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【CEATEC JAPAN 2006】
NTTドコモとACCESS、DLNAと携帯電話を組み合わせた料金決済システム

DLNAと携帯電話を組み合わせた決済システム
 NTTドコモとACCESSは、DLNAと携帯電話を組み合わせた決済システムのデモを出展していた。

 この決済システムは、DLNAプロトコルを実験的に拡張して実現。DLNAには料金決済に関する規定がないため、両社が独自に開発したものだという。

 このシステムは、携帯電話側でコンテンツの料金決済を行なったのち、DLNA対応機器で購入したコンテンツを再生できるという仕組み。デモでは機器内に保存されたコンテンツの暗号化を解除する方法を採用しているが、携帯電話で購入した後にコンテンツをDLNA対応機器にダウンロードするという方法も可能だという。

 デモで用いられた携帯電話端末は無線LANとNTTドコモのFOMA回線に対応。有料コンテンツの料金決済はFOMA網で行ない、DLNA対応機器のコンテンツ再生操作などは無線LANを通じて行なう。DLNA対応機器からのコンテンツ購入に比べて携帯電話から手軽に操作できるほか、コンテンツの料金を電話料金と合算できるといったメリットがあるという。

 DLNA機器と携帯電話との無線LANネットワークはインターネットに接続しないローカルなもの。説明員によれば、無線LAN以外にIrDAやBluetoothでも同様にDLNAを利用した料金決済が実現できるという。


システムの概要 DLNA対応機器で再生する有料コンテンツを携帯電話で決済できる

決済には専用のiアプリを使用 コンテンツの料金を電話料金と合算できる

関連情報

URL
  CEATEC JAPAN 2006
  http://www.ceatec.com/
  NTTドコモ
  http://www.nttdocomo.co.jp/
  ACCESS
  http://www.access.co.jp/

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(甲斐祐樹)
2006/10/06 19:01
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