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“出会い”機能搭載!! 付加価値を用意したオンライン・スケジューラ |
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あと、ここまでたくさんのスケジューラを使うと、どうもありきたりのものには満足できないカラダになってしまったようで、ちょっと困っています。つまり、基本機能の充実度よりも、何か飛び抜けた付加価値を自然と求めている自分に気がついてしまうんですね。かといって、やっぱりスケジューラってのは予定を管理する道具なわけだし、“とんがった”機能なんてそうそう見つからないよなあ……と、思ってたらありましたよ、面白いのが！
その名も「ばっちりみっけ！」。電子メールが世間に浸透した途端、すぐに流行した分野。そう、“出会い系”です。よくよく考えてみると、スケジューラとは人と会う予定を書くものです。まあ、映画の封切り日とか新刊の発売日とかを書く場合もあるけど、それだって結局、誰かから何らかのサービスを受けるわけですから、間接的に人とコミュニケーションしていることになる。要するに、スケジューラってのは自分と他人の“出会い”を書き込むものだと思うんですよ。
それならば、「スケジューラに出会い機能を付けてしまえ!!」と考える人がいても不思議ではありません。そんな発想で作られたのかどうかは知りませんけど、とにかくこのサイトには、「出会い機能」がついてます。なかなか良いところに目をつけたなあ、と感心してしまいましたよ、アタシゃ。
■ スケジューラと連動した“出会い”機能 試しに登録してみるとおわかりになるかと思いますが、このサイトの登録スタイルはとてもユニークです。なにしろ、ニックネームやパスワードの他に、自分の「趣味」を入力する欄があるんですから。
その上、「キャラスケ」という、自分の個性に合ったイラストを登録するコーナーまであります。俗に言う“アバター（化身）”ですね。「学力重視キャラ男」「芸術重視キャラ男」「運動重視キャラ男」「お洒落重視キャラ男」「誠実重視キャラ男」という5種類が用意されているんですが、各キャラクターごとに「学力5」「運動2」などパラメータが設定されていて、まるでゲームみたい。スケジュールや趣味を追加登録していくと、このパラメータが変化するってところも芸が細かいですね。
このような内容を登録して一体何に役立つかというと、ズバリ“出会い”のためです。実はこのサイト、「MYカレンダー」と「未来カレンダー」という2種類のカレンダーが一人につきそれぞれ用意されています。「MYカレンダー」の方はいわゆる普通のスケジューラなんですが、「未来カレンダー」の方は、ここに予定を登録することで、その予定と「マッチング」している人を見つけられるようになっているんですね。
たとえば「週末土曜日の昼に新宿にスポーツのイベントを見に行く」と登録すると、似たような予定の人をサイト側がメールで紹介してくれるんです。登録の際は、自分の予定を公開することも可能なので、メールアドレスを知らせずにメールのやりとりも行えます。似たような予定の人とうまく仲良くなれば、当日いきなりその人と待ち合わせて遊ぶことだってできます。最初に登録したアバターや趣味リストは、ここで出会う仲間に見せるためのプロフィールを兼ねているんですね。いやーホントによくできてますよ、コレ。
□ばっちりみっけ！ ■ 他の人の公開スケジュールもチェック可能
肝心のスケジューラ自体もかなり使いやすくて、「月カレンダー」「週カレンダー」「日カレンダー」と3種類の表示方法が選べるし、ToDoリストもちゃんと用意してあります。さらに、「今週のオススメスケジュール」というコーナーで色々なイベントを紹介していて、ワンタッチでそのイベントの予定をスケジューラに登録できるのも便利ですね。 なにしろ“出会い系”サイトなわけですから、イベントスケジュールは重要です。この機能だけでもけっこう便利だし、プライベート用のオンライン・スケジューラとして試しに使ってみる価値はありそうです。アタシももう少し若かったら、こういうサイトで遊び友だちを探しまくるところなんですけどね。それにしても今の若い人ってのは、こういうサイトがたくさんあってウラヤマシイですな。
■ イベントスケジュールをラクラク管理
配信内容は、たとえば「書籍・コミック」を選んだ場合は新刊書籍情報やベストセラー情報、「映画」なら封切り情報や試写会情報、「ファッション」ならショップ情報やバーゲン情報、「暮らし・住まい」なら不動産情報や家電情報と、とにかくありとあらゆる情報が満載されています。こういう情報の中から自分に必要なイベントを見つけ出すっていうのはけっこう大変な作業ですが、このサイトのように予定をカレンダーに反映できれば、日単位や週単位でイベントの管理がカンタンにできますよね。
残念ながら、「ばっちりみっけ！」のような出会い機能はありませんが、イベントに限定したスケジューラとして使えばかなり重宝するのではないでしょうか。一方、スケジューラ自体の出来も秀逸です。日・週・2週・月・年と、5種類のカレンダー表示ができるし、複数人でのスケジュール共用や携帯電話からのアクセスもサポートしていて使いやすい。デザインもシンプルで見やすいサイトだと思います。
□calen.com ■ 自分に合ったスケジューラを探そう さて、この他にもオンライン・スケジューラはまだまだ色々なサイトがあります。今回は誰もが無料で使えるサービスを中心に紹介しましたが、中には「Q-click.jp」のように、使用者を会員に限定しているサイトなどもあります。金銭出納帳などのユニークな付加価値が付いているサービスは、このような会員限定サイトや、有料サイトが多いようですね。
どちらにしても、忙しく働いているビジネスマンにとってスケジューラは不可欠なものなので、どうせ使うなら色々な機能が付いた便利なサイトを利用したいものです。使い勝手については人それぞれ好みがあるので、実際に自分が使ってみて、その上で判断するのが吉ですね。で、登録したら家や会社だけでなく、インターネット・カフェなど出先の場所で使ってみましょう。インターネットにつながってさえいれば、どんなところからもアクセスできるのがこの手のサイトの利点ですからね。
ただし入力したIDやパスワードは、きちんと消去しておくことをお忘れなく。スケジュールデータってのはプライバシーに関わることですから、IDの管理は大切ですよ。セキュリティに気を付けて安全にスケジュール管理をしてください。では、また!!
□Q-click.jp |
さて、オンライン・スケジューラの紹介も4回目を迎えました。このテーマについて書き始めてからというもの、実に色々なスケジューラサイトを取っかえひっかえ使いましたよ。で、乗り換えるたびに新しくスケジュールを入力し直すので、今やスケジューラを確認しなくても1カ月先の予定が頭に浮かんでくるようになりました。打ち合わせのときにいちいち予定を確認しなくても済むので、これはこれでけっこう便利ですけど、何か本末転倒な気がしないでもありません。
逆に、他のメンバーが登録した公開スケジュールの閲覧も可能です。左メニューの中から「公開スケジュール」を選ぶと検索画面が表示されるので、ここで予定のカテゴリや目的、エリアなどを入力して探せば、不特定多数の公開スケジュールがすぐに表示されるというワケ。相手の性別も選べるので、女性か男性で絞ることもできます。
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