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| 読者が選ぶ2007年ブロードバンド10大ニュース投票結果発表 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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12月18日から25日までの読者の投票により決定した、今年のブロードバンド10大ニュースの投票結果を以下に発表します。お1人様3票までの投票で、総計781票（283人様）の投票をいただきました。ご協力ありがとうございました。
2007年の第1位は、「YouTube、ニコニコ動画など動画共有サービスが人気」が100票以上を獲得して1位に輝いた。2006年も動画共有関連は3位にランクインしていたが、当時はYouTube1強だった市場に対し、2007年1月に突如現れたニコニコ動画は独自のコメント表示機能により、YouTubeと双璧をなすほどの人気を獲得。「アイドルマスター」「痛車」「初音ミク」など、動画共有サービス初の話題も多かった。 2位はイー・モバイルが火付け役となったPC向けの高速データ通信サービス。PC向けの定額データ通信サービスでは数百kbps程度のウィルコムしか事実上の選択肢がなかったモバイル通信手段が、2007年に入って大きく様変わりした。一方、アイピーモバイルは資金難から事業を断念するなど、モバイルブロードバンド事業では明暗分かれる結果となった。 3位はIP電話の障害。料金の安さなどからFTTH普及の牽引役ともなったIP電話だが、5月には電話が一切利用できない障害が多発。ライフラインとも言うべき電話回線の代替サービスだけに読者の注目も高く、総務省からNTT東西およびNTT-MEへ電気通信サービスの総点検が要請される事態となった。 ブロードバンド契約者数は2,800万近くまで増加したが、FTTH増加の一方でADSLは減少が続いており、2008年には総加入者数でもFTTHがADSLを上回る見通し。また、家庭内ネットワークも多様化が進み、2007年にはコンセントを使ったホームネットワーク「PLC」、有線並みの通信速度を実現する次世代無線LAN「IEEE 802.11n」が注目された。 なお、11位以下のランキングは以下の通り。Second Lifeは相次ぐ企業参入が話題になったが、読者の注目度ではTOP10に惜しくも届かなかった。ブログやSNS、Twitterといったネットサービスも総じてランクは低めであり、モバイルを中心としたブロードバンド環境の多様化に注目が集まった2007年と言えそうだ。
■ 関連記事 ・ 読者が選ぶ2006年ブロードバンド10大ニュース投票結果発表 （編集部） 2007/12/27 11:30 |
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