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自分の手で世論調査ができる「リアルタイム世論調査@インターネット」
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リアルタイム世論調査@インターネット
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最近、テレビの討論番組やバラエティー番組で、視聴者にアンケートを募る企画が増えてきましたよね。たとえば昨年の夏に球界再編問題が起きたときは、「あなたは1リーグ化に賛成? 反対?」という世論調査をする番組がよく見られました。パソコンや携帯電話で投票された結果が生放送中にリアルタイムにグラフ化されるので、視聴者は世の中の動向がすぐにわかるわけです。
アタシも暇なときはよくこういう企画に乗ります。ブロードバンド回線経由で投票すれば通信費はかからないので、気軽に参加できますからね。それに視聴者参加型の企画ってのは、実際に自分で参加した方が楽しめるもんです。実際にテレビを見てるとかなり多くの人が投票しているので、アタシみたいな「アンケート好き」はけっこう多いんじゃないでしょうか。
そんなアンケートが大好きな方にオススメなサイトが「リアルタイム世論調査@インターネット」です。実はココ、誰もが気軽に世論調査を実施できるサイトなんですね~。今までは世論調査といえば新聞やテレビが行うものと決まってましたが、インターネットのおかげで個人でも簡単に不特定多数に向けてアンケートを行える時代になったわけです。旬の話題について、世間の人がどんな考えを持っているかを調べてみたいと思う人には最適なサービスですよ。
■ 期間別に4種類の投票結果を表示
それではトップページにアクセスしてみましょう。いろいろな世論調査がズラリと並んでいますね。それほど華やかなデザインではありませんが、ジャンル別に分かれていてとても見やすいです。新着の世論調査には「New」マークが付けられているのもイイですね。ジャンルは「政治」「経済」「社会」「マスコミ」「商品・サービス」「芸能」「スポーツ」など12種類。タイトルの横には、過去1分間の閲覧者数が書かれていて、それぞれの世論調査に対するアクセス状況がモニターできるようになっています。
とりあえず、どれか興味のあるタイトルをクリックしてみてください。その世論調査の詳細情報が書かれた画面が表示されます。設問作成者や表題、調査期間などの基本情報に加えて、質問に関連するサイトへのリンクなども掲載できるようになっています。さらに下に目を移すと、左側に「投票用紙」というコーナーがあります。ここで回答者は選択肢の中から1つを選べばいいわけですね。その下に「設問設定評価」というコーナーもあるので、設問そのものを評価したい人はここにもチェックを入れましょう。ただし、設問設定評価を行わないでアンケートのみに回答することも可能です。
チェックを入れ終わったら「投票ボタン」を押しましょう。「リアルタイム投票結果」の画面が表示されるはずです。今、あなたが投票した結果が、この「投票結果」の画面に反映されているわけですね。投票結果画面は4つ。「開始からの累積投票」「24時間前から現時点まで」「1週間前から現時点まで」「1カ月前から現時点まで」について棒グラフが表示されます。長期から短期までのさまざまな期間の結果を表示してくれるので、これならどのような経緯で現在のような得票割合になったのかが詳しくわかりますよね。この辺りの細かい配慮はすばらしいなあ、と感心しました。
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アンケート詳細画面
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投票結果
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■ 投票動向の推移がわかる
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投票動向推移グラフ
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投票結果のグラフには、投票総数や項目ごとの得票数などの具体的な数値も表示されます。しかもこのグラフ、自動更新が可能なんですね。「リアルタイム投票結果」のタイトルの横に更新時間の設定メニューがあるので、更新間隔を変えたい場合はここで調節しましょう。参加者が集中している世論調査だと、みるみるうちに結果が変わっていくのが面白いですよ。もちろん、手動更新も可能ですよ。
さらに注目なのが「投票動向推移グラフ」です。投票結果の上の方に「グラフ:1週間 2ヶ月 6ヶ月 1年」というメニューがあるので、どれかをクリックしてみてください。項目ごとの投票動向の推移が折れ線グラフで表示されます。これを見れば、どの期間にどの項目に対してどれくらい投票があったのかがすぐにわかります。一時期に特定の項目への回答が集中するなど、不自然な動きがあった場合にもチェックできるわけですね。
また、あるニュースについて世論調査している期間中、そのニュースに関する新情報が判明した場合に、投票状況がどのように変わるかも調べられます。工夫次第で面白い活用の仕方が考えられるんじゃないでしょうか。
これらの投票結果の他に、「設問設定評価」の投票をまとめた「設問有効度評価」というデータも表示されます。単に数値を発表するだけでなく、投票総数に対しての有効評価率を算出して、投票開始3日後以降に有効評価率が-30%を下回ると、自動的に投票が停止されるようになっています。要するに、参加者に不評だと投票自体がストップしてしまうわけですね。反対に、この有効評価率が高い世論調査は、それだけ人気があり、かつ意義があると判断された世論調査だというわけです。高い評価を得ている世論調査をチェックすることで、実際に自分が世論調査の質問を作成するときの参考にすると良いでしょう。
■ 誰もが気軽に世論調査
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調査作成画面
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さて、投票についての概要を理解したら、今度は自分で世論調査を開始してみましょう。まずは合致するジャンルを探し、「このジャンルに調査作成」ボタンを押します。調査作成画面が表示されるので、必要なデータを入力していきましょう。入力内容は作成者やメールアドレス、管理用パスワード、表題などの基本データに加えて、質問文や回答選択肢、再投票無効期間、参考WEBページ、調査終了年月日などです。回答の選択肢は最大8項目まで設定できますが、それ以下でも構いません。「YES」「NO」とシンプルな2択にしてもOKなわけですね。また、「再投票無効期間」とは、1回投票した後、再投票が可能になるまでの時間です。調査終了年月日は、なんと一年後まで設定できます。この調査期間の長さを利用して、ユニークな世論調査を試みても良いかもしれませんな。
すべてを入力し終えたら、「作成」ボタンを押しましょう。エラーが無ければ、クリックした後すぐにアンケートが作成されて、調査も開始されます。これを利用するにあたってID登録などは一切必要なし。誰もが簡単に利用できる点は、匿名掲示板の気軽さに通じる魅力がありますね。
ちなみに最近になって、あちこちの掲示板でここのサイトへの誘導リンクを見かけることが多くなってきました。投票自体を掲示板で宣伝しても良いし、掲示板で議論する際に「ソース」としてこのサイトの投票結果を使っても良いでしょうね。誘導リンクを作成しやすいように、「調査概要をクリップボードへ」というボタンが用意されているので便利です。色々な場で多くの人に投票を呼びかければ、より意義のある調査になるんじゃないでしょうか。
さらに、このサイト自体にもミニ掲示板が用意されているのもお忘れなく。世論調査を通じてのコミュニケーションってのも、けっこうオツなもんです。世論調査をしたい人も、されたい人も楽しめる新感覚のこのサイト、世の中の動きに敏感な人は要チェックですよ!
■ URL
リアルタイム世論調査@インターネット
http://enquete.nechira.com/
2005/03/07 11:00
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下柳泰三 自称“書き屋”。ジャンルを選ばず心が揺さぶられればパソコン記事でも映画評でも何でも書く、サスライの原稿執筆人。現在某街歩き雑誌(ヒミツ)をメインに活動中。ホコリをかぶったケーブルモデムを横目に今日も書きまくる! |
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