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【第9回ファイバーオプティクス EXPO】
パナソニック電工、フレッツ・テレビ対応の宅内LANパネルなど

第9回ファイバーオプティクス EXPO
 光通信システムや次世代ネットワーク関連機器の展示会「第9回ファイバーオプティクス EXPO(FOE 2009)」が21日に開催した。会期は1月21日から1月23日までで、当日受付の入場料は5000円。

 会場には富士通やNECエレクトロニクスなど大手機器メーカーなどが出展。各ブースには商談スペースも設けられ、光ファイバーや光配線板など業務系機器を主とした展示が並んだ。

 パナソニック電工のブースでは、2008年12月に発売した「マルチメディアポートSギガ」のほか、参考出展として「光まとめてネットギガ」を展示。価格はギガビット対応の「マルチメディアポートSギガ」で11万6550円、100M対応の「マルチメディアポートS」で9万6075円。


パナソニック電工の展示。向かって左側が発売済みの「マルチメディアポートSギガ」、右側上が参考出展の「光まとめてねットギガ」、下が「光ひらいてねット」 「マルチメディアポートSギガ」利用イメージ。ONUやルータを外部で接続したのち、パネル内に回線を戻す

 「マルチメディアポートSギガ」は、家庭内LAN回線とテレビや電話配線を1カ所にまとめた宅内LANパネルのギガビットイーサネット対応モデル。屋外から引き込んだ光回線や映像回線を、一旦外部でモデムやルータと接続した後に各部屋へ分配する。

 「光まとめてネットギガ」の場合、LANポートを6カ所、電話/FAXポートを6カ所、映像用の同軸ポートを6カ所、スカイパーフェクTV!用ポートを1カ所、各部屋に分配して設置できる。電話回線は通常のアナログ回線とIP電話を切り替えスイッチで変更可能。

 映像回線のブースタとしては、光ファイバを利用して地上デジタル放送などを送信するNTT東西の「フレッツ・テレビ」に対応するほか、CATVにも対応する。ONU接続端子はNTT東西が提供する端子に準じるが、パネルの側面からケーブルを引き入れることで、CATVなどの端子も利用可能。また、映像系のブースタを搭載しないモデルもラインナップする。


参考出展の「光まとめてねットギガ」
 また、参考出展として「マルチメディアポートSギガ」のサイズを一回りほど縮小した低価格モデル「光まとめてねットギガ」を展示。価格は、ギガビット対応で映像ブースタ搭載のモデル「光まとめてねットギガ」が3万円から4万円、ギガビット非対応で映像ブースタを搭載しない「光ひらいてねット」が1万円弱の予定だという。


関連情報

URL
  第9回 ファイバーオプティクス EXPO
  http://www.foe.jp/

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(村田奏子)
2009/01/21 14:52
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