本誌連載「イニシャルB」の清水理史氏と、ケータイWatch「週刊モバイルCATCH UP」でお馴染みの法林岳之氏を迎えた座談会。後編では無線LANやIP電話、ネットワーク対応家電といった製品関連の話を中心にお送りします。 。

　12月17日から24日までの読者の投票により決定した、今年のブロードバンド10大ニュースの投票結果を以下に発表します。総計1,782票の投票をいただきました。ご協力ありがとうございました。

　2003年1月1日から12月25日までのニュース記事アクセス数を集計、上位20位までを発表いたします。

　本誌連載「イニシャルB」の清水理史氏と、ケータイWatch「週刊モバイルCATCH UP」でお馴染みの法林岳之氏を迎え、2003年のブロードバンドについて座談会形式でお話をお伺いしました。前編ではADSLや光ファイバといった回線系の話を中心にお送りいたします。

　NTT東日本は、ADSLサービス「フレッツ・ADSL モアII」の下り最大速度を12月17日より40Mbpsへ高速化した。ユーザーは対応モデムを利用するだけで下り最大40Mbpsのサービスを利用できる。実際にモアIIの速度変更を実施、検証を行なった。

　ソニーコミュニケーションネットワーク（SCN）は、同社が展開を予定するホームゲートウェイサービスの一環としてSo-net会員向けに提供していたルータ「HN-RT1」の販売を、12月10日をもって終了した。SCNのホームゲートウェイサービスは今後どういう展開を進めていくのか。SCNの平林信隆執行役員に話を伺った。

　アップルから、Windows用のiTunesの無料ダウンロードが開始された。ここでは、しばらく利用してみた上での主な機能――CD再生、iPod接続、ミュージックプレーヤー、CD制作、音楽購入など――の使い勝手を中心にお伝えしたい。

　2003年後半に入って、固定電話からの着信や携帯電話・PHSとの相互接続など、サービスを大幅に拡充したIP電話。後編では固定電話や携帯電話との料金比較を踏まえながら、通話料金でのメリットを探っていく。

　050番号に対応したIP電話試験サービスを大手プロバイダーが開始したのが2002年12月のこと。それからわずか1年も経たないうちに、固定電話からの着信、携帯電話・PHSとの相互接続など、IP電話サービスは大きな進化を遂げた。前編ではIP電話サービスの特徴や事業者の相互接続状況などを中心に特集する。

　ニフティの試験サービス「@niftyモバイルパック」では、接続を維持したまま異なるネットワークへ自動で切り替わる技術「モバイルIP」をサポートした切り替えユーティリティを提供している。後編ではこのモバイルIPに注目しながら、ユーティリティにおける各社の方向性について考えてみたい。

　Windows XPは標準で無線LANの自動構成機能が付いているが、最近はPHSや携帯電話などのダイヤルアップ接続と無線LANとの切り替えツールが各社から提供されている。どのユーティリティも「シームレス」を謳っているが、実際の使い勝手はどうなのだろうか。前編ではKDDIと日本通信のツールをご紹介する。

　NECが運営するBIGLOBEは、10月3日にソフトウェアダウンロード販売サイト「SOFTPLAZA」において、同サイトで発売した優秀ソフトウェアを表彰する「SOFTPLAZA大賞」を発表した。ブロードバンド化の進むインターネット環境で、同社のソフトウェア販売に関する取り組みについて伺った。

　So-netを運営するソニーコミュニケーションネットワーク（SCN）は、9月27日よりミュージカル「MASK of LOVE」の360度映像によるライブ中継を開始した。SCNの360度映像によるライブ配信第2弾となる今作を、前作と比較しながら鑑賞してみた。

　ぷららネットワークスなど3社は、STBとテレビを利用した映像配信のモニターサービスを実施中だ。ブロードバンド経由で送られてくる映像は、通常のテレビと比べてどういった違いがあるのか、その使用感をお伝えする。

　広帯域の動画を配信する映像ポータルサイトは、ブロードバンドの普及に伴って数多い。そんな中でコンテンツの質・量だけでなく、会員間のコミュニケーション機能を強く打ち出しているのがNTT-BBの「BROBA」だ。BROBAの方針やサービス内容について担当者に伺った。

　Yahoo! BBモバイルのエリアが、神戸市須磨区のYahoo! BBスタジアムまで拡大された。Yahoo! BBスタジアムに訪れる機会があったので、スタジアムで無線LAN接続を検証してみた。

　大手ポータルサイトとして知られるエキサイト。しかし2002年8月からはフレッツ・ADSL、Bフレッツを対象としたISPサービスや有料の動画配信サービスを提供する「BB.excite」開始している。月額500円からという圧倒的な低価格を武器に会員数を増やす同サービスについて、エキサイトに聞いた。

　Windows 2000およびXPを対象にした、Blasterと呼ばれるワーム型ウイルスが流行している。これはネットワークに接続しているだけで、Windows上で動作しているサービスの弱点をついてPCに感染するウイルスで、「いつの間にか感染している」場合が多く、注意と対策が必要だ。

　7月から続々と開始された20M超ADSLサービス。多くはNTT収容局から約2km以内を速度向上の目安としている。そこで線路長がほぼ2kmの環境で、フレッツ・ADSL モアIIへ速度変更を実施、速度や新型モデムの機能などを検証した。

　TEPCOひかりユーザー向けのコンテンツサイト「casTY」は、一軒屋に住む住人の様子を24時間365日ライブ配信、BBSを通じて芸能人とやり取りできるライブ番組など、一風変わったコンテンツが多い。casTYのコンセプトや、撮影現場の様子などを取材した。

　最近、数を増やしつつある映像ポータルサイト。「映像を配信する」と一口に言っても、その切り口は様々だ。今回は、ソニーなどが出資する配信事業会社「AII」の田井野賢氏に、ラインナップの方向性や、最近の傾向などを伺った。

　ブロードバンド回線の契約数が日々増大するなか、「広帯域な回線ならではの、良質なコンテンツが不足している」と言われ続けているが、その裏で着実にその数を増やしているのが、動画配信サイトである。今回は、動画配信ポータル「ShowTime」にお話を伺った。

　NTT東西が5月から提供を開始した「VoIPアダプタ」は、すでにルータを導入しているユーザーも環境を変えることなくIP電話の導入が可能なほか、対応している機能によってルータを選択することが可能になる点が特徴だ。本記事ではこのVoIPアダプタについて使用感などをレポートする。

　@niftyは6月3日より、ビデオチャットサービス「Eyeballパティオ」において、タレントやレースクイーンをゲストに迎えるイベントを定例化した。今回はレースクイーンの白川茉知さんをゲストに迎えた回を取材、実際にチャットを行なっている現場のレポートをお伝えする。

　DreamNetとOCNというプロバイダー2社と日本テレビ音楽により、4月3日よりスタートした無料オンデマンド番組「BBbeat」。単に同じ内容のコンテンツを異なるサイトで配信するだけではなく、番組の製作段階から2社が協力するなど新しい試みも行なわれている。今回はタレントの優香をゲストに迎えた回を取材した。

　3月29日から東京・銀座のSOMIDOホールで上演されている「ROOFTOP」は、So-netのブロードバンド制作プロジェクト「So-net PRODUCE ブロードバンドシアター」の第1弾作品だ。観客は劇場に足を運んで公演を鑑賞できるほか、ブロードバンド環境で360度映像による鑑賞方法も用意されている。このうちブロードバンド環境による「バーチャルシアター」を実際に鑑賞してみた。

　最近、高スループットルータに搭載されるチップのベンダーとして、しばしば見かけるのがBRECIS Communications。同社の新製品発表会が都内で開催され、CEOのGeorge Alexy氏も来日した。この内容とあわせて、少し同社の製品など紹介したいと思う。

　2002年末から急速に話題となったIP電話サービス。サービスは徐々に立ち上がりつつあるものの、無料で通話できる相手先やその利便性など、サービスの詳細は実に複雑だ。ここではプロバイダー各社が発表しているIP電話サービスを中心に、料金や利便性などについてまとめてみたい。

　ブロードバンドの普及によってにわかに注目を集めているストリーミング分野。この分野で個人運営ながらも、人気芸人の鉄拳やインディーズ芸人のネタ200以上を無料で配信しているのがbrst.TVだ。サイト運営者である宮谷大氏にお話をうかがった。

　So-netが2002年4月から配信している「Happy Store」は、So-netオリジナルでありながらSo-net会員以外でも無料で楽しめ、視聴者の半分以上を女性が占めるとい女性に人気のコンテンツだ。番組のコンセプトなど製作現場の話をHappy Storeのプロデューサーに伺った。

　プロバイダーのDreamNetは、毎週多彩なゲストを迎えたオリジナル番組「STUDIO! ドリームネット」を7月1日より無料で配信している。今回は釈由美子をゲストに迎えた回を取材、製作現場の裏側をレポートする。

　昨年の秋から盛んにサービスの発表が行なわれたIP電話サービス。中でも試験サービスの開始、プロバイダー間の相互接続など、具体的なサービス内容を打ち出してきたのがOCN、So-net、@niftyのプロバイダー3社によるIP電話サービスだ。今回はその中で申し込み時期のもっとも早かった「@niftyフォン」を使ってIP電話サービスを試用してみた。