前回は「GbE(Giga bit Ethernet)」を取り上げましたが、今回紹介する「10GbE」はGbEの10倍の10Gbps、つまり10000BASEです。GbEあたりまでは、1000BASE-Tなどと表記する場合も少なくありませんが、流石に10,000ともなると桁が大きすぎて混乱を招くと思ったのか、10GbEあるいは10GBASE-XXXと記述するほうが多いようです。
「CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)」とは、要するに「伝送路上に他の通信が流れていないことを確認の上で送信を開始するが、その後干渉があったら(ランダムな時間待機後)再送信する」という方式で、10BASE-5からGbEまでずっと使われていました。