オーマイガー! 待っていたのは超イケメン! 渋谷区 匿名希望Mさんの場合
一風変わったリングケースを出品したところ、男性と思しき方に落札された。連絡をしてみると、ちょっと急いでいるという。落札された時間はすでに夜であり、しかも週末。入金を確認して発送しても希望日時に間に合うかどうかかなり微妙。相手の住所を見るとわりとご近所だったのと、双方の最寄の駅の交通費の方が送料より若干安いことがわかったため、思い切って代金と引き換えの手渡しを提案してみた。待ち合わせ場所はMさんの最寄の駅の改札だ。
指定の時刻に駅に向かうMさん。落札者さんと直接会うのは初めてだったので、結構緊張したという。駅の改札に向かって歩いていくと、かなり遠くから見ても明らかにカッコイイ男性が立っている。まさかあの人じゃないよな? と思いつつも、恐る恐る近寄って「あの~」と声をかけるとやはり落札者さん! 笑顔がキラキラとまぶしい、実にハンサムで誠実そうな青年であり、かなり遠くからでもイケメンオーラがむんむんとただよってくる相当のナイスガイ!
「アナタはその顔でこのリングケースを選びましたか!! ハンサムな上にユーモアのセンスまで!!」 心の中で一瞬ガッツポーズをとったMさんだったが、ハッと気がついた。「彼はリングケースを所望しておる。しかも緊急。おまけに明日は休日」これらの要素を総合して導き出される答えは、あえて書く必要もなかろう。
軽く挨拶をし、代金と引き換えに商品を手渡し、1分後にはお互いその場を後にしていたのであった。「とても目の保養になりました。お幸せに! ケッ!」と、そっと「心の評価コメント」を残したとか。世の中、そーんなに甘くない。
絶対「送り」ます! 元渋谷区 匿名希望N君の場合
いらなくなったゲームソフトを出品したN君。幸い買い手がついてほっと一息。落札者に連絡をすると、近くだから直接受け取りたいといわれたらしい。しかし「同じ趣味を持っていると親近感を持たれてニヤニヤされたらイヤだから、いろいろ理由をつけて直接渡しは断った」という。ニヤニヤしてしまうソフトとは一体!? 筆者の追及には絶対答えないN君。妄想が膨らんで仕方ないので、そのうちこっそり教えていただきたい!
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