アッカ・ネットワークスは、コミュニティ機能を搭載した動画共有サービス「zoome(ズーミー)」を1月30日より開始すると発表した。また、3月1日より開始する法人向け動画配信プラットフォームの提供に関する説明会を実施した。
■ コミュニティ機能を実装した動画共有サービス「zoome」
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「zoome」トップページの模様
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zoomeは、ユーザーが動画の投稿やユーザー同士でのコミュニケーションを図ることができるサービス。利用には無料のユーザー登録を行ない、ユーザーの個人ページ「マイページ」を利用する必要があるが、閲覧のみであれば会員登録も不要だ。
ユーザーが投稿した動画はFLV形式に自動変換され、Flash Playerで視聴が可能となる。アップロード可能な動画ファイルは、MPEG-1/2/4、WMV7/9、H.264、AVI、3gpp、3gpp2、MOV、FLVなど。ストレージ保存容量は無制限だが、1ファイルにつき100MBまたは10分までアップロード可能となる。また、動画投稿時にタグを付加することもできるほか、動画にテロップや吹き出しを付加できる編集機能も用意する。
マイページでは、ユーザーごとにプロフィールを公開できるほか、日記機能や特定のユーザーを「メイト」として登録できる機能、アクセスログ機能などを用意する。プロフィールや投稿した動画は、全体/登録したメイト/特定のメイトなどのレベルで公開設定が可能なほか、コメント投稿、CSSを利用したマイページのカスタマイズ、RSS配信も行なえる。今後は、携帯電話への対応や。特定のグループを作成できる「サークル」機能などを追加する予定だという。
このほか、zoomeでは企業や特定分野のプロなどとタイアップし、テーマを設定してユーザーからの動画投稿を募集するコーナー「ナビチャンネル」を用意。ナビチャンネルでは、テーマに基づいた投稿動画を公開し、コンテストなどといったイベントを行なことが可能。ナビチャンネルでは、サンストリームの動画配信技術「ACQULIA」を採用し、H.264形式での動画配信を行なう。1月30日からは、第1弾としてギタリストのCharがナビゲーターとして登場する「the TARGIE SHOW」を公開。テーマ沿った動画の投稿を募集し、Charやユーザーからの評価によってグランプリ作品を選出する。
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zoomeの名前の由来
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マイページのトップ
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編集機能で吹き出しを付加するところ
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■ AIIから一部事業の譲渡を受けて動画配信プラットフォームの提供を開始
アッカは、zoomeの発表とあわせて3月1日より開始予定としている法人向け動画配信プラットフォーム提供事業の概要を説明した。
同サービスは、1月23日付けでエー・アイ・アイ(AII)より法人向け動画配信プラットフォーム提供事業を譲り受けたことにより開始するもので、同社がアクセス回線から中継ネットワーク、基盤アプリケーションなどを一括してソリューションとして提供している法人サービス「ACCA ソリューションプラットフォーム」の1コンテンツとして提供を開始する。
プラットフォームの提供は、一般企業やコンテンツホルダー、コンテンツプロバイダー向けに行なうとしている。また、zoomeの公開を開始したことで、zoomeで得られた最新動向や新技術を企業向けに提供しているソリューションやプラットフォームへ反映させることも可能だとしている。
動画配信事業やプラットフォーム提供開始について、代表取締役社長の坂田好男氏は「動画配信事業はビジネスモデルとして確立されていないとは思うが、今後急成長する市場であることは間違いなく、新たなビジネスチャンスがある」と説明。「企業でも利用できる動画配信サービスやSNSが求められている中で、ブロードバンドと組み合わせて活用して頂きたい」と回線事業者としての強みを強調。初年度売上げは2億円を目指すと明らかにした。
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アッカの映像コミュニケーション事業
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ACCA ソリューションプラットフォーム
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代表取締役社長の坂田好男氏
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■ URL
ニュースリリース(zoome)
http://www.acca.ne.jp/release/070130.html
ニュースリリース(動画配信プラットフォーム)
http://www.acca.ne.jp/release/070123.html
zoome
http://www.zoome.jp/
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(大久保有規彦)
2007/01/30 18:22
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