バックナンバー
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第14回(最終回):タグ編集が楽になる「HTMLエディター」登場
[2005/06/16]
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第13回:新機能「おえかきツール」を使ってみよう
[2005/06/09]
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第12回:Amazonアソシエイトを使ってみよう
[2005/05/26]
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第11回:アクセス解析を活用しよう
[2005/05/19]
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第10回:「gooブログアドバンス」を使ってみよう
[2005/05/12]
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第9回:CSS編集でオリジナルデザインに挑戦 その2
[2005/04/28]
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第8回:CSS編集でオリジナルデザインに挑戦
[2005/04/21]
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第7回:goo RSSリーダーでブログを読もう
[2005/04/14]
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第6回:携帯電話で「モブログ」しよう!
[2005/04/07]
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第5回:コメント、トラックバックでコミュニケーション
[2005/03/24]
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第4回:gooでネタ探し&トラックバックの使い方
[2005/03/17]
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第3回:写真入りブログを作ろう
[2005/03/10]
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第2回:記事を書いてみよう
[2005/03/03]
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第1回:gooブログはどんなブログ?
[2005/02/24]
第13回:新機能「おえかきツール」を使ってみよう
6月8日から、gooブログに新機能「おえかきツール」がつきました。今回は、このツールの使い方をご紹介します。イラストの作成や、写真へのらくがき、ちょっとした図の製作にも使え、ブログでの表現の幅を広げてくれるツールです。
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お絵かきツールでできること
ブログは文字を中心に作られるものですが、写真などの画像が入ると、画面がぐっと締まり、目を引く要素ができて読者を強く繋ぎとめることもできます。また、適切な図を使うことで記事のわかりやすさ、伝わりやすさが向上します。
このように、画像はブログの中でも大きな価値を持つ要素です。これを作りやすくするためのツールが「おえかきツール」です。より楽しいブログ、わかりやすいブログ、魅力的なブログを作るために、おえかきツールを活用してください。
おえかきツールでどのようなことができるかを、まずは見てみましょう。
※おえかきツールの動作環境について
おえかきツールはJavaアプレットで、Windowsでは動作しますがMacintoshには対応していません。
(1)イラストや図を描く
編集ページで[おえかきツール]をクリックすると、白紙の状態でおえかきツールが立ち上がります。ここで描いたものは[保存]をクリックすることで画像フォルダに保存され、ブログの記事に画像として使用できます。
直線、円、四角形などの図形描画ツールもあり、ちょっとした地図や説明図なども、ほかの画像ソフトを使わずにgooブログの編集ページだけで作れるようになります。
[おえかきツール]をクリックすると、白紙の状態でおえかきツールが起動
イラストを描き、保存
イラストを使ったブログの記事を書く
イラストを使った記事が完成
(2)写真にらくがき
デジカメで撮って、画像フォルダにアップロードした写真に、説明をつけたり、プリクラ風にらくがきをしたりできます。写真にちょっとした説明や解説を入れたいときなどに利用してみてください。
「画像フォルダ」の一覧の中かららくがきしたい画像を選び、[この画像でおえかきする]をクリック
最初に選んだ画像が入った状態で、おえかきツールが起動
画像の上におえかきツールで描き込む
おえかきツールで加工した画像を使って記事を書いた
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お絵かきツールの主な機能
お絵かきツールの持っている機能を見てみましょう。基本的な画面構成は、次のようになっています。
描画ツールはそれぞれのアイコンをクリックして使用ツールを選びますが、アイコンの上で下にドラッグする(アイコンをクリックしてマウスを下に少し動かす)と、選べるツールが一覧表示されます
【色を選ぶ】
パレットの中から色を選びます。パレットには常に14色が表示されているほか、画面下の「PALETTE」から、カラーセットを選ぶこともできます。
パレット下の「R」、「G」、「B」のグラフを調節することで、好みの色を作ることができます。「A」は透明度を表し、255よりも少ない値を指定した場合は、その下にあった色が少し透けるようになります。
【ツールを選ぶ】
色が決まったら使用する描画ツールを選びます。いちばん上の段で選べる「鉛筆」や「水彩」、「ヘアブラシ」、「ペン」などのほかにも、塗りつぶしや図形描画、文字の書き込みなどの機能があります。
左から「水彩」、「鉛筆」、「エアブラシ」、「ペン」で描画した線
「モザイク」で描画した部分にモザイクがかかる
「テキスト」では文字を任意の場所に入力できる
テキストを入れた画面
「コピー」では、まずコピーする範囲を指定する
コピーしたい場所に貼り付ける
「消し」では描画した部分が完全に、「薄消」では少し元の画像を残して白くなる
「全消」を選んだ上体でキャンバスをクリックすると、キャンバス全体を消去し真っ白に戻す
描画するときに「トーン」を選んでいると網目上に、「TTゼブラ」を選んでいるとまだらに描画される
豊富な図形描画機能もある
【太さを選ぶ】
一部のツールでは、描画するペンの太さを設定できます。はじめ「1px」と描かれているエリアをドラッグすることで、太さを調整します
【マスクを選ぶ】
特定の色の部分を描画できなくする「マスク」、反対に特定の色の部分だけを描画できるようにする「逆マスク」機能があります。
一般的な使い方としては、黒の「鉛筆」ツールで線画を描いたあと、色を塗るために、黒で描いた線をマスクします。
[通常]となっている部分をクリックして[マスク]に切り替えると、黒がマスクされて、線画の上に描画できないようになります。また、パレットの上で右クリックすることで、別の色をマスクすることも可能です。マスクの状態エリアの黒かった部分が右クリックした色に変わり、その色だけがマスクされます。
【レイヤーの管理もできる】
このおえかきツールには、高度なグラフィックソフトが持つ「レイヤー」機能まで装備しています。3枚までのレイヤーに、半透明合成なども行え、なかなか高機能なのですが、コピー・ペーストの機能などは弱いため、ここまでやるなら他のグラフィックソフトを使った方がいい気がします。とりあえずは、おまけ的な機能ということで存在を覚えておいてください。
鉛筆で描いた黒い線をマスクすると黒い部分には重ね塗りされなくなり、線画を保持したまま色を塗れるようになる
「レイヤー」を使うと高度な画像の合成ができるようになる。青い図形の上に、紫の四角形を半透明合成してみたところ
※今回の画面写真は、すべて開発中のものです
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URL
gooブログ
http://blog.goo.ne.jp/
2005/06/09 11:08
山田貞幸
編集スタッフとしてgoo内の企画、コンテンツ制作に携わる一方で、ライターとしても活動中。ホームページは
こちら
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