉原UDX。非常に行動しやすい街になっとりますな。UDXの前のカフェ。甘い飲み物とかを摂取してパーツ購入エナジーを高めるのだ!! てか、そうしないとマジで買い物途中にクタクタ化する我々。


ワシも秋葉原に連れてっておくんニャさい!! とは絶対思っていないし、家の外には全然出たくない拙宅猫ガールうか様。仕事机の上で仕事を邪魔するのが仕事かもしれない。

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2008年06月06日

1万5,200本のカーボン抵抗

これが自力で袋詰めした1万5,200本のカーボン抵抗だッ!! 大迫力!! キミもこれをヤッていこう!! 嘘!! フツーに必要な分だけ買おう!!

 わー!! これ一式買えばもう、抵抗器が足りない問題全解決~!! とか思って買った“E24系列各100本入カーボン抵抗”from 共立エレショップ

 電子パーツの“抵抗”ってヤツですな。七色シマシマ模様の。抵抗器は、その抵抗値(Ω)が何種類もある。抵抗値はExx系列という並びで値が決まっていたりする。

 で、その系列のうち、E24系列という比較的に小刻みな並びを全部揃えれば、普通に電子工作して遊ぶには十二分な“値の違う抵抗器のラインナップ”が揃ったりする。

 つまり、E24系列の抵抗器を一通り揃えれば、たいてーの回路図上にある抵抗(値)を手持ち抵抗器から探せるので、いちいち買いに行く必要がなくなってラクだ、と。

 というコトで買ったんですけど、この“E24系列各100本入のカーボン抵抗”ってのは、具体的には、1万5,200本の抵抗器セットなのである──値違いの抵抗器が152種類入っていて、各値毎に100本というセット。拙者的には、恐らく、一部値の抵抗を除いては、一生でも使い切れない本数と言えよう。

 なーんでそんな量を買ったかと言えば、だってE24系列・152種類の抵抗器のセットがですね、152種類・各10本セットは7,980円で、同100本セットが1万5,960円なんですよ!!

 10本セットの倍の価格で、10本セットがイキナリ100本セットに!! 2倍の支出で10倍の品をゲット!! 5倍お得!! 5倍お得な上、一生抵抗器の心配ナシ!! これだ!! これをヤらずして何をヤル!? てなわけでした。

 けど!! その1万5,200本が届いてビックリ!! 抵抗器152種類が100本ずつビニール袋に入ってんのかニャ~と思い込んでいたら、100本ずつ“リールに止めてあった”のであったのであったのニャニャニャ~ゥ!!

 あ。リールは、抵抗器とかの細かいパーツが、紙とかの台紙みたいなのに貼り付けてあったりするような状態っス。要は、各パーツがバラバラじゃなくて、ひとつのテープに並んで装着されているような状態。

 だがしかし!! これは一生分の抵抗器!! この先一生使いやすいように、抵抗器をリールから全部外してビニール袋に自力小分け!! これだ!! これを絶対やってゆく!!

 あ。リールも各タイプありますが、足が生えてる電子パーツ(リード部品)の場合、その足が帯状の紙に固定されてたりしますな。そのままだと、嵩張るのダ。抵抗器152種類100本とかだと超嵩張るヨ。しかもリール上のリード部分だけ足が短くなってヤな感じだし。

 で、リールから抵抗器をチマチマと外しての袋詰め作業開始。結果、8時間くらいかかって152袋完成!! 後半、リールから抵抗器外すの超速くなりましたヨ!! リールからリード部品外す時は俺に任せろ!! くらい。……でも疲れて死ぬかと思った。

 てゅーか抵抗器は必要な値だけ、徐々に買うのがいいと思ったっていうかそのほーが疲れないし余らないし合理的だし賢いと思ったけど、でも、1万5,200本で1万5,960円ってコトは1本1円なので安いからヨシとしておこうと思ったし、マジで抵抗器不足がとりあえず完全解消したから激ヨシとしておかないと涙目になると思った。


152本のリールから、100本の抵抗器を取り外し、152袋のビニール袋に詰める限りない作業を、何となく寝ながら見守っていたうか様。

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2008年06月04日

ヤバめの共立エレショップ

 共立エレショップはよくないと思う。

 何について良くないかと言えば、拙者の財政に対して良くないっていうか、あぅ~ん、夜中とか部品とか探したりとかしてると、結果、大人買いしちゃったりするニャ!!

