【CEATEC JAPAN 2006】 シャープブースで「Yahoo! Go for TV」デモ。日本語版も提供を予定
参考出展されていた「Yahoo! Go for TV」
CEATEC JAPAN 2006のシャープブースでは、液晶テレビとPCを組み合わせた「インターネットAQUOS」を利用し、米Yahoo! Inc.のサービス「Yahoo! Go for TV」のデモが行なわれていた。
Yahoo! Goは、デバイスを問わずYahoo!コンテンツにアクセスできることを目的として米Yahoo!が展開するサービス。Yahoo! Go for TVは、TVチューナーを搭載したPCにアプリケーションをインストールすることで画像や動画、音楽といったYahoo!のコンテンツがリモコン操作で利用できるほか、テレビのをPCのHDDに録画できる機能も備える。
リモコン操作を前提とするため、対応OSはWindows XP Media Center Edition 2005(Windows XP MCE)を推奨しているが、アプリケーション自体はWindows XPやTVチューナー非搭載PCでも動作する。デモではYahoo!の画像共有サービス「Flickr」の表示や動画のストリーミング再生、動画検索機能などがリモコン操作で利用可能だった。
なお、Yahoo! Go!は現在米国のみで提供されているサービスのため、日本で利用することはできないが、説明員によればYahoo! Goの日本語版も提供を予定しているという。ヤフーはDLNA対応機器からYahoo! JAPANのコンテンツにアクセスできる「Yahoo! Digital Home Engine」もCEATEC内で発表しており、Yahoo! Goのコンセプトと同様PC以外の端末にも広く対応していく方針。ただし、こうしたマルチデバイス対応をYahoo! Goブランドで統一するかといった詳細は現在のところ未定だという。