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【CEATEC JAPAN 2005】
ソニー、DTCP-IP対応の新型ルームリンク。ネットジューク新モデルも

DTCP-IP対応の新型ルームリンク。外観はVGP-MR100と同等だった
 CEATEC JAPAN 2005のソニーブースでは、DTCP-IPをサポートした新型ルームリンクなどが参考出展された。

 新型ルームリンクは、ソニーが2005年1月に発表したIEEE 802.11gに準拠し、DLNAに対応したネットワークプレーヤー「VGP-MR100」の後継として開発中の製品。展示されたモデルは、VGP-MR100とほぼ同等機能を備えるとともに、著作権技術「DTCP-IP」をサポート。これによりVAIOに保存したデジタル番組を、ハイビジョン画質のままネットワーク配信(有線LAN接続時)が可能になるとしている。

 ブース説明員によれば、「2006年明け頃に製品化を予定し、価格もVGP-MR100と同程度になる」という。ただし、「VGP-MR100に同等機能を実装させることは難しい」とした。

 同社ブースではまた、音楽配信サービス「エニーミュージック」に対応した「ネットジューク」の新モデルも参考出品した。発売時期や価格は未定。

 同モデルは9月に行なわれた展示会「A&Vフェスタ2005」にも出品されており、4.3インチのカラーディスプレイやMD、40GB容量のHDDを搭載。DLNAのクライアント機能を備え、サーバー機能を持つパソコンなどに保存した音楽ファイルをネットワークを介して再生できる。また、パソコンを介さずにネットワークウォークマンに楽曲を転送できる機能も備えている。


ディスプレイやMDを搭載したネットジューク新モデル ブース内には同日発表された「VAIO type X Living」や「Xビデオステーション」も展示されていた

関連情報

URL
  CEATEC JAPAN 2005
  http://www.ceatec.com/
  ソニー
  http://www.sony.co.jp/

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(村松健至)
2005/10/04 20:53
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