 こないだは、電池ホルダとコンデンサくらいをチャチャッと買おうと思ってポチッとし終え、他にナニがあるのかナ~的に見ていたら、あっアレもあるのかココ……さらにこんなのもある、といった塩梅で、結果、当初の10倍くらいの量のパーツがカゴに入ったりして。挙げ句の果「ああっ、コレがあればもう抵抗器のコトは考えなくて済む!!」とか血迷って“E24系列各100本入”もカゴに!!

 こういうのあれば買うかも、と思っているソレがあったりする共立エレショップは激ヤバであり、あと定形外普通郵便で送れるモノ買うと送料が全国一律120円だったりするし、ななななんか、便利かも共立。共立エレショップのリアル店舗に行くために日本橋(←大阪の)に行ってみたいとか思った。

 てゅーか、ふニャ田さんは、敢えて共立リアル店舗ことシリコンハウス共立で買い物するために大阪まで行ったからスゲぇと思った。

共立エレショップで通販するとこんな封筒に納品書とかが入ってくる!! ナゼか捨てられない!! ぜひコレクトしていきたい!!オマエはオマエはオマエはまた衝動買いしてオマエは、とか言ってるように見えなくもないうか様。

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2008年05月28日

ノリタケのCOMEMO

Noritake itronことノリタケ伊勢電子のお手軽VFDモジュール、COMEMO。すげー光るぜサイバーだゼ!! みたいな。

 秋葉原(の鈴商)に行くたびに「VFDってサイバーだなぁ」とか思ったりしている俺の場合、筆記体っぽく“Noritake”って書かれているとこれもサイバーだと思いがちなので、思わずCOMEMOを買ってみた。

 COMEMOは、USB接続・USBバスパワーで使える汎用のVFD(蛍光表示管)モジュールだ。付属ソフト等でパソコンから扱える──パソコン上で文字を入力すると、COMEMOの画面上にそれらを表示できたりする。

 USBバスパワーで動作、ってトコロが興味深いですな。あと、パソコンから文字とかを入力するわけだが、その後はスタンドアロンでも動作する(別途USBバスパワーに相当する電源は必要)。なんか、イロイロと遊べそう。

 てなわけで、おもしろゲなので、そのうちレポートしますヨ!!


 

猫ピカー!! VFDより光るゼ!! シマシマ模様はサイバー……でもありませんな。

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2008年05月23日

コンデンサのセット

 タイマICとカウンタICとデコーダICを組み合わせてLEDがチカチカ光る回路を試作……しようとしたがッ!! コンデンサが足りねえ!! 手持ちの電解コンデンサを組み合わせても……目的の静電容量値にならねえッ!!

 というわけで毎度おなじみの必要部品不足っス。も~何回もこーゆーコトして翌日ソッコーでパーツショップまで行って、てなことを繰り返してきた。が、今後も繰り返しそう(特にコンデンサ)なので、使いそーなコンデンサ各種がパックになっているコンデンサーセットを購入。2パッケージ。

 この2パッケージを合わせると、17種類・235本のコンデンサなんだゼ~ッ!! 並列・直列とかに組み合わせれば、さらなる定数を利用可能だし!!

 そして上記の試作回路に正しい値のコンデンサを挿したら、キッ、キャーッ!! 動かニャい!! 俺の最強に強まったコンデンサーセット購入結果なのにーッ!!

 てゅーか、単なる配線ミスでした。ああああ。カッフン。


電解コンデンサーセット。1,600円なり。内容物は、1μF/50V×15本、2.2μF/50V×15本、4.7μF/50V×15本、10μF/50V×15本、22μF/50V×15本、47μF/25V×15本、100μF/25V×15本、220μF/25V×5本、470μF/25V×5本、1000μF/25V×5本となっている。とりあえず一通り的に揃える、とか考えると安価に思えたり。セラミックコンデンサーセット。1,600円なり。内容物は、1μF/100V×10本、2.2μF/100V×10本、4.7μF/100V×10本、10μF/80V×25本、22μF/50V×10本、47μF/50V×25本、100μF/25V×25本。


おまえは、また、無駄に電子パーツを買ったのか、バカめが、とか言ってる拙宅とろ様かもしれないような気がしなくもない。

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2008年05月21日

回路シミュレーター

 一昔前と比べると、電子回路とかを学ぶにはスゲく有り難い時代になりましたな。ネットから情報を豊富に得られるし、パーツも通販で速攻購入可能だし、回路シミュレーターなんてのもある。

 回路シミュレーターは、パソコン上で電子回路を描くと、その挙動(電圧・電流の変化)をグラフィカルに見られるというソフトウェアだ。ホントはオシロスコープとかファンクションジェネレーターといった(高価な)機材がナイとできない実験が、画面上でデキまくり。

 で、回路シミュレーター入門にも良さげ、と思って『電子回路の基礎のキソ』(米田聡著/ソフトバンククリエイティブ刊)という本を買ってみた。この本では、電子回路の基礎的な事柄を学びつつ、実際に回路シミュレーターを使った検証も体験できる。ソフトウェアとしては、リニアテクノロジーのSwitcherCAD IIIが採り上げられている。

 このSwitcherCAD III、楽しいっス。オススメ。他にもいくつか回路シミュレーターを試したが、いちばんハードルが低いような気が。上記の書籍と併せて使えば、超初心者でも扱えるソフトですな。

 にしても、ホントにスゴい時代になってますな。回路シミュレーターって……。こんなのが拙者の小学校時代とかにあったら、あるいは人生変わってたかもしれない。


SwitcherCAD IIIの使用例。画面上に回路図を描いていくと、その回路の挙動をオシロスコープ等で見るような感覚で調べられる。SwitcherCAD IIIは無料で使えるソフトだヨ。『電子回路の基礎のキソ』(米田聡著/ソフトバンククリエイティブ刊)。SwitcherCAD III入門書として非常にわかりやすく書かれている。


猫様におかれましては、その行動が予期不能であり、猫行動シミュレータがあれば楽しいのにニャと思った。

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2008年05月14日

カンドーした電子工作本

『図解 つくる電子回路』(加藤ただし著/講談社刊)。電子工作初心者必読と思われるグレイトな一冊。12あるコラムもおもしろく、多くの入門書等では端折られがちな内容もビシッと解説している。色々な面で「プロってスゲぇッ!!」と思いました。


 電子回路とかって、なんか一朝一夕じゃぁ全然イキませんな。何冊か本をハシゴして、ようやくヒトツの事象が掴めてくる、ような感じっス、拙者の場合。

 てなわけでAmazonで電子回路・電子工作方面の本を買い漁り読みまくり中の俺なんですけど、買って開いた瞬間引き込まれて一気に読んで、カンドーしたりした本がある。講談社・ブルーバックスシリーズの『図解 つくる電子回路』(加藤ただし著)だ。

 買ったきっかけは、無安定マルチバイブレーターという回路(だけ)を題材にしているから。この回路、電子回路としては非常に基礎的なものだが、理詰めでわかりやすく誰かに説明するのはちょっと難しい。「無安定マルチバイブレーターだけで1冊行く本なのか、じゃあキッチリ説明しているであろー」とか思って読み始めた。

 で、ビックリ。結論から言って、電子回路・電子工作の本が、ぜんぶこの本のように書かれていたら、つまづく人が激減するだろーなー、と感じた。てか、もーね、省きや端折りがなく、具体的な方法や選択について「なぜこうなるか」「なぜこうしたか」がちゃ~んと書いている。「こういうモンなんで、覚えましょう」という逃げがないとでも言おうか。

 拙者的にはですね、無安定マルチバイブレーターを題材にしている点が凄い、と結果的に思わされた。前述のように、細部をひとつひとつ理詰めで、しかも初心者にわからせるのが難しい回路だと思うんですよコレ。でも、本書を読むと「あぁ、そういうわけか」と見えてくる。また、そう理解させた上で、回路を作るところまで完璧に解説している。

 同時に、回路を作るという一連の作業についても、ヌケもスキマもなく解説している。道具の使い方から各種テクニックまで、ものスゲく細かく。無安定マルチバイブレーターに興味なし、って人でも回路作りのテク伝授本として十分役立てられる内容だ。

 読んでて、何度か、ひとりで「すげー」とか声を発しちまいました。あと、本文を読み終えて、後書き(「おわりに」)を読み終える最後のトコロでゾクッとしました。感動の上乗せ的な身震い。

 ハッキリと書かれてはいないのだが、どうやら、本書のイラスト、著者が自ら描いたもののようだ。ええっ!? この超わかりやすいイラスト、著者が!? てなモンですよ。

 本文+イラスト、どちらも、完璧度が高いと思う。てか、これはマジでオススメ。良書。読むと目が冴えちゃったりする人が多いんではなかろーか。


おまえは本ばっかり読みやがって、アタクシをかまえ!! と言ってるように見えなくもない拙宅猫うか様。

投稿者 スタパ齋藤 : 13:06 | トラックバック

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