仕様については、キャリア変調方式にマルチキャリア方式を採用し、周波数帯域は2~20MHzを使用。伝送オーディオ品質は16bit/44.1kHzで、伝送遅延は10msec以内であることが公開されている。ヤマハでは、同システムは日本国内の電波法により国内向けの提供が行なえないが、規制緩和やPLC解禁に向けた技術検討を継続するという。なお、ヤマハはソニーや松下電器産業などが参加するPLCの相互接続仕様を確立することを目的としたアライアンス「CE-Powerline Communication Alliance(CEPCA)」に参加している。