また、利用する側にとってもいろいろな制限があります。前回紹介した通り、MicrosoftのWindows XP以降やAppleのMac OS X以降、LinuxやBSDなどのUNIX系OSもある程度最新に近いバージョンはIPv6の対応が済んでいますが、逆に言えばこれより古いOSを使っているとIPv6に未対応となります。ちなみに、こうしたOSの中には公式ではないものの、対応策が用意されている場合もありますが、こうした手段がない場合はIPv6の利用は難しいと言えるでしょう。例えば、Windows 2000の場合はMicrosoftがMSDNで提供する「IPv6 Technology Preview for Windows 2000(関連サイト、英文)」を利用することでIPv6対応になります。