“生の”と書くのは、実際はもう少し低いからです。このPAM16と128DSQを組み合わせた状態でのデータのエラーレートは、10の-2乗bitのオーダーと言われます。つまり、100bit送ると1bit以上がばける、という話でいくらなんでもこれでは使い物になりません。そこでエラー訂正のために「LDPC(Low Density Parity Check)」と呼ばれる符号を使ってこれを補うことにしました。これを使うとエラーレートが10の-12乗bit、つまり116.4GBytes程度を転送すると1bit以上が化けるところまでエラーを押さえ込むことに成功しました